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委員会会議録

質問文書

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令和3年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:11/09/2021
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 よろしくお願いします。
 一問一答方式で1点だけです。
 私どもの要望も含めて取り組んでいただいておりましたお花の件です。
 コロナ禍で様々なイベントが中止されたり、冠婚葬祭、民間のイベント事業等が中止になる中で、県内で生産されている花卉の消費がかなり低迷してお花屋さんたちも随分苦労をなさったと。こうしたところに令和2年度から補正予算を立てて、令和3年度も当初予算を立てて消費につながるように公共施設での活用の取組等をしていただいたと思います。
 コロナの影響により、実際に花の需要がどのように低下したのか。今ざっと予算的な話をさせていただきましたが、どのような取組をしていただき効果が出ているのか、業界の反応等も含めて教えていただきたいと思います。

○乾農芸振興課長
 5番委員からお話があったとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い各種イベントや冠婚葬祭が中止あるいは規模が縮小していることから消費量の低下、価格の低迷がありました。大きなものとしては昨年の第1波の3月、4月では卒業式が中止となったり、あるいは結婚式そのものが行われなくなるなどイベント用の花の需要がなくなり、例年に比べて約半分の売上げとなりました。
 このような中、国の事業を活用して5月から2月まで公共施設約2,000か所、企業や幼稚園等約200か所にフラワーアレンジメントの展示を行いました。また12月から3月までの間に、県内の駅19か所に県産花卉を使用したフォトスポットを造り写真等を撮っていただく取組を進めて県産花卉の活用を促すとともに、県民が花に触れる機会を創出する取組を実施いたしました。
 また、花を含めた県産農林水産物をECサイトで販売する取組も行っております。あわせて関係機関において花の共同購入を実施するなど生産者や困っている方への支援を行いました。
 効果についてですが、例えば今お話ししたフォトスポットは実際にSNSへの投稿や支持数が16万回であり、広くPRされています。また花屋や生産者からは実際に買っていただいた、あるいは買い支えていただいたとの声を頂いております。

○相坂委員
 ありがとうございました。
 花卉支援の取組は非常に迅速にやっていただいたと思いますし、業界の皆さんからもろいろんな声が届いています。本当にありがとうございました。
 地元で生産されている物の消費が落ち込んだときに行政が支援策を立ち上げ、少しでも通常の消費量に近づくように支えていくことは非常に大事なことだと思います。これは花に限らず、農業サイドではいろんなことがあっていろんな取組をされたと思いますけれども、コロナをきっかけにお花で言えば今までお花を飾る習慣がなかった学校にもアレンジフラワーが置かれ、子供や先生が見てやっぱりお花があるといいねという感じになってきていると思うんです。
 要望ですけれども、コロナ予算として国からつけてもらっているのが大半だとは思いますが、コロナが終わってもしばらくはやめず、行政で始めたことがそれぞれの公共施設や駅など民間スポットで事業として定着するまで、全額持つわけにはいかないかもしれませんが何らかの工夫をして定着していけるような成功事例をつくっていただきたい。ほかの産業や生産物についてもそういった道筋でできる新しい喚起策を確立することにつなげていただければと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp