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委員会会議録

質問文書

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平成22年12月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:赤堀 佐代子 議員
質疑・質問日:12/02/2010
会派名:自民改革会議


○赤堀委員
 しっかり読んでないので、つまみ読みで抜けているのかもしれません。申しわけないですけれども、ちょっとお願いします。
 企画広報部で聞いていいのか、ちょっとその辺がわからないんですけれども、超高齢社会を迎えている中で、高齢者の弱者に対しての施策は何となくわかるんですけれども、この静岡県は、健常者の社会というのをどういうふうな方向で進めていくのか。やっぱり住んでいてよかったというのがどこにあるのか、ちょっとわからないもんですから、それを知りたいです。
 やっぱり今2番委員のお話にも出たように、人口減少の中にあって、高齢者が本当に生きがいを持って生きられる社会について県はどのように描いているのかなと感じました。健常者でいてほしいがために、そういった計画があるべきじゃないかなと、こんなふうに思いましたので、お聞きいたします

 それから、静岡県の総合計画ですけれども、いろんな情報とか、環境とか、安全なものを考えたときに、近隣県、また近隣県でないものもあるかもしれませんけれども、他県の総合計画との中で、どういうふうな方向で進めていかれるのか、その辺をお聞かせください。お願いします。

○伊藤総合計画課長
 高齢者に対する県の施策のとらえ方ということでございますけれども、具体的に申し上げますと、基本計画でいうと148ページからということになります。表題を見ていただきますと、いきいき長寿社会の実現としております。高齢者対策というような言葉を使いますと、どうしてもその介護であったりとか、いわゆる弱者である高齢者をどうするかという視点になりますけれども、高齢社会というのは、やはりお年寄りたちが、まさしく長寿を全うするということで、非常に喜ぶべきことだというふうにとらえるべきだと感じます。
 その意味からしまして、いきいき長寿社会の実現ということで、長寿を県民こぞって喜ぶということを基本スタンスにしながら、その中でも例えば介護であったりとか、例えば認知症対策であったりとか、いわゆる福祉としての高齢者対策も中に織り込んでいるところでございますけれども、優先順位としてまず高齢者の方がいつまでも元気に地域で過ごしていただきたいという気持ちを主体にしまして、地域の実情に合った長寿社会対策であるとか、何か生きがいを持って生活していただきたいという視点で、生きがい活動であるとか、社会参加であるとか、そういったものをまず基本計画の中に位置づけているところでございます。

 それから、他県の総合計画との関係ということでございますけれども、具体的に、例えば隣県との総合計画のすり合わせをしているかといったら、そういうことではないんですけれども、今まさしく都道府県という枠組みがございます。県内の地域も同様でございますけれども、地域自体が非常にボーダーレス化をしているということで、広域連携を図りながら、ともに地域づくりをしていくということで、現在も例えば山静神サミット等の取り組みもございますし、さらに、富士山静岡空港の開港等を契機としまして、さらには三遠南信であるとか南北軸もかなり地域としてのつながりが深くなってまいりました。そういった視点につきましても、この計画の中に地域づくりの基本方向ということで、絵自体も県の枠組みを超えて枠をつくったりというようなことをお示ししております。例えば、それは基本構想の26ページになりますけれども、県の西部は三遠南信地域、さらには東部については、富士箱根伊豆地域、さらに日本海との南北軸と、そういったものもイメージしながら、今後ふじのくにづくり、地域づくりを進めていきたいと考えているところでございます。以上です。

○赤堀委員
 ありがとうございます。今、高齢者の生きがいづくりって一言にどういうことを指しているのかなということと、それから福祉の面だけを言っていますけれども、私は、今、農地が非常に問題になってきていると思うんです。農業を専門的にやる人たちが本当に農地を守っていく。そうでない農地を高齢者がここで生きがいづくりとして、もちろん収入につながっていけばいいわけですけれども、土に触れるということは、大変心の安らぎと生きる力につながってくると思います。何かそういうのの計画はあるのかなということを感じました。もしそれに対して生きがいとは、どういうことを指して計画としているんでしょうか。

○伊藤総合計画課長
 高齢者の生きがいとは何かということで、私個人の考えということで御理解いただきたいと思いますけれども、やはり人としていつまでたっても夢を持てる。ないしは、常にチャレンジしたい。そういったことがやはり生きがいということにつながるのかと思います。人それぞれによって、生きがいというのは違うかと思いますけれども、それぞれ個人個人の思いをどのような場面であっても実現できる社会、それがやはり一番望ましいというふうに考えています。
 そういったことから、それぞれのライフスタイルであったりとか、それから地域の特性であったりとか、そういったそれぞれの人の思い等に応じたいろんな選択ができる、そういった長寿社会になることがやはり理想ではないかと思います。県としてそういった取り組みを進める、支援していくというスタンスでいくべきであろうというふうに考えています。以上です。

○赤堀委員
 ありがとうございます。人間らしくいつまでも輝いて生きられるような、そういった計画をつくっていっていただきたいと思います。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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