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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中田 次城 議員
質疑・質問日:10/11/2021
会派名:自民改革会議


○中田委員
 それでは、熱海市の災害について一問一答方式で一、二点お伺いしたいと思います。
 先日新聞で、県警災害対策課に広域技能指導官である江川警部補が所属しているという記事を拝見いたしました。この方の記事を読みまして災害対応のスペシャリスト、大変すばらしい方がいらっしゃるなと思って頼もしい限りなんですが、この方の持っている広域技能指導官としての資格の条件といいますか、全国で9人しかおらずかなり高いスキルだと思いますので指定の条件、また具体的な活動内容についてお伺いさせていただきたいと思います。

○土橋災害対策課長
 災害に当たる警察官のうち広域技能指導官につきまして、県本部災害課に所属している職員が指定されている技能は救出救助活動であります。警察庁長官から指定を受けております。
 この技能の指定条件につきましては、地震や豪雨などの災害現場における救出救助活動に関して卓越した知識あるいは技能及び優れた指導力を有することであります。
 具体的な活動内容につきましては、これまで習得した技能、活動要領を生かして現場の災害部隊長に対する指揮の補助、救出救助部隊に対する指導助言及び消防や関係機関との連絡調整を行います。さらに平常時においても訓練あるいは教養等を行っております。また本県に限らず全国的な災害警備訓練でも指導や教養を行っております。

○中田委員
 報道の中で江川警部補がおっしゃっていましたが、熱海市の災害は今までの数ある経験の中でも本当にすごかったという言葉がありました。
 そういう意味では、全国で9人しかいないスペシャリストの方が県警にいるのは本当に頼もしい限りでございますので、ぜひこういった方の知見を今後の救助活動に生かしていただいて、また全国でこれからいろいろな経験をされると思いますので、そういったところで培われた外の情報も県警の中に一層浸透させて頑張っていただきたいなと要望させていただきます。

 もう1点聞きたいのは、スキューバ部隊が伊豆山港の海の中に潜って捜索し御活躍されたわけですが、スキューバ部隊があるのは私もあまり知らりませんでした。実際近年スキューバ部隊が出動された事例があれば御紹介頂ければと思います。

○土橋災害対策課長
 機動隊スキューバ部隊につきましては、正式には水難救助部隊という名称でございます。人命救助を要する災害または水難事故に潜水技能を生かして救出救助に当たることを主たる任務としております。
 最近の出動状況としましては、本年中熱海市を含めて3回捜索を含めて出動しており、昨年中は13回出動しております。主な出動案件としましては水難事故に伴う行方不明者の捜索、そのほか刑事事件の証拠品の捜索などに従事しております。

○中田委員
 私は、伊豆半島でスキューバダイビングの伊東市の協議会会長をやらせてもらっていて、海上保安庁の皆さん、地元の警察の皆さん、ダイビングの方とかといろんな方と情報交換をします。
 水難救助で県警のスキューバ部隊また地域の海上保安庁とかそれぞれ所轄の、要は水難に当たる方との今後の連携をよく取って災害に当たっていただきたいと思います。要望しておきます。以上です。

○土橋災害対策課長
 訂正をお願いします。本日現在で本年計3回出動していると言ったんですが、熱海市の出動を除いて3回の出動に訂正させていただきます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp