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委員会会議録

質問文書

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平成28年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:林 芳久仁 議員
質疑・質問日:07/11/2016
会派名:ふじのくに県民クラブ


○林委員
 先ほど6番委員からもありましたけれども、熊本地震を踏まえて、市町も含めて訓練をやることは非常に結構なことだと思います。
 県の給水事業の水道、工水と市町の給水事業、これも漏水とか、地震によって管が破裂したとか、これについての検査機とか探知機とかを設置してあると思うんですが、熊本地震を見ると、復旧までかなり時間がかかったんですね。ということも考えていきますと、この辺の部分っていうのは、この訓練の中で、点検の意味でどうするのか。今の技術ですと探知機は機能的にかなりすばらしいものができていると思うんですけれど、これの状況を教えてください。以上です。

○佐藤事業課長
 地震の際の漏水の検知ですけれども、一般的な場合の漏水の検知と、地震の場合の漏水の検知は、若干違います。
 一般的な漏水の検知に関しましては、電磁波とかいろんなIT機器を使って、振動とか音とかで漏水している箇所を探求していくという機器が今あるんですが、熊本の場合は、一気にいろんなところが漏水したものですから、復旧の仕方は、まずある程度大規模に漏水しているところを押さえます。その後、まず1回水を流してみて、また次の小さい漏水がある箇所を探査しながら、現地を実際に人間が歩いて検知していって、ここに漏水箇所があるということでまたそこを直していくというような、今現状の混乱の中では、そのような対応をしていると聞いております。

○林委員
 県の水道事業、工水の関係についても同じようなやり方なのか。漏水といってもかなりひどいところに出るということですけれども、熊本地震の場合の検知器の様子を見ると、分かりにくいというか、復旧に相当の時間がかかって、どうしても給水車を出さないといけないということで、何とか集中管理などができないものかどうか。我々素人なものでわかりませんけれども、技術的な部分として、これは静岡県ばかりではなく他県も同じ状況だと思うんだけれども、この辺はどうなんですか。1点だけお願いします。

○西谷企業局理事
 熊本地震については、熊本県は地下水に依存していまして、今回の地震が断層型で揺れが激しかったものですから、それによる漏水というものが起きました。その地下水が濁ってしまったもので、一旦直して、流してもやっぱりそれが濁っちゃったということがまず1点。水道管の漏水はやっぱり地下にあるものですから、今言った機械がたくさんあればいいのかもしれないんですけれど、やはり技術者が必要で、今回もそうなんですけれど、例えば給水車は全国から100台くらい来て応援した。東京都とか大きな自治体から、多分延べ人数でいくと1,000人以上が来て調査して、実際に突きとめて直していくというのが実態なものですから、はっきり言って経験的なところで、静岡県としてもそういう技術者を今後も継承していかなければならないことが、今回の地震対策の中ではすごく教訓になって、これからもそういうことに努めていきたいなと思っております。

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