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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 康輔 議員
質疑・質問日:11/11/2008
会派名:自由民主党県議団


○佐野(康)委員
 5点について伺います。
 まず最初に、総合教育センターの施設利用について伺います。
総合教育センターの宿泊棟などの稼働率は把握してらっしゃいますか。

 2番目、PFI手法等による施設の整備について。
PFI手法により施設整備を進め、18年4月に開校した浜松大平台高等学校は3年目に入りましたが、現在、PFI事業としての施設の維持管理や、食堂、売店等運営業務について何か問題は生じておりませんか。

 3点目でございますが、県立学校等の耐震化の推進について伺います。
学校等の建物の耐震化が、四川大地震や岩手・宮城内陸地震により関心が高まっておりますが、学校施設の一層の耐震化の推進を早急に図らなければならないと思います。平成19年度末の県立学校の耐震率は83.7%になっておりますが、100%になるのはいつごろとお考えですか。

 4番目、授業料過納額の還付について。
19年度の県立高等学校のうち6校で授業料の徴収の誤りがありました。静岡県授業料・学校授業料等徴収条例の附則の規定が非常にわかりにくいというふうに思いますが、いかがですか。また、過納付された授業料の返還は終了したかどうか。

 5番目、県立水泳場及び県武道館への指定管理者制度導入後の状況について伺います。
利用料金制を取り入れた理由と契約期間を3年から5年に延長した理由は何ですか。以上です。

○三ッ谷生涯学習企画課長
 総合教育センターの宿泊棟についての利用状況についてお答えします。
 宿泊定員150人でございますが、宿泊可能日数は平成19年度193日でしたので、150掛ける193、これが2万8950人になります。それに対しまして実際の宿泊者数は5,720人ですので、19.8%の稼働率ということでございます。
 研修を実施するには適さないという時期がございまして、年度初めあるいは年度末という時期がそういう時期なのですが、そのような時期を除く5月から12月に限定しまして、宿泊可能な日数130日あるところ、宿泊があった日数は88日でございますので、宿泊棟はいずれかの部屋が3日のうち2日は利用されているという状況でございます。また、宿泊だけですともったいないということがありますものですから、日帰りの研修におきましても、宿泊棟には立派なグループワーク室がございますので、そこを有効活用をしております。今年度に入りまして県教育委員会の主催、共催事業につきましては、研修以外でも宿泊棟を利用できるような規定の改定もしたところでございます。以上です。

○松本財務課長
 PFIについて、浜松大平台高校の関係でございます。
 大平台高校につきましては、御質問がございましたように、維持管理がどの程度されているかというのは、県とSPCという管理会社とあわせまして、モニタリングという調査を行ってその調査の結果を改善しながら、県が求める要求水準に合っているかということを定期的にやっています。
内容は、今言いましたように19年の10月にやったところですと、食堂のおかずがどうかとか、生涯学習の種類が十分かとか、そんなような話し合いはいろいろやっていまして、実のところ2年たちましたけれども、大平台高校について特別不都合があるとか、そういったような報告は今のところ聞いていません。満足をしているという状況でございます。

 それと、あと県立学校の耐震化の完成年度はという御質問がございました。
県としては23年度までにはすべての県立学校の耐震化を何とか100%にしたいという方向で計画的に今やっておりまして、現時点では財政状況は厳しいのですけれども、教育委員会としてはぜひ達成したいというふうに考えて、計画的に補強工事を進めているところでございます。以上でございます。

○鳥居高校教育課長
 県立高等学校の授業料の過納――誤って取り過ぎてしまった件ですけれども、もう既に返還いたしました。
これは事務とそれから教員の教務関係の仕事ですけれども、休学しているのか留学しているのか等、その辺の連絡が十分に取れていなかったことが大きな原因かなと思っています。今後こういうことがないように、事務と教員との連携を強めていきたいと思っております。以上です。

○松田スポーツ振興室長
 指定管理者制度を導入して、導入前、導入後の施設の利用状況等につきましてお答えをいたします。
 まず、利用状況につきましてでございますが、導入前の平成16年度と、指定管理者制度の3年目の平成19年度でございますが、そのときを比較して申し上げますと、県立水泳場は利用者で1,849人の増加、2%の増でございます。実数で申しますと8万7058人から8万8907人。富士水泳場につきましては、11万8430人から14万9417人で、3万987人、26%の増でございました。
 武道館について申し上げますと、27万507人から21万1653人ということで、マイナス6万3854人となっております。これは何ゆえかと申しますと、武道館は藤枝市にございまして、藤枝市の産業祭が18年度まで毎年開催でされていましたが19年度から隔年開催となりました。そのためにこれだけの数が減少したということでございます。本年度は開催年でございますのでふえることになると思います。ただし使用料収入につきましては、指定管理者の努力によりまして個人利用等がふえておりますので、使用料収入は増加いたしました。
 次に、利用料金制を導入した理由でございます。利用料金制と申しますのは、指定管理者の自主努力によって利用者数を増加したり、自主事業によって起こる収益増ですね。これはすべて指定管理者が自分で収受できるという方法でございまして、これに伴い指定管理者による県民サービスの向上であるとか、あるいは県から受け取る委託料等も削減できるという可能性が出てくるわけでございます。
5年間にした理由でございますが、そうした指定管理者の継続的な努力や実績を積み上げていただき、県民サービスを向上させるためにも、試行的に行いました17年から19年までの3年間よりも、5年間のほうがよりそうした効力が発揮できるということから5年間としたものでございます。以上でございます。

○三ッ谷生涯学習企画課長
 先ほどの私の説明で一部不備がございましたので、訂正をさせていただきます。
 総合教育センター「あすなろ」の宿泊棟は、基本的に教職員の研修に当たって宿泊をする施設でございますが、県教育委員会の主催、共催事業については、利用できるように運営規定を改定したというところでございまして、今年度、具体的には高校生ものづくりセミナーでの引率教員、そして高校生が宿泊をいたします。済みませんでした。

○鳥居高校教育課長
 授業料につきまして、条例の附則がわかりにくいのではないかという御指摘がありました。早速、改善すべく、この点につきましてはわかりやすい一覧表を各学校に通知いたしました。以上です。

○佐野(康)委員
 研修室のほうの利用率を今ちょっと伺うのを忘れたものだから、研修室の利用率はどうですかということ。
 それから、この施設の稼働率アップのため、教育委員会としてはどのような施策を考えていらっしゃるかについてお願いします。

○三ッ谷生涯学習企画課長
 大研修室、ここが一番大きくて150人収容の部屋がございます。そして50人収容の部屋が10室あるわけでございますが、年間の利用状況は54.9%という状況でございます。
そして、2つ目の稼働率アップにつきましてでございますが、これは例えば研修が比較的そう多くないというのが、1月以降の時期でございますが、そのような時期に近くの学校の勉強合宿的なものがそこの施設で利用できないか、そういったことも含めて今、検討をいたしております。以上でございます。

○佐野(康)委員
 PFIの件ですがね、あと4地区の再編整備がありますね。それらについてもPFIの事業を採用されるのかどうかお願いします。

○松本財務課長
 具体的に4地区というのは、どれを指すのかというのはあると思うのですけれども、例えば、天竜林業高校と二俣高校の場合には、基本的に既存校舎を活用するとかいろんな計画がありまして、――静岡市が行うところでPFI手法を検討していると聞いていますが――今やっている遠江総合高校がPFIの最後というところになりまして、今のところ県では現時点ではもう考えていないということでございます。

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