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委員会会議録

質問文書

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平成23年10月大規模地震対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小楠 和男 議員
質疑・質問日:10/26/2011
会派名:自民改革会議


○小楠委員
 要は、この静岡県でも三次想定で浸水区域が示されていますし、安政地震のときの浸水域なんかもすぐに見れるようになっているんですけども、結局それ以上のものがくるだろうとみんな思っているわけです。今回の地震を見ると、そういったときに、例えば、今までのハザードマップによる色分けが次の想定でどのエリアまで拡大するのかなと思っているんです。もちろん国の中央防災会議とかの方針を受けて、県が決めることになるんでしょうけれども、津波被害がここまでくるよっていう非常に大きな色塗りをしてしまうと、そこに住んでいる人、あるいはそこに土地を持っている人っていうのは、極端な話そこにいられない話になっちゃうじゃないですか。仮にそれが1000年に1度とはいえ、くるかもしれないということで、実際に色がついてしまった、赤色が。そんなところにおとなしく住んでいる人いないです。お金がなくて引っ越せないから仕方がなく住んでいるという人はいるにしても、そういうこともこれから起こると思うんです。先生は住民に対してどこまで情報提供するのがいいと思っていますか。

○阿部郁男氏
 想定っていうのは、あくまでも想定で、そのとおりのことが起きるわけではないっていうのがやっぱり大前提なわけです。まちづくりと関係してくるんで、かなり難しい問題になってくると思うんですよ、やっぱり。

○小楠委員
大川小学校のことが取り上げられていましたけど、私も大川小学校の先の長面浦の尾崎っていうところにボランティアに行っているもんですから地域の事情はよくわかるんですけど、あそこで先生方の避難のさせ方が悪かったとか、何とかっていう議論が、今、されているわけですけど、そもそも想定していないんだから無理なんです。裏に山があるから登れっていったって、あの角度の山は登れないですから。そういうようなことが後から問題にならないようにするためには――責任を回避するために――できるだけ広くとっておきたいというのが行政です。だけど、それをやってしまったら、そこの地域社会が崩壊してしまうかもしれない可能性を秘めているんです。私は今から出てくる被害想定が、そういう点ですごく難しいところを持っていると思うんです。私の意見ばかりで申しわけない。そういうところに住んでいるもんですから。

○阿部郁男氏
 問題だなと思います。正直に申し上げて。

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