• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年6月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:沢田 智文 議員
質疑・質問日:07/03/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○沢田委員
 一問一答方式でお願いいたします。
 総務委員会説明資料の21ページ、県庁働き方改革の取組についてのうち、多様な働き方の実現、サテライトオフィスについて質問します。
 昨年度9月に藤枝、中遠総合庁舎に新設し合計6か所、延べ利用件数は1,495件となっています。今年度引き続き6か所で運用となっていますが、サテライトオフィスの成果と課題、今後の方向性について伺います。

○室伏行政経営課長
 サテライトオフィス関係について御答弁いたします。
 現在、サテライトオフィスは6か所、25席で運用していまして、多少の増減はございますけれども1日当たり平均で約4件利用されており、現在利用者数としては増加傾向にあります。
 利用形態として出張前後に利用する方が約7割を占めており、これは例えば出先機関の職員が県庁に出張した際の会議結果を報告書にまとめる作業にサテライトオフィスを利用していると考えています。
 そうした出張時に利用できることによりまして、時間の有効活用による仕事の効率化あるいは職場に戻らずに直接帰れることもあり、職員のワーク・ライフ・バランスに寄与していると考えています。
 課題としましては、これまでの6か所の運用に加え、職員からは未開設の総合庁舎にも開設して欲しいといった声もございますけれども、開設やその後の運用にも一定のコストがかかりますので現状以上の開設はなかなか難しいと考えています。
 それに加え、先ほど申し上げたモバイルパソコンを今後職員に1人1台整備する予定になっていますので、これを使えば基本的にはどこでも仕事ができる、勤務が可能になります。現在固定のパソコンやプリンターをサテライトオフィスに整備していますけれども、サテライトオフィスそのものの機能や運用について今後モバイルパソコンの導入に合わせて改めて見直しを進めていく必要があると考えています。

○沢田委員
 ありがとうございます。
 新しい働き方や時間の有効な使い方については、令和3年度に向けて整備されるモバイルパソコンも非常に注目しております。公務員の働き方全般にもつながる取組だと思っていますので、今後に期待したいと思います。

 今モバイルパソコンの件が出ました。ICTの活用についても令和2年度の取組がされております。先ほど7番委員からも質問があり、課題についても答弁をいただきました。
 私からは、現在部局ごとに管理するシステムについて統一されているのかどうか伺います。

○村松電子県庁課長
 システムにつきましては、密接に業務と関わるということと、例えば法令の改正などによって迅速に更新する必要性があるものですから、現在のところは各部局において管理運営を行っています。
 ただ、県では平成25年度に情報処理基盤――サーバーを1つにまとめました。今までは各部局で管理していたものを1つにして電子県庁課で管理しています。
 そういった意味で言いますと、システムというよりもサーバー上は集約しており、ある程度その時点で進んでいると考えています。
 もう1つ、システムの構築に当たりましてもICT推進局で全庁的にシステムの重なりや無駄がないか審査するシステム調整会を開催していまして、その点でも先ほどのサーバーの集約化と併せてコストの削減も進んでいるのではないかと考えています。

○沢田委員
 ありがとうございました。
 クラウド化を進めることも必要で、働き方改革を進めるに当たってはやはりこのデジタル化は手段の1つだと思っています。大事なのは職員一人一人の能力を最大限に発揮し、生産性を向上させることが一番の目的だと思います。そのためにはここに記載されているようにメンタルヘルスの研修や健康啓発、専門的な助言をするアドバイザーの存在も必要だと思いますので、バランス良く県庁の働き方改革を進めていただきたいと思っています。

 次に、光回線の整備について県内未整備の地域があると感じていますが、国の2次補正で整備費用の臨時交付金があると出ています。県の取組について伺います。

○小泉ICT政策課長
 光ファイバー網の整備についてお答えします。
 県では、平成20年度から県単独補助金である光ファイバー網整備推進事業により市町に助成してきたところです。この結果、令和元年度末で世帯カバー率が99.2%となっています。
 しかし、8番委員御指摘のとおり静岡市、浜松市を中心に中山間地域でまだ未整備地が残っています。
 このような中、昨年度補助率が県の補助金と同等以上の高度無線環境整備推進事業が国で設けられました。さらに新型コロナウイルス感染対応臨時交付金は条件が整えば高度無線環境整備推進事業に関わる自治体の負担に対して充当できるようになったことなど、国では光ファイバー網の未整備地域に対する整備を一気に進めようとしているところです。
 そこで、県内の未整備地域に対してこの国の補助事業や臨時交付金等を活用して整備を進めたいと考えており、当該制度の活用について関係市町に対し個別に説明や意見交換をするほか、総務省東海総合通信局に働きかけを行っているところです。
 また、関係市町に対し整備に関する調査を積極的に行い未整備地域の現状と課題について集落単位で把握するとともに、今後の整備方針について市町と協議を行っているところです。
 具体的には、光ファイバーを有線で網羅する方法ではなく主要観光施設や公民館、地区集会場の拠点を特定して整備する方法や無線回線を導入する方法など、各市町の地域特性を考慮した整備を提案しているところです。

○沢田委員
 ありがとうございます。
 同じ静岡県民が同じようなサービスや豊かな生活ができるといいと思っていますが、答弁にもありましたように浜松市、静岡市の中山間地域について未整備地がありますので、ぜひ県としても後押ししていただければと思います。

 最後の質問にまいります。
 説明資料の28ページ、29ページ、令和2年度静岡県職員・警察官採用試験の概要についてです。
 3の公募済み試験の状況の中で、公募数に対して受験者数が下回っている部分があります。また公募者と受験者数の数が非常に近いものがありますが、この点についてどう分析されているか伺います。

○市川職員課長
 説明資料29ページの公募済み試験の状況のうち、(1)県職員採用試験大学卒業程度の中で、例えば獣医師の職種で公募数14人に対して申込者数が12人、受験者数が9人と公募数が現時点でも満たない状況にあります。それから8番委員御指摘のとおり公募数と受験者数が近い職種も散見されている状況です。
 県の職員採用試験の募集に当たっては、様々な広報に力を入れています。
 具体的には、県のホームページやLINEの公式アカウントなどを通じて情報発信するとともに、リクナビや新卒のかんづめ、マイナビ転職などの民間の就職情報サイトなども通じて情報発信しているところです。
 それから、人事委員会主催で県庁の職場訪問や静岡市内、県外の4か所で公務員フォーラムという公務員の仕事内容や県職員の魅力をPRする場面を設け、職員の採用情報を発信しているところです。
 それから、獣医師などに見られます専門・技術系の職種についてはより細かくアプローチしようということで、例えば先輩職員が出身大学の研究室に行って仕事内容を説明したり魅力をPRすることも行っております。
 また、専門誌に職員募集の広告を掲載するなどしまして積極的な職員採用の情報提供に努めてきたところです。

○沢田委員
 答弁ありがとうございます。
 県庁全体で各部局でもかなりUターン、Iターン、Jターンについて強力に取り組んでくれていると思います。情報がなかなか届かないところも課題の1つだと思いますが、人事委員会でも取組をされていてやはり優秀な人材の確保は静岡の課題だと思っていますので、今後も引き続き強化をお願いしたいと思います。

○野崎委員長
 ここでしばらく休憩したいと思います。
 再開は15時10分といたします。
( 休 憩 )

○野崎委員長
 委員会を再開します。

○小野田行政経営局長
 お手元の資料に訂正がございます。
 第101号議案資料、静岡県公安委員会委員の任命についてです。1ページ一番下の3現委員の構成の表の上から3人目の委員でございます長澤弘子委員の住所が静岡市と記載されておりますけれども、浜松市の誤りですので訂正させていただきます。申し訳ございませんでした。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp