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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年9月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:10/03/2017
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 一問一答方式で何点かお聞きしたいと思います。
 委員会資料の53ページにこども版ふじ33プログラムの内容が書いてあります。まだ始まったばかりで恐らくこの状況を見ながらということでしょうけれども、若干わからないのは誰が講師ですか。
 それから平成29年9月から9回とは9回連続講座ですか。ちょっとその辺がわかりにくいものですから、御説明をお願いします。

○土屋健康福祉部理事(健康経営推進担当)
 こども版ふじ33プログラムは、東京大学の研究グループとやっておりまして、講師は東大の医師、栄養士、運動指導士と一緒にやっております。
 それで教育委員会と連携しまして、9回の授業は協力校を求めまして、小学校からの希望でやる形で小学校6年生に授業をやっております。

○前林委員
 確認ですが9回というのは、4校で9回やるのか、対象の241人全員が9回の講義を受けるのか、その辺だけ教えてください。

○土屋健康福祉部理事(健康経営推進担当)
 4校ですが、1校だけは1回実施し、他の3校は1カ月ぐらいの期間をあけて、2回授業をやります。クラスが4クラスのところは2クラスずつやったりするものですから、合計9回になります。また人数は延べ人数になります。

○前林委員
 わかりました。健康づくりを子供のうちからということで、非常に大事な授業だと思っております。
 先ほど言いましたように、まだ始まったばかりで今後のことはわからないと思いますが、今のところの見通しとして、これを全県に広げていく予定があるのかどうか、教えてください。

○土屋健康福祉部理事(健康経営推進担当)
 7番委員のおっしゃるとおり、ことしはモデル事業を行いまして、全県に広げていきたいと思っております。
 指導要領案や教材をつくりまして、静岡県の子供たちには、子供のころから生活習慣病の予防について、しっかり学んでいただく授業となります。

○前林委員
 先ほど言いましたように、大変大事な取り組みだと思いますので、私もできたら一度見させていただきたい。そういう希望もございますので、どうかよろしくお願いします。

 次に、委員会資料61ページに薬物乱用防止の取り組みについて書いてあります。
 この薬学講座を全ての小中高等学校にやるのは、なかなか大変だと思います。そういう意味で100%実施とはすごい成果だと思っております。
 ところが薬物に手を染める危険性が比較的高いのではないかと思われる大学生、二十前後への薬物乱用防止講習会は、平成28年の実施率が67.4%と3分の2しか実施できていない。この辺はどのようなことが原因か教えていただけますか。

○岡野薬事課長
 ただいまの御質問ですけれども、薬学講座につきましては、昭和のころから各教育委員会と連携して小学校、中学校、それから高等学校で進めてまいりました。
 それから大学につきましては、実施率が約3分の2の67.4%でございますけれども、現在学生ボランティアを募集いたしまして、この薬物乱用防止啓発に御協力いただいているところです。実際に大学等の事務局等に行きまして、できる限りの協力をお願いしているところでございます。
 今後とも大学等で教育を進めるよう県としては強力に啓発活動を実施してまいりたいと思っております。

○前林委員
 大学や高等専修学校、高等専門学校でも100%実施となるように、ぜひ御努力をお願いしたいとともに、小中高等学校も保護者等へ拡大と書いてございますが、これもやっぱり保護者の意識も非常に大事だと思いますので、PTA等に接触しながらもっと広がっていけばいいなと思いますので、ぜひその辺の取り組みをお願いしたいと思います。

 それから、総合計画後期アクションプラン評価書案ですが2点だけ教えてください。
 自立と社会参加に向けた総合的支援で280ページの一番下のところに精神科病院への入院患者の地域移行をより一層進めるため、地域の一員として、安心して自分らしい暮らしができる地域づくりが必要であると2行で書いてありますが、非常に難しい取り組みだと思うんですけれども、その辺の認識はいかがでしょうか。

○清水精神保健福祉室長
 精神医療患者の方の地域移行につきましては、地域において圏域ごとに会議を開いており、病院関係者、相談支援事業所、市町が連携して取り組んでいるところでございます。
 県内の精神科病院に入院している方は、平成29年3月末現在、5,509人いるところですけれども、平成18年3月末の6,346人に比べまして837人、約13.2%減っており、入院患者は減少傾向にあります。
 引き続き、連携しながら地域移行を進めてまいりたいと考えているところでございます。

○前林委員
 今、御説明のあったことを聞いて、ある程度安心した気持ちがありますが、先ほど言いましたように地域の問題としても、家庭の問題としても、非常に複雑な問題で、かなり大変な取り組みだと思っております。そういう意味でまさに総合的に取り組みを進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 最後に1点だけ288ページ。もう最終年を迎えるのに今さらで申しわけないですけれども、人口10万人当たりのホームレス数の目標が4人以下ですが、現状2.5人で目標値以上だと。達成したと書いてあるんですが、そもそもこの4人以下とは、どんな設定の仕方だったのか教えてください。

○山内地域福祉課長
 前回の計画を立てましたときに、平成24年度の10万人当たりの数値が4.29人だったものですから、4名を目標にさせていただきました。

○前林委員
 意地悪な言い方で悪いんですが、4.29人だから4人以下にして達成したからいいんだと。やっぱりゼロならゼロのほうがいいわけですから、本来ならば途中で目標値を設定し直すことがあってもよかったんだろうと思うんです。現状の2.5人でいいんだという御判断でしょうか、御認識でしょうか。

○山内地域福祉課長
 ホームレスとなる起因につきましては、就労問題や健康、家族の問題など複合的な問題を抱えておられます。みずから望んでいる方もいらっしゃると聞いていますが、7番委員おっしゃるとおり、ゼロに近づけるのが一番いいと考えております。

○前林委員
 生活保護を受けられている方々への就労支援も非常にいい成果を上げていることも記載されています。
 そういう意味では、このホームレスの方々もしっかり就労して、自立できる環境づくりを提供していただきたいと思います。目標値達成でいいとすることではなく、課題としてしっかり認識をしてほしいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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