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委員会会議録

質問文書

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平成24年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:源馬 謙太郎 議員
質疑・質問日:10/05/2012
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○源馬委員
 条例案の中身とか不備についてはいろいろ各委員から質問がありましたので、重ならないところでまず1点、そもそものところでちょっと確認をさせていただきたいんですが、今、浜岡原子力発電所は、国の要請を受けて事業者が運転を停止しているという状況ですね。この要請というのは今どういう状況にあって、そもそもこの要請というのはいつどこかのタイミングで解かれたり、撤回されたりするものなのかどうか、これについて県としては国に今どういう状況なのかを確認しているのかどうかを1点お伺いしたいと思います。

 それから、もう1点はきのうの参考人の江藤教授のお話でもありました。こういう住民投票は大変重要なことであって、県民が大事なことに対しては声を上げたいということは非常に重いと、制度として認められていると、仮にこれを否決する場合にも声を上げたいという民意を考えれば、その課題について、つまり今回は浜岡原子力発電所の再稼働の是非について議会も当局も方向性を示していかなきゃいけないんだというようなお話があったと思いますが、もし仮に否決した場合、これは我々議会にも課せられる課題だと思いますが、当局としてこの浜岡原発の再稼働の是非について、仮に否決された場合、その方向性を示すお考えがあるのかどうかを確認させていただきたいと思います。

○杉浦原子力安全対策課長
 国の要請を受けて、浜岡原子力発電所は今どういう状況かということでございますけども、今、中部電力のほうでは国の要請の中に書いてある安全対策30項目をやっている状況でございまして、それがいつ解かれるかというのは予想でございますけども、新しい原子力規制委員会がしっかり内容をチェックして、その審査結果をもって国のほうもそれを確認するという作業で国の判断がされるのではないかなと思っております。
 申しわけございません、今どのような状況かというのは、今まだ中部電力のほうも津波対策等の工事のほうで手いっぱいで、私どももそれにかかわっておりまして、国には工程を求めてまいりたいんですが、これについては少し動いていないというのが状況でございます。以上でございます。

○小川危機管理監兼危機管理部長
 仮に住民投票を否決した場合に民意の反映について、県としてどんな考えを持っているのかということでございます。午前中の委員の御質問にもお答えをしたところでございまして、安全性が確保されたよということを国が判断をしゴーサインを出すと、その後、例えば地元の意向であるとか、あるいは県の防災・原子力学術会議で安全性の確認をするとかという作業をしてまいりますけれども、その前の段階で何らかの形で県民の皆様のお考えをとる機会を設ける必要があるのかなというふうに考えております。
 そういうことも含めた上で県の防災・原子力学術会議で、県民の皆様方の考えも参考にしながら判断をしていくということ、安全性を確保するということと、それから判断をしていくということになろうかと思います。

○源馬委員
 私の伺い方がちょっと不明確だったかもしれませんが、きのうの江藤参考人のお話によれば、仮にこういったものは住民投票しなくていいんだと否決した場合には、行政であるとか議会が、住民の皆さんが決めるんじゃなくて我々がこういう方向でやりますよという方向性をきちっと示す説明責任があるというお話だったと思うんですね。これ我々議会にももちろん課せられていると思うんです。浜岡原発をどうしていくかということは、もし否決したんだったらこれは将来的に方向性を出していかなきゃいけないんだけど、当局としてどういうふうに民意を酌むかということではなくて、酌んだ上で否決されたら方向性を出さなきゃいけないという前提だったら、これはいずれかのタイミングできちんと県としてはこういう方向でやっていきたいんだということを指し示していくのかどうかをお伺いしたいなと思いますので、もう1回よろしくお願いします。

○小川危機管理監兼危機管理部長
 大変失礼いたしました。そういう意味でございましたらば、やはり原理原則としては安全性の確保というのを最大限尊重すると、それを最優先にした上でどういう安全対策がなされるよということもきっちりと説明をしていくということが必要になってくるんだろうと思います。
 恐らく、時期的には安全対策が完了した時点でそれを広報する、それを徹底する。次の安全対策が確保された段階でまたそれを広報すると、恐らく先ほど課長のほうからも答弁ございましたように、安全対策が完了しない限りは、再稼働に対して県知事がイエスということはないだろうというところでございますので、その間に十分な広報を進めていくということになろうかと思います。その上で十分理解していただいた上で、しかるべき判断をしていただくなら判断をしていただく機会を設けたいと考えております。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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