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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年10月(閉会中)文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:10/23/2023
会派名:自民改革会議


○杉山(盛)委員
 一問一答方式です。他の方の質問と多少かぶりますが御容赦頂きたいと思います。
 まずは、10月12日の商工会議所の皆さん方約31名ということですが、知事のこのときの発言内容は商工会議所の皆さん方から頂いたいろんな陳情や要望の中に全く入ってないんですよ。これは間違いないですよね。

○村松スポーツ・文化観光部長
 この件について経済産業部から議事録を取り寄せまして、東アジア文化都市2023について要望が入っていないことは確認しております。

○杉山(盛)委員
 そのことが分かった上で、知事が発言の中で話がずれますと間違いなく言っているんですね。何でずれた話をこの場でしなければいけなかったのか。その意図が分からないので教えてください。

○村松スポーツ・文化観光部長
 直接知事に確認していないですが、私の考え方を申し上げさせていただきます。
 知事は、東部地域、伊豆地域も含めてですが、観光が1つの重要な産業であると常々発言しております。こういった中で今回の発言も、観光振興の推進の要望があった中で文化を切り口に観光にもつなげていく部分があるのではないかという思いで発言したと思っております。

○杉山(盛)委員
 東部だけの商工会議所の方々が来ているなら分かりますが、静岡県全体でしょ。全くする必要のない話ですよね。
 その中で、自分で話がずれますと明確にまず言った。それからもう1つ、東アジア文化都市2023のレガシーの拠点を今探している、職員が希望したのが三島市だと言っている。これは人のせいだ。そしてその土地の物色に関しても詰めの段階、定期借地まで言葉が出ているわけですよね。
 先日、リニアか何かの関係で今富士山の1合目だとか2合目だとか話がありましたが、本件は富士山で言うなら何合目ですか。

○村松スポーツ・文化観光部長
 あくまでも私の捉え方でございます。
 土地についてどのような状況になっているかという詳細を当部では把握しておりません。ただ当部に関する活用方法については、5つあるうちの1つとずっと聞いておりましたので、そういった意味で今回の発言について富士山を登り始めたとは認識しております。どの程度であるかは少し判断しかねるところでございます。

○杉山(盛)委員
 村松スポーツ・文化観光部長に聞いてもね。
 ただもう詰めですよ、詰めの段階。そして定期借地でお借りしたいという具体的な案がもう既に言われているんですよね。
 いろんな提供資料の中からこの言葉は4月24日にもう既に出ているわけですよ。4月24日の資料は今忘れて来てしまいましたのでうろ覚えで言っておきます。定期借地がいい、このイチョウ並木は綺麗だから一応は切らないようにしよう、ここは建物を壊して2階建てがいいといった発言を知事がしているんですね。先ほど言ったスポーツ・文化観光部に対する情報提供だとかそういうものも含めて整合性が全くない。
 もう詰めの段階に入っている話を議会や所管部にも話さないで、全くの部外者の方々に話したことは大きな問題であると思います。村松スポーツ・文化観光部長の認識はどうですか。

○村松スポーツ・文化観光部長
 今回の件につきましては、知事の思い、アイデアが言葉になったと受け止めておりまして、政策を形成している段階での発言だと思っております。そういった中で一般論として申し上げますと、知事の発言は非常に重いものがございますので、内容、その影響など十分に認識して慎重に対応する必要があると認識しております。

○杉山(盛)委員
 参考のために私も商工会議所関係のかなりの方々に伺ったんですが、要望を31人で行ったときになぜこんな話を急に知事がし始めたか全く分からない方が非常に多いんです。
 河原崎聖議員の緊急質問に対して、要望項目に関連して発言していると知事は答弁しています。観光との関連があるわけないじゃないですか。ましてや先ほど言ったように、商工会議所の東部の方々だけが来ているならともかく、県内の皆さんが来ている前ですよ。三島市にピンポイントで、東アジア文化都市2023のレガシーだか何だか知りませんが、それをつくるために自分が勝手にべらべらべらべら、県議会議員は誰も知らない、所管部も知らないような件について、もう詰めの段階に入っていると発言したことが大きな問題ですよね。
 それで、職員レベルの内部の検討は始まっている。しかしまだ1つのアイデアにすぎません。何も決まっていないのが現状だという答弁を河原崎聖議員にしているわけですよね。これ完全な詭弁だよ。
 大体、県議会に対して何もそんなことを説明も、相談もしない。そしてこれからコミュニケーションを取りましょう、何とかそういうことをやっていきますって言ったのは何日前ですか。そのことを一番僕らは問題にしているわけです。ですから、この知事の給与の減額条例案の提出にあたっても、知事に対して不穏当の発言が今度あったときには辞職を促している中でいろんな議論がされてきて、その結果10月13日にはいよいよその採決をしましょうという前日にこの発言を普通しますか。これで知事と議会とのコミュニケーション、もっと言えば県庁の内部組織のコミュニケーションが全く図られていないことがあからさまになったと私は思いますが、どうですか。

○村松スポーツ・文化観光部長
 今回の件につきましては、知事の思い、アイデアに対して職員として十分対応ができていなかったことについては反省すべき点があったと考えております。
 今後は、部局間でしっかりとコミュニケーションを密にして知事と政策協議を進めてまいります。

○杉山(盛)委員
 村松スポーツ・文化観光部長がおっしゃることは分かるんだが、こちらから知事に対して提案したことならともかく、知事が進めていきたい事業でしょ。これは県議会としてもやっぱり看過できないので、万が一これから予算案が出されたとしても相当厳しくなると思うんですね。どうですか。

○村松スポーツ・文化観光部長
 この件につきまして、当部としてまだ決まっているものがなかったという認識でいたものですから、もっともっと県庁内で状況を把握しながら進めていくべきものであったと反省しております。
 東アジア文化都市2023のレガシーの拠点ということで当部もまだ詳細を検討しているわけではございませんし、内部決定もしてございません。このことにつきましては内部はもとより、議員の皆様ともしっかりと意見を交換させていただき、議論をまたしかるべきときにしっかりと進めさせていただきたいと考えております。

○杉山(盛)委員
 9月定例会で議案第107号に関していろんなものを附帯して議員全員の決議で決まったことですね。
 その中で、不適切発言があった場合に辞職という文言が入っているんですが、今回の議員に対して、また各部に対しても全く言わずに民間の方々に先に説明してしまった。これを不適格かどうかと判断するのは知事ではない。議員ですよ。それははっきり申し上げます。知事がいくら不適格じゃないと言っても、そんなものは詭弁で決めるのは我々議員です。これは県の職員として皆さん方もよく認識していただきたい。

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