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委員会会議録

質問文書

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平成30年12月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 進吾 議員
質疑・質問日:12/17/2018
会派名:自民改革会議


○天野(進)委員
 それでは2点お尋ねしますけれども、それぞれ全く違いますので、一問一答方式にさせてください。
 優しい日本語に取り組む前提で本当に取り組んでいるんだろうか。県のいろんな言葉、ユニークな言葉があります。例えば士民という言葉もちょっと間違えると土民になっちゃうんだね。武士の士を使うんじゃなくて、一般の市民で間に合うと私は思うんです。
 今回の平成30年度静岡県の新ビジョン総合計画評価書案、平成30年度美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略評価書案も極めて理解できない言葉が続いております。新ビジョン評価書案、あるいは総合戦略評価書案は率直に言って優しくない日本が続いていると思っております。川勝知事に負けないようなことを考えないで、難しい言葉については知事には負けますからどうぞ気楽に、誰もが大衆がわかってくれる日本語でぜひこれからは考えてほしい。その姿勢についてまずお尋ねします。

○吉良総合政策課長
 総合計画に掲げる言葉が難しいのではないかという御指摘は本会議でもいただいたところでございます。例えば、静岡県をドリームズ カム トゥルー イン ジャパンの拠点にといった言葉はわかりにくい。後期アクションプランを策定する際にもポスト東京時代の理想郷をつくるという言葉がわかりにくいじゃないかといった議論もございまして、御指摘を受けて総合計画にその言葉の解説を入れたところでございます。新ビジョン評価書案におきましても言葉の解説をしています。総合戦略評価書案につきましても、これから“ふじのくに”づくり白書で公表していくわけでございますが、その際にもこういった言葉の意味をわかりやすくお伝えできるように新ビジョンに書いたので、評価書案には落とし込まないのではなく丁寧に落とし込んで、見る方にできるだけ御理解いただくように努めてまいりたいと考えてございます。

○天野(進)委員
 今お話ありましたけれども、ポスト東京時代っていっても一体ポスト東京はいつのことなんだと、率直に言ってほとんどの日本人が思うはずです。ポスト東京時代がこの静岡に生まれてくるなんて誰も考えないでしょう。
静岡は静岡独自でこれから歩んでいかなきゃならないはずであります。そういう意味で私はあえて難しい、理解できない言葉をもって語るような行政はやってほしくない。そんな思いで申し上げました。

 次に話はちょっと飛びますけれども、実は9月議会の終わった後に山梨総務局長にお話をしました。そして山梨総務局長に調べていただいたんですけれども、長い間ある疑問を抱いておりました。恐らく議員の皆様方も感じていると思うんですけれども、県庁には本館があり西館があり東館ができ、そして警察の建物ができたときにこれは容積率違反じゃないだろうか。どう考えてもこの場所にこんな高い建物をたくさん並べることはできない。そういう思いを持っておりました。いつかそれを調べてみようと思ってこの前の議会が終わった後に山梨総務局長に申し上げ、そして担当から資料を出していただきました。何と合法なんですねこれ。合法ではありますけれども、だからこそ申し上げたい。
県庁の前に道路があります。それはそっちへつながっている。この一角が県庁の敷地だと思っておりましたがそうじゃないんですね。法務局の土地が入っているんです。真ん中に公道が走っていて、その向こうの法務局の土地が静岡県の土地と一緒になっているから許されるんです。そんなことが民間で許されますか。大変に不思議に思いました。
 それを過日ようやくわかったんですけれども、それは一体どう理解するのか、ここで回答するのは篠原知事戦略監かな、誰の担当かわかりませんけれども、どなたか教えていただけませんか。

○萩原管財課長
 2番委員がおっしゃるとおり、建築基準法がありまして通常1個の建物については1個の敷地となっておりまして建蔽率や容積率が設定されております。
 ただ一方で、県の建物と国の総合庁舎につきましては都市計画法上の都市施設になっております。この都市施設は例えば都市計画公園であったり都市計画道路になっておりまして、建築基準法とは少し違い地域区分をどう利用するかの観点が非常に高くなっています。
 それで、昭和43年に県の本庁舎と国の総合庁舎については1団地の官公庁施設と、この区域全体が1個の都市施設と位置づけられております。
結果としては県の庁舎の敷地、そして国の庁舎の敷地を集めた上で建蔽率と容積率はその中に入っているからいいというシステムになっています。それは先ほど申しましたように、もともとの法律が一般住宅の建築基準法とは別に都市施設になっており、特定の区域に官公庁の機能を集約させて全体の利便性を高める目的がありましてこの道路が入っていても全体としていいことになっております。

○天野(進)委員
 世の中にある法律は多くの皆さんが理解できるものであるべきだと思っております。
 今お話をいただきましたけれども、ここに県庁の土地があって道路を挟んで向こうに法務局の土地があったら法務局は法務局、県庁は県庁。一般市民の生活はそういうことで規制されてきているはずです。それが堂々と許されるのはいささかおかしいんじゃないだろうか。それは国の法律だけじゃなく我々静岡県を考えたときに、国がおかしければ国に文句を言うぐらいの姿勢が必要だろうと思っております。何といってもこの建物、警察ができたときに本当にここにこれだけの建物ができるのかと。
 最近、東京では相当いいかげんにこの規制を変えております。自分たちに都合のいいようにやっておりますけれども、国民があっての法律であればそれは真摯に、その基本的な姿勢は貫いてほしい。それが私の思いであります。意見です。

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