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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年1月富士山特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮沢 正美 議員
質疑・質問日:01/12/2010
会派名:自民改革会議


○宮沢委員
 富士山の日条例の関係からですけど、本当に時間がないので無理もないと思うんですが、取り組みを見ても、何かポイントに欠けているなという思いもするんですが、特に富士山の日条例、静岡県の条例ですから、別に地元とか何かということではないのですが、これを見ると本当に東部地区では余りなくて、取り組みの中で県外ですとか、グランプシップとかが多いわけですが、地元、特にこれから世界遺産への取り組みをしていくということになると、構成遺産の関係なども含めて、地元の皆さんの盛り上がりというのが第一になってくるかと思うので、あと1カ月ちょっとですが、積極的に働きかけて、この条例の制定の意義があるような取り組みをお願いしておきます。
 次に、小浜池の問題ですが、決定打がないというお話ですが、先ほど言いましたように地下水のくみ上げの問題に尽きるように思います。そういう意味では、その辺の対策をきちっとするとか、ルールづくりをきちっとしていくということが一番大事だと思います。そういう意味で、管理計画ができたわけですが、そういうところに向ってやっていただきたい。
 地元では、市でやれることというのは限られているというか、余り大きなことはできないわけです。三島市もそういう取り組みをしていると思いますが、小さなダムづくりであるとか、浸透マスとかいうような、ある意味では余り大きなことはできないわけです。そういう意味で、先ほど言った工業用水の問題とかも含めて、県がしっかり取り組んでいただくことによって、湧水の復活につながっていくのではないかと思いますので、今後検討をお願いしたいと思います。
 富士山観光については、先ほど答弁いただいたように、本当に山梨が優勢で、静岡県の取り組みというのが非常におくれているという心配をしております。静岡県にも有数な宿泊地等もたくさんあるわけですので、今後の課題ということになると思いますが、商品開発をしっかりしていただいて、多くの皆さんが富士山観光のために、静岡県に泊まっていただけるような取り組みをお願いしておきます。以上です。

○大野県民部世界遺産推進室長
 委員の皆さんの御要望にこたえられるように、関係室とも連携をしながら今後進めてまいりたいと思います。以上です。

○西沢県民部水利用室長
 小浜池の湧水の問題ですが、湧水は地下水が表面に湧出したものでございます。水系的には地下水系というのは関係する地域全体になりますので、あの小浜池になると黄瀬川水系。富士山から来るいわゆる御殿場、裾野、小山、それから東富士地域と黄瀬川地域、沼津、三島、長泉町、清水町、そういう市町の方々と同一の場を設けまして、全体で流域連携をしていく醸成を図ろうと、19年度から打ち合わせを立ち上げて進めております。
 今年度は、そういう意味で水についての啓発を流域連携で実施しております。
 それから、昨年20年度に実施いたしました富士山からどういうふうに地下水に流れてきて湧水が出るかの調査をもとにしまして、今までは年に2回程度の湧水調査でしたが、富士山から来る地下水が多いところ、重要なポイントを連続的に計数変動を含めて、消長を把握するために今年度、こういう連続的な水系に設置するように段取りを行っておるところでございます。今後とも継続して湧水の調査を強化していきたいと考えております。

○森委員長
 もう一つ、観光について山梨県に負けないような新商品の開発についてどうかという趣旨の質問です。

○加藤産業部観光振興室長
 山梨県とどうこうということではございませんが、宿泊体系が静岡県と山梨県では、観光の実情が違いまして、金額的にもかなりいろんな旅館、ホテル等で差もございます。これは昔から伊豆地域では、首都圏の奥座敷、そういう意味のいやしの施設として高級感のある形での特色もございますし、あるいは山梨県は、富士山の近くの河口湖や山中湖では合宿を目的とした旅館という成り立ちの違いもあろうと思います。いずれにしても、今の海外からのお客さんは、非常に安い、低価格商品というのを望んでおられます。ただ、これでいきますと、各県が低い商品での競争ということで、今後の先行きは非常に難しいと思っています。
 本県としましては、高品質のツアー、富裕層に向けたツアーの企画というのを現在主眼として行っております。ゴルフの方々であるとか、あるいは伊豆半島、あるいは浜名湖の高級旅館に泊まるツアーとか、そういう形で富士山とあわせたもの、あるいは寸又峡のSL、そういう特色を生かしたものを富裕層の方々に売っていくという形で、現在誘客活動を展開しているところでございます。これにつきましては、数がまだまだ少なく実績も少ないですが、基本的にはそういういいものが売れていくということは、今後につながるというふうに私どもは思っておりまして、これを観光局としては積極的に売り込んでいきたいというふうに思っております。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp