• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成25年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:吉川 雄二 議員
質疑・質問日:03/12/2013
会派名:自民改革会議


○吉川委員
 それでは大きく3点お伺いしたいと思います。
 まず1点目は北九州市への応援派遣についてであります。1月25日、県警管区機動隊が暴力団による拳銃発砲事件などが相次ぐ北九州市に向け、特別派遣に出発したとの新聞報道がございました。そこで数点お伺いいたします。
 まず1点目は北九州への本県警察官の派遣人数、期間と今後の派遣予定についてであります。

 続いて2点目は北九州市における本県警察官の任務と実績について。

 3点目は本県における暴力団情勢について。

 4点目は本県における暴力団排除条例の制定状況について。以上お伺いしたいと思います。

 続いて、大きな2点目であります。ゾーン30の運用開始についてであります。私の地元である富士宮市でゾーン30の運用が開始されました。その場所は大富士中学校の周辺であります。私の家の近所であります。子供の通学路対策や高齢者の交通事故防止に大きな期待が寄せられていると承知しております。この施策について数点お伺いしたいと思います。
 まず1点目は路面標示や道路標識の整備のほか、車のスピードを抑える道路改良も行ったと聞いております。その詳細についてお伺いしたいと思います。

 続いて2点目は地元の反響についてどうであるか、お伺いしたいと思います。

 そして3点目はゾーン30の今後の整備計画についてお聞かせください。

 続いて最後、大きな3点目であります。特定失踪者についてであります。警察庁は昨年末全国の都道府県警察が捜査、調査をしております特定失踪者が何と866人に上がると公表しました。驚きであります。それによると静岡県は17人となっております。特定失踪者とは北朝鮮による拉致の疑いが排除できない行方不明者であると認識しております。本県にもこの拉致された可能性のある行方不明者が17人もいるということで大変驚いております。さらに警察庁は特定失踪者についてDNA資料の積極採取を全国に指示したと報道されておりました。そこで2点お伺いいたします。
 まず1点目、本県の特定失踪者に対する捜査、調査状況についてお聞かせください。

 2点目、本県の特定失踪者のDNA資料の採取状況についてお伺いしたいと思います。
 以上であります。よろしくお願いいたします。

○平田警備部長
 北九州市への応援派遣についてお答えいたします。北九州市に派遣した人数ですが、関東管区機動隊大隊長以下112人です。派遣の期間は平成25年1月25日から2月8日までの15日間で、このうち1月27日から2月6日までの11日間、現地で警戒活動に従事しております。それから現時点においては本県警察官の北九州地区への次の派遣の予定はございません。ただ、同地区における暴力団対策は全国警察を挙げて取り組んでいる最中ですので、今後も継続するものと承知しております。

 次に派遣された警察官の任務と実績ということですが、派遣された管区機動隊は暴力団排除運動関係者が襲撃を受けたり、店舗に放火されたりする事件の再発防止を任務としております。福岡県の警察官とともに関係者の保護活動や警戒活動に従事いたしました。具体的には関係者宅及び周辺の警戒、それから繁華街における集団警ら、暴力団事務所の視察、暴力団立入禁止の状況を掲示した店舗の警戒といったことを行っていました。
 期間中、北九州地区において暴力団等による事案の発生はありませんでした。また暴力団員に対する職務質問を積極的に実施した結果、暴力団員1人を道路交通法で反則告知したほか、それ以外の一般事件ではありますが、強制わいせつ事件、それから暴行事件などの現場に最初に臨場して、適切な現場対応を行ったあと、それぞれの管轄の警察署へ引き継ぎを行っています。以上です。

○山口刑事部組織犯罪対策局長
 暴力団情勢についてでありますが、全国的に暴力団は減少傾向にありまして、本県におきましても平成24年末で前年と比べまして100人ほど少ない約1,530人の組員等を把握しており、内訳は構成員が約900人、準構成員が約630人となっております。これを組織別に見ますと山口組系が約7割、稲川会系が約2割、その他極東会等が約1割ということでありまして、直参と呼ばれる2次団体H組織を初め大小約90の組織を把握しております。構成員の数、組織数ともに過去10年間では最も少なくなっているという状況であります。
 近年の特徴としましては県内の2次組織は互いに組織の温存を図るために表面的には共存を表明していることもありまして、平成13年以降、利権や縄張りをめぐっての対立抗争事件の発生はありません。しかし、その一方で警察に対しましては被疑者を出頭させない、捜査員と会わない、捜査員を組事務所に入れないということで組織防衛を図って警察への対決色を強めているという現状にあります。
 平成24年中、暴力団員等855人を検挙しておりますが、約半数につきましては検挙されるリスクの高い薬物事犯、あるいは暴力団においては御法度とされる窃盗、詐欺等で検挙されているということからしても、末端の構成員につきましてはかなり資金獲得に窮しているということがうかがえます。
 しかしながら、現在も約90の組織があるということは現実でありまして、いずれからか資金が流れ込んでいるということでありますので、手を緩めることなく、組織の存在基盤である資金獲得のために慣行される犯罪の取り締まり、それから三位一体となった暴力団排除活動を両輪として対策をとってまいりたいと考えております。

 次に暴力団排除条例の制定状況でございますが、一昨年に県条例が可決成立した以降、順次市町につきましても条例が制定されておりまして、先週の3月8日、一番最後に静岡市におきまして暴力団排除条例が可決成立しました。県及び35全市町におきまして条例の制定は完了しております。以上です。

○渡辺交通規制課長
 ゾーン30についてお答えいたします。警察庁と国土交通省が共同して本年度から5カ年計画で始まりましたゾーン30でございますが、生活道路における歩行者等の事故防止、これらの居住地域を裏道として抜けるというような車両を排除するということで、そういう面で非常に効果があると考えております。実施1年目の本年度につきましては各所が道路管理者と連携してゾーンを選定して安全対策を講じてきているところでありますけれども、委員の地元である富士宮市が最初に施行が全て完了したということで先般報道されたところであります。
 具体的な内容でございますけれども、ゾーン内全域を時速30キロ規制にする。それからゾーンの出入り口――出入り口は26カ所あるんですけれども――そこに大きな標識を設置する。さらには道路標示、道幅いっぱいくらいにゾーン30と書いて通過車両が一目でわかるというような注意喚起を行っています。
 また道路管理者側では警察の表示に加えまして、路面に時速30キロ規制の大きな丸い標識をやはり同じように道幅いっぱいに書いて、スピードの抑制をさせております。
 それからさらに通学路が近くにありますので、車道幅員を狭めて歩行者が歩く路側帯を広くする。そこの広くした所をさらにグリーンでカラー舗装する、明確にするということですね。それから通行車両のスピードを抑えるための施策ということでゾーン内のメーン道路、中学校の前ですけれども、ここに車両が走っていくと視覚的にその路面がでこぼこになっているように見えるイメージハンプを2カ所ほどしております。
 さらにそのゾーン内に団地を建設中でございますけれども、業者によりまして団地内道路を通行するときに真っすぐですとスピードを出し過ぎるということで、それをあえてクランクにしていただいて、スピードを落とさせるというようなことを取り入れてくれているところもあります。

 地元の反響についてでありますけれども、ゾーン30は地元の理解がなければできませんので、いろいろ聞きますと、大きな標識、表示がありますのでスピードを落としているのが目に見えてわかる。安全速度を守ってくれているということで安心感がある。通学路として使っているので、子供たちが安心してそこを通れるということを実感している。親御さんも学校に送って行くときに、こんないい道路ができて家にいても安心であるといった声が聞こえています。

 それから来年度に向けた整備計画でございますけれども、本年度と来年度で合計で57地区を整備する予定です。富士宮市にはさらに1カ所ということで、整備を今考えているところであります。いずれにしてもゾーン30は、通学路対策とあわせて実施することによって効果が倍増するということでありますので、各所を指導するに当たってもこの辺のことを盛り込んでやるように指導はしております。以上です。

○平田警備部長
 続いて特定失踪者に関する調査状況についてお答えします。本県における北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者に対する捜査につきましては、警備部外事課におきまして現在も行方不明時の状況の確認、それから関係者への事情聴取等必要な捜査、調査、それから御家族への御説明を実施しております。
 なお本県警察の捜査対象者は、警察庁が昨年12月に公表したとおり合計17人となっておりますが、この17人は本県警察が主体となって捜査、調査している事案数となります。このほかに他府県警が主体となって共同で捜査、調査している事案が4人ありますので、本県での取り扱い数につきましては、21人となります。

 それからDNAの関係で、本県における北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者に対するDNA資料の採取につきましては、御家族から告発を受け、本県警察が主体となって捜査している1名の行方不明者につき御家族からDNA資料を採取しております。
 その他の事案につきましては今後警察庁と緻密に連絡をとって、その指導を受けつつ積極的な資料採取に取り組んでまいりたいと考えております。その際は御家族の心情を踏まえてその御意向を十分に確認して実施してまいります。以上です。

○吉川委員
 まず1点目の北九州市への応援派遣についてでありますが、御答弁ありがとうございました。暴力団による民間人襲撃などが相次いでいる土地への派遣であります。大変な任務だと思いますが、暴力団による凶行は絶対に許されないことなので、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。また、北九州市民の安全もさることながらみずからの安全にも十分留意し、必ずや無事に帰県してもらいたいと願っております。
 今はありませんが、私の地元は後藤組で有名な富士宮市でございますが、「正・強・仁」で、全力を持って暴力団撲滅に向けて今後とも一層の御努力をいただきたいと思います。

 続いて2点目、ゾーン30の運用開始についてでありますが、今日安心・安全は我が国日本のキーワードであります。日本の安全神話の復活に向けて今後とも本県警察には奮闘、努力をお願いしたいと思います。

 さて、3点目の特定失踪者についてでありますが、私は北朝鮮による邦人拉致事件に思いをいたすとき、思い出すのは戦後の東京上野の闇市でメチルの入ったやばそうな焼酎を売っていた朝鮮人のおっさんの「敗戦国民何言うか」という怒鳴り声であります。あれから60年たちました。朝鮮人とシナ人はいまだ日本人を敗戦国民だとなめているのであります。我が国は、神武天皇の御統制以来皇統2,600有余年にわたって連綿する世界でも希有な国であります。それが北朝鮮は建国五、六十年ですよ。そんな国家になぜなめられなければならないのか、甚だ理解に苦しみます。
 それではなぜこうなったか。それは我が国が平時、自衛権を行使できないからであります。このことが尖閣諸島への中国の攻勢を呼び込み、さらには北朝鮮による邦人拉致を許してきた最大の要因だと思っております。我が国の主権を侵害する北朝鮮の傍若無人な違法行為を実力で排除することに目をつぶり、座視してきた。これは世界でも日本だけの特異な現象だと私は思っております。果たして我が国は真の主権国家といえるのでありましょうか。まさに平和ボケもきわまれりといったところであります。少なくとも我々国民はこのことに自覚的でなければならないと思っております。
 領土問題ですけれど、北方四島の返還について私はよく申し上げているんです。戦争をやって負けて取られた領土は、戦争をやって勝って取り返すしかないんです。私は何も勇ましいことを言っているわけではありません。ロシアは我が国がたとえどんな案を示しても決してこれを返しません。ひっきょう取り返すには既にして戦争しかないと私は思っております。
 拉致被害者の奪還もしかりだと思っています。北朝鮮による邦人拉致事件は戦後最大の主権侵犯事件だと思っております。である以上、私は、日本と北朝鮮の2国間は既に交戦状態にあるという認識と緊張感が必要ではないかと思っております。少なくとも我が国はこの国を排除することにちゅうちょしてはならないと私は思います。このことを私は申し上げたいと思います。
 最後に、警察の責務の遂行に向け皆様方のますますの精進、努力をお願い申し上げまして、私の質問を終わります。

 さて、質問に続き送別の辞を述べたいと思います。
 当委員会に係る説明者の中でこの3月をもって山田交通部長、さらには渡辺交通規制課長のお2人が勇退なされるということであります。
 山田交通部長におかれましては、38年間の警察官人生のうち、交通警察部門に25年間身を置き、交通指導課長として交通事故、事件捜査の指揮に当たられたほか、交通規制業務や運転免許業務と交通関係に幅広く携わり、交通事故の防止に御尽力をいただきました。
 渡辺交通規制課長におかれましては、35年間の勤務のうち、交通警察部門に20年身を置き、交通機動隊長として交通事故抑止に向けた白バイ等の機動力強化に努めたほか、交通指導課捜査室長や交通規制課規制指導官などを務められました。御両名ともくしくも交通警察という面からこれまで県民の安心・安全を守る警察官として御活躍いただきました。このことに対しまして県民を代表して衷心より敬意と感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
 数々の輝かしい経験をお持ちの2人でありますが、ここで退職に当たっての感懐、さらには今後の本県警察のあり方や、その県警を担う後輩への助言などがありましたら、ここで一言ずついただければと思います。よろしくお願いいたします。

○山田交通部長
 身に余るお言葉ありがとうございました。貴重な時間を割いていただきまして、私ども退職する者にそれぞれ発言の機会をいただきまして、大変ありがとうございます。
 私は昭和50年に警察官を拝命いたしまして、この3月をもって38年間の警察生活にピリオドを打つこととなりました。警察生活38年間のうち、先生から今お話があったように25年間を交通警察に身を置いた者にとりまして、最後に交通部長で終わることができ大変光栄に思っております。また、上司、同僚、あるいは部下職員に支えられながら家族ともども健康で定年を迎えることができ、今は感謝の気持ちでいっぱいで何の悔いもございません。
 後輩に一言ということでありますが、一昔前に警察の常識は世間の非常識。うそつきは警察の始まりだということなどを言われ、大変悔しい思いをしたのは私だけではないと思います。これが警察改革の始まりでしたが、私はあれ以来部下職員に対しては機会あるごとに何事にも常識人であれということを指導してまいった次第であります。
 社会人として、あるいは警察官として常識、思慮分別をもって業務を進めることが県民から信頼され、ひいては県民のための警察につながるものと思っております。県民の安全・安心のため組織が強いきずなで結ばれ、よりよい静岡県警になっていってほしいと思っております。私はあと数日で制服を脱ぐことになりますが、今後は県警の応援団として側面から県警を見守っていきたいと考えております。
 ちょっと長くなりますが、最後に委員との御関係について申し上げますと、私は説明者として会計課長1年、首席監察官1年、交通部長2年と計4年間務めさせていただきましたが、会計課長、あるいは交通部長のときには警察予算、あるいは交通安全施設の整備、あるいは交通事故防止活動に対する御理解と御支援をいただき、また首席監察官当時には職員の不祥事、不適正事案に対しては大変厳しい御指摘、御指導をいただきながらも励ましのお言葉をいただくなど、大変心強く大変感謝しております。今後とも引き続き警察に対する御理解と御支援をお願いいたしますとともに、委員の皆様方の今後のますますの御活躍を祈念申し上げまして、お別れの御挨拶とさせてもらいます。ありがとうございました。(拍手)

○渡辺交通規制課長
 どうもありがとうございます。私は昭和53年に静岡県警察官を拝命し、以来35年間務めさせていただきました。こうして退職を迎えることができるのもここにおられる皆様、それから多くの警察の仲間、それから警察と一緒にやってきた関係者の皆様のおかげであると心から感謝しております。
 警察学校入校時、それまで会社員生活10年をやってきましたものですからちょっとだらけていた部分があったというようなことで、入校当時警察組織の厳しさには大変驚き、戸惑いを感じた覚えがあります。今卒業するに当たりまして振り返ってみますと、私のこの甘えた考えを軌道修正してくれて一人前の警察官にしてくれたというのは、この警察組織があったからだと非常に感謝しております。厳しい警察組織でありますけれども、温かい頼りがいのある非常にすばらしい組織であると今でも思っております。
 後輩に一言ということでありますけれども、私はいつも仕事をする上で警察の運営指針、「正・強・仁」につながる言葉ということで私の母校の校訓を非常に大事に、それをダブらせて仕事に当たってまいりました。母校の校訓その1、「克己心身を練れ」――おのれに打ち勝って心体を鍛えなさい。2つ目、「勤勉実力を養え」――一生懸命勉強して実力をつけなさい。3つ目、「至誠事に当れ」――何事にも心を込めて当たりなさい。こういうことであります。
 警察を取り巻く環境は、よくなるわけはなくて非常に厳しくなることは予想されます。それに対する警察側としては余力、余裕等はなく、ましてや捨て駒など1人としていないという状況にあります。ですから警察官一人一人が自分に与えられた仕事を確実に責任をもってやり遂げる。そしてそれを最後までしっかりやるということに尽きるのかなと思います。自分の心、身体をしっかり鍛えて勉強して実力をつけて、そして相手の立場に立って仕事をしていけばどんな困難が立ちはだかっても必ずや乗り越えていくことができると確信しております。皆さんもいろいろな困難があろうかと思いますけれども、これらに敢然と立ち向かっていっていただきたいなと思います。
 私は4月から故郷富士宮市で新たな人生をスタートさせます。日本一富士山のきれいな富士宮市でございますけれども、人生を向かえるに当たりまして静岡県警察官であったことを、これを誇りを胸に日々精進していく覚悟であります。長い間どうもありがとうございました。(拍手)

○吉川委員
 どうもありがとうございました。
 ところで本年勇退される皆様は昭和27年生まれでございます。私は昭和26年4月生まれでありますが、高校への進学が1年おくれた関係で27年生まれの方々と高校で一緒になりました。したがって本年勇退なされる皆様とは同級生であります。このことから来し方に思いをいたせばまさに感無量の感がございます。
 渡辺課長は私の同級生であります。しかも同じ高校でございます。そしてまた山田交通部長との邂逅にはまさに人の縁の妙を感じております。私ごとに及んで恐縮ではありますが、山田部長とは昭和45年5月、柔道のインターハイの個人予選、県の予選で対戦をしました。試合会場はたしか静岡工業高校だったと記憶しております。あのとき私は東部予選を1位で通過しました。ですからリーグ戦は難なく通過できるとたかをくくっておりました。しかしながら結果は山田選手に不用意に立ち上がったところを大外で刈られ1本負けをしました。結局リーグ戦から出ることができませんでした。今でもこのことをきのうのことのように覚えているということは、相当私はあの時悔しい思いをしたということでございます。まさかその山田部長の勇退に当たり、きょうここで私が送別の辞を述べるとは思いもよらなかったことであります。いずれにせよ御両名とも長い間本当に御苦労さまでございました。
 結びに御両名に申し上げます。古来より「功成り名遂げて身退くは天の道なり」とありますが、山田、渡辺御両名におかれましては、功成り名遂げてなおよろしく後進に道を説くということで、一層の頑張りを御期待申し上げたいと思います。改めて第2の人生の壮途を祝して370万県民を代表して感謝の言葉にかえたいと思います。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp