• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:11/07/2011
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 2点質問させてください。
 説明書の18ページ、19ページですけれども、就職支援、就業支援ということについて一体どのくらいの事業効果が上がってるのかお答え願いたいと思います。
 まず1つは、若者の就職の支援に関しまして、ヤングジョブステーションがございます。業務棚卸表を見ますと、29ページにヤングジョブステーション就職等進路決定率が38.4%と書いてあります。要するにヤングジョブステーションに来られた方々のうち、3人に1人の方は就職したという理解でよろしいのでしょうか。それを教えてください。

 それから、外国人離職者のための就労支援のためにポルトガル語通訳を全県で5人配置したと書いてありますが、この結果、何人の方が就職されたのでしょうか。

 次に、高齢者の就業支援ですけれども、シルバー人材センター育成指導事業が載っております。これもこの業務棚卸表の29ページ、シルバー人材センター就業延べ人員ということでもって数字が上がっております。目標からして非常にまだ数字が低いと思いますが、この理由は一体どんなところにあるんでしょうか。それを教えてください。

 それから3番目に、障害のある方々の雇用の促進ということで、これも非常に大きな予算を使っていろんな事業をされているわけですけれども、これも現実的に平成22年度でどのぐらいの障害のある方々の雇用につながっているのか、お答えをいただきたいと思います。

 それから次の質問は、担い手の育成の話ですが、説明書23ページに農林大学校と漁業高等学園の説明が載っております。農林大学校で卒業者が74名と書いてありますが、これは実際、農業、林業で担い手が何人育ったのでしょうか。それを教えてください。
 それから、漁業高等学園ですけれども、これもやっぱり費用対効果が問われなければならないと思いますが、入学定員が20人であるにもかかわらず、平成22年度の卒業者が10人、入学者が12人と非常に数が少ない。2600万円を使ってこれだけの数の卒業者でよろしいんでしょうか。その辺のことに関してもお聞かせ願いたいと思います。以上です。

○鈴木雇用推進課長
 若年者就職総合支援事業の事業効果でございます。先ほど新卒者等を含めまして申し上げたところでございますけれども、面接会を13回開催するなど大きな雇用の結果が結ばれたと思います。また、ヤングジョブステーション等におきましても、問題を抱えている方々等への支援も十分できたというふうに考えております。そのほか、ヤングジョブステーションの就職相談におきましては、来所者につきましてさまざまな相談に乗ることによりまして38.4%の就職に結びついたものでございます。

 また、外国人への就労支援でございますけれども、これにつきましては西部地域に非常に外国の方が多く、ポルトガル語を話す方からさまざまな相談等がございまして、それに対応するものでございますけれども、具体的に外国人が何人就業できたかという数字は、申しわけございません、つかんでおりません。

 それから、シルバー人材センターの延べ人員が業務棚卸表にまだ届かないではないかという御質問に関しましては、シルバー人材センターの会員数につきましては年々厳しい状況になっております。これにつきましては、やはり60歳以上の方も継続して働いている場合もございますし、シルバー人材センターの皆さんが経済的な理由の中で働いているという方も多く、シルバー人材センターの中では経済的な補てんができる状況にないというのが原因かとつかんでおります。以上でございます。

○望月就業支援局長
 障害者の就職の状況でございますけれども、現在、障害者の平成22年度の雇用率は県内で1.68%というふうになっております。まだ法定雇用率に達していない状況でございます。そのような状況でございますので、今後また障害者の就職は引き続き支援していく必要があると思います。なお、今年度の状況でございますけれども、近いうちに数字が発表されると聞いております。以上でございます。

○石川職業能力開発課長
 農林大学校と漁業高等学園についてお答えいたします。
 農林大学校の卒業者74人の内訳ですけれども、進学・研修・留学等が20人、そのほかの54人が自営並びに就職をしております。その内訳でありますけれども、農林業の自営が5人、農業法人等への就職が13人、農林業の団体への就職が3人、それから農林業関係企業への就職が24人、これを合わせまして農林業関係に就職した方々が54人のうち45人ということになっております。
 それから、漁業高等学園でありますけれども、御指摘のように12人が入学し10人が卒業ということは、まだまだ少ないというふうに考えておりまして、これは中学校、高校を含めまして県外からもかなり生徒が来るものですから、東京で行います漁業就業フェアなどに参加して、できるだけ生徒が集まるような努力をしております。今年度は17人が入学しまして、定員を満たすよう今後とも努力してまいりたいと考えております。以上です。

○前林委員
 御答弁ありがとうございました。
 就職支援、就業支援は非常に大事な事業でございまして、私の計算が間違いなければ3億円を使ってこの支援活動を行ってるわけですので、やはりその成果は十分に検証されなくてはならないと私は思っております。そういう意味で、さらに事業を進めてください。

 それから、関連してこのニート等自立支援セミナーを3回開催されて、参加者が70人ということですが、このニートの問題は関心は高いんですが、当事者が出てこない、これがやっぱり一番大きな問題なんです。この参加者70人というのは、まさか全部保護者じゃないでしょうねと言いたいんですが、その辺をお答えください。

 それから、シルバー人材センターについては、やはり私も再来年60歳になるものですから気にはなるんですが、年金の支給年齢が引き上がるということも話題に上がっているわけでございまして、働きたい方に仕事を提供するということは非常に大事なことだと私は思います。そういう意味で、目標を掲げた以上は、その目標に少しでも近づくような努力を県もしてほしいと思いますが、市町にもそれを促してほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 障害のある方々については、さらに一層仕事を進めてください。

 それから、農林大学校はいいとして、漁業高等学園は、私は議員になりましてからずっと関心を持って見てまいりました。水産高校の場合には、広く水産業という形で後継者の育成をやっているわけですが、この漁業高等学園はまさに現場の担い手、漁業の担い手を育成する部分でございますので、ぜひこれも定員まで人数が来るように、今県外という言葉もありましたが、漁業後継者をしっかり育てていただく機関として大事にしていただきたいと思いますので、その辺はお願いします。
1点だけ、再質問です。

○鈴木雇用推進課長
 ニート等自立支援セミナーの参加者でございますが、保護者と本人、それからその他という区分けにしてございますけれども、やはり本人の出席が非常に悪くて、保護者の約2分の1弱でございます。そのほかに、学校の関係者や関連する方々が出ておられまして、本人の出席は非常に厳しい状況でございます。以上でございます。

○前林委員
 ありがとうございました。やはり引きこもりだけあって当事者がなかなか出てこない。それをやっぱりどう出てこさせるかというところから、ニート対策は始まると私は思っております。そういう意味で、これは私の期待なんですけども、ぜひ事業効果が上がるような御努力をお願いしたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp