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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:03/09/2022
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 一問一答方式でお願いします。
 説明資料の3ページと4ページ、第42号議案「令和3年度静岡県一般会計補正予算」の関係です。
 4ページの主な事業の(2)その他の上から5つ目ですが、観光地ワーケーション受入促進事業費助成の2億2570万円の減額補正です。
 理由として、コロナを収束させるには何といっても人流を抑制することがあり観光促進事業なども全て中止を余儀なくされた中で、ワーケーション受入促進事業が進まなかったことは想像できるんですけれども、改めてこの観光地ワーケーション受入促進事業費助成の2億2570万円を減額補正する要因について御説明を頂きたいと思います。

○川口観光政策課長
 観光地ワーケーション受入促進事業費助成では幾つかの事業に取り組んでおります。
 1つは、宿泊施設のワーケーション受入れ体制整備に対する助成、あとは誘致のためのモニターツアー実施、相談窓口の設置、ワーケーション適地の情報発信を令和3年度は取り組んできたわけなんですけれども、大きな要因としましては、宿泊施設のワーケーション受入れ体制の整備助成について、コロナ禍でなかなか着手ができなくなったことで当初見込んでいたものが実施に至らず実績見込みに応じて減額した、あるいは幾つかのモニターツアーが催行されなかったことで、今回減額のお願いをしているところです。

○盛月委員
 昨日の説明にもありましたけれども、説明資料の37ページから美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略の評価が記載されている中で、今後の取組とか評価と課題が様々な項目について書かれています。40ページの課題に、テレワークで仕事ができる時代の中、ワーケーションを推進し新たな需要を獲得することが必要と書かれていまして、今後の取組方針の中にも宿泊施設におけるワーケーション受入れ環境の整備支援や受入れ促進に向けた情報発信、観光事業者と企業とのマッチング等を実施と書かれております。
 令和4年度についても、ワーケーション受入れの事業については県としても力を入れていく方向性だと思うんですけれども、令和3年度になかなか事業が展開できなかったことは先ほど御説明を聞いて納得しているんですが、力を入れていく事業である割には令和4年度の予算が3分の1くらいになって1億200万円です。令和3年度にやろうと思っていたことを大分削った金額なんだと思うんですが、その本気度といいますか、コロナがこれから収束していくことを本当に願っているんですけれども、新たな働き方とか生活の価値観だとかすごくこれから期待ができることだと思うんです。
 予算をぎゅーっと縮小しての事業展開ということで令和4年度はやっていくことになっていると思うんですが、その辺について意気込みと本気度というか、御説明を頂きたいと思います。

○川口観光政策課長
 令和4年度の助成は引き続き行ってまいりますが、基本的には令和3年度に実施に至らなかった部分、言わば継続の部分であるとか、新規で取り組む市町を取り込めるように今年度実績額同等以上の助成額計上をお願いしているところです。金額の多寡というよりは中身を見直して推進してまいりたいと考えております。
 具体的には、モニターツアーを企画して誘致を図ろうというのが令和3年度の考え方ですが、令和4年度につきましては幾つかの市町であるとか民間の中でワーケーションプランが行われておりますので、そういったプランが実現できるようなマッチング商談会――より実践というか、より具体な実現につながるような商談会に切り替えて予算を効率的に執行してまいりたいと考えております。9番委員御指摘のとおり新しい生活様式で、新しい観光スタイルでワーケーションに取り組むということですので、引き続き本気度という部分ではしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

○盛月委員
 やっぱり市町との連携をしっかりしていくことが重要だと思うので、今まで取りかかっていることが、これから本格的にやっていく事業で成果を出せるようお願いしたいです。移住・定住につながる非常に大事な事業だと思いますので、しっかりと予算の中で効果が出るように取組をお願いしたいと思います。

 それから、何人かの委員さんからも触れられていた部分なんですけれども、総合教育会議で様々協議され令和4年度当初予算で措置された事業と御説明を頂いております。説明資料25ページです。
 その中に3(3)誰一人取り残さない学びの保障で、健康福祉部、教育委員会の施策として新規で予算措置されたとの説明がありました。特に医療的ケアの必要な子供たちへの支援は一人の子供も取り残さないという部分で非常に大事であると思っているんですが、私学に通っているお子さんの中で医療的ケアが必要なお子さんは県内でどれくらいいらっしゃるのかをまずお聞かせ頂けますか。

○奥山私学振興課長
 医療的ケアを必要とする子供たちは県内に5人いると承知しております。

○盛月委員
 5人いらっしゃるんですね。その一人一人の子供が決して取り残されることがないように、しっかり状況を把握していただいて、困っていること、支援が必要なことがあればお声をしっかりと聞いて対応していただきたいなと思っています。
 私たちも日頃お話を聞く中で、看護師さんを確保するのが非常に難しいという御相談が多いんですけれども、私学に通っているお子さんの保護者の方は看護師さんを確保することにはそんなに困っていない状況なんですか。その状況を把握していらっしゃいますか。

○奥山私学振興課長
 今5人いる学校の中で看護師の確保が困難かどうかは把握はしておりません。ただ今年度、国の直接補助で看護師を雇い上げる事業があります。相談がありましたり、何かあったときにはこういった事業を御紹介して、先進事例などをお伝えしながら進めてまいりたいと考えているところです。

○盛月委員
 特別支援学校や県立高校は教育委員会で見ることになると思うんですが、私学の場合は担当が違うんですと教育委員会の方もおっしゃるんですよ。
 でも、静岡県に住んでいる子供たちはみんな静岡県の大事な宝ですので、私学に通っていても公立学校に通っていても、みんな大切にしていかなきゃいけないし、一人も取り残さないという意味では個別の御相談には親切に対応していただき、困っていることに支援の手を差し伸べる対策をぜひ考えていただきたいとお願いしておきます。

 あわせて、病気で治療中のお子さんが学業との両立というか、治療と学校で学ぶことの大変さを抱えているお子さんや御家族の方が多くて、医療と教育を連携するコーディネーターのような方がいるといいんだけれどもというお声が上がっています。
 これから教育委員会としっかり連携していただいて、全ての子供たちが学びの場を確保する、保障される静岡県の環境にしていっていただきたいのですが、教育委員会との連携について今まで議論はされたことがありますか。

○奥山私学振興課長
 医療と教育の連携という意味では、教育委員会との協議は少なくともこの1年はやっていません。9番委員からもお話がございましたけれども、教育委員会でどのようなことをされているかの確認も含めお話をしてみたいと考えております。

○盛月委員
 ありがとうございます。
 誰一人取り残さない学びの保障を掲げていらっしゃる以上は、本当に取り残される子供がいないようにしっかりとまた教育委員会と連携して、現場の保護者の方とか御家族の方からの御相談や困っていることもしっかりと聞いていただいて対応していただけたらありがたいです。

○江間委員長
 ここでしばらく休憩とします。
 再開は15時20分とします。

( 休 憩 )

○江間委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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