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委員会会議録

質問文書

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平成26年決算特別委員会企画くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:11/06/2014
会派名:自民改革会議


○石橋委員
 それでは、一問一答方式でお尋ねさせていただきます。
 まず、企画広報部予算の不用額が多いということは、先ほど来質問があったわけでございますが、この点について予算が丼勘定なのか、事業を推進する力がないのか、どのように部長はお考えなのかお伺いします。

○白井企画広報部長
 企画広報部で持っている仕事というのは、事業と費用を緻密に積み上げることができないものもかなりあります。そういう面では、まずは着手するに当たって、不足があっては困るというような思いもありまして、ある程度の予算を用意しますけれども、執行に当たっては的確な支出に努めた結果として、不用残が出ていると認識しております。以上です。

○石橋委員
 県民の目から見ますと、税金の使い方が荒っぽいと見られてもしようがないと思いますので、ぜひ不用額が余り大きくならないように注意していただきたいと思います。
 その例を紹介します。エネルギー政策課の新エネルギー導入促進事業費であり、主要な施策の成果等の説明書の45ページと73ページにあります。予算現額14億5800万円余、支出済額が10億4500万万円余、翌年度繰越額が1億9200万円余、不用額は2億2000万円余と、これが一番大きな不用額ではなかろうかと思います。
 特に太陽光発電設備の導入は順調であるけれども、太陽光発電は電力網の負担や出力が不安定であること等の課題も指摘されているわけであります。一方でバイオマス、中小水力、地熱発電の導入は進んでいないのではないかという声があるわけであります。
 特に中小水力、地熱は立地条件等が限られ水利用、温泉利用、景観などの規制や利害関係があるため建設が難しいことは理解しているわけでありますけれども、バイオマス発電は出力が安定しており、間伐材や廃材を有効利用すれば森林の整備にもつながるということで、マイナス面が余り見当たらないが導入実績は伸びていないということです。
 バイオマス発電の導入促進の具体的な施策、または課題はどのようなものか、また技術的な支援などさらなる支援の必要もあると思いますけれども、その点についてお伺いします。

○高畑エネルギー政策課長
 委員御指摘のとおり、太陽光発電に加え、バイオマス発電を初め中小水力などにつきましては、事業性の評価が難しいですとか、設置しようとする場合に地元関係者との調整があるとか、機器の導入の面でコストがかかるとか、さまざまな課題があります。
 そうしたことに対しまして、例えば県ではバイオマスですと技術開発の協力をするとか、セミナーを開催して意識啓発を図るというようなことを進めておりますけれども、なかなか実際の数字として上がってくるような状況になっておりません。ただ、バイオマスを使った取り組みですとか、中小水力の取り組みというのは、地域で見られるようになっておりますので、そうした取り組みを後押しして実績につながるよう支援する取り組みをしていきたいと考えております。以上でございます。

○石橋委員
 最後に、景気対策の面からも、予算をしっかり使ってよい事業を推進していただきたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp