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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:曳田 卓 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○曳田委員
 分割質問方式で5点ほど伺います。
 総合計画後期アクションプラン案60ページで、安全な消費生活の推進の中で@の2つ目のポツに若年層への消費者教育を強化しますという文言がありますが、この活動指標や工程表を見ると、消費者教育出前講座の実施や様々な場での消費者教育と書いてあります。若年層と強調している割には恐らく高齢者も入っているのではないかと思いますが、この辺の仕分の考え方はあったのでしょうか。つまり目標値が240回とありますが、例えばこれは若年層が対象、これは高校生が対象といった考え方は目標値設定時にあったのでしょうか。

○若月県民生活課長
 今、若者や高齢者というお話がありましたけれども、消費者教育出前講座はそれら全てを含めたものの回数です。

○曳田委員
 分かりました。
 何が言いたいかというと、ここで強調しているわけなのでそういう仕分が必要なのかなと思ったものですから、それはそれとしてどうぞお願いします。

○若月県民生活課長
 消費者教育出前講座の中でも、成年年齢の引下げが迫ってきておりましたので、若者のうち、特に最優先すべき高校生に対して高校生消費者教育出前講座と銘打って、内容も仕立てて昨年度から実施しております。

○曳田委員
 分かりました。引き続きよろしくお願いします。高齢者もいろいろと詐欺にもあったりしますから、それも含めていろいろとまたお願いします。

 それから、後期アクションプラン案162ページ、先ほどの5番委員の質疑にありましたが、こう言うと語弊があるかもしれないけれども、男性の家事、育児の目標値の中で、女性の活動指標というか、例えば企業の管理職や地域の自治体の役員、会長さんあるいは意思決定機関などもろもろ含めて女性が占める割合みたいなもののアンケートなり調査なり、あるいはそういう目標値を掲げようという議論はなかったのでしょうか。

○山口男女共同参画課長
 事業者の管理職に占める女性の割合につきましては、後期アクションプラン案158ページに施策7の成果指標として設定しています。

○曳田委員
 分かりました。こちらの確認不足でした。すみません。

 それから、後期アクションプラン案167ページの多文化共生の関係で、少し前へ戻って162ページ、163ページにも関係しますけれども、例えば外国人が土日に相談できる場所がないという話を聞きますが、このコミュニケーションの支援の中ではAのところに「かめりあ」の話も出ています。正直この話は非常にありがたいなと思ったわけだけれども、前にもたしか聞いたことがあると思いますが、外国人がもう少し相談できる機会や場所の数を目標値として今後設定する考えはありますでしょうか。

○長谷川多文化共生課長
 「かめりあ」自体は電話やSNS等によって相談を受け、その内容によって国や市などの関係機関と連携を取って対応を行っております。そのため土曜日、日曜日に対応することは難しい点もございますけれども、SNSでは土日にも相談を受け付けることができますので、相談を受信した翌週には関係機関と連携してできるだけ速やかに回答しているところです。
 また、土日に弁護士、行政書士などの専門家を伴った相談会を開催して外国人の相談に対応しておりますので、今のところ目標値として掲げなくても相談体制は十分に取れていると考えています。

○曳田委員
 これは、例えば介護現場や今ではセブンイレブンに行っても外国人の方がいっぱいいらっしゃるわけですよね。こういう方々はそれなりにしっかりと職を得て働いていると思うので、やはりそうでない外国人が非常に増えていることで逆に不安だという声もよく聞くものですから、そういう方々をしっかりと静岡県民として皆さん方が温かく接していただける体制づくりをぜひこういう計画の中に織り込んでいっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、後期アクションプラン案167ページで、今数値目標は取りあえず掲げていないということでしたが、工程表みたいなものもまだそのところまでは達していないですか。

○長谷川多文化共生課長
 実は総合政策課から工程表の修正方針として、計画期間内に取り組む内容に対して何をどれぐらい目指すものかを現すものとして、4年間同一表現の取組のものは見直しを検討するようにと話がありました。
 取組内容の詳細については本文中に記載するようにとの指示もございましたので、工程表を削除しても情報が薄くならないように内容を反映し、取組に追記しているところです。

○曳田委員
 分かりました。
 繰り返しになって申し訳ないですが、多文化共生という1つの大きなキーワードがある中で、外国人もぜひこの静岡県になじんでもらって、国ではなくて、本当に住みたい県、来たい県、やはりそういうことを目指していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 最後に、ジェンダーの件で後期アクションプラン案171ページに目標値90%とあります。
 ジェンダーという用語を使っているわけですけれども、このジェンダーという用語にぴんとくる人とこない人がいると思うんですよ。本当にこのジェンダー平等は本質をなるたけ県民の方々にも理解してもらいたいと思います。よりジェンダー平等という語彙が県民に本質的に分かるような取組をしていただきたいと思いますけれども、これは要望ですが、これに対して今後施策の展開の中で目標値なり何か考え方があればお聞きしたいと思います。

○山口男女共同参画課長
 御意見のとおり、知っている人だけではなくて、その行動として変化に表れてくることが大事です。先般内閣府が行った調査結果でも無意識の思い込みと言われているアンコンシャス・バイアスが特に問題になっているということで自覚をなかなかしにくいだけに根深いものがありますけれども、施策としてこれまで地域での自主的な取組を推進するために民間組織と情報共有や勉強会など行ってきました。
今後はこれに加えて、自主防災組織の役員をターゲットとした研修なども予定していますので、そういったキーパーソンとか重要なターゲットを明確にした直接的な働きかけにも取り組んでいく予定です。

○曳田委員
 ありがとうございます。
 ぜひ今おっしゃっていただいた内容で積極的に、またこれから県民の中にジェンダー平等という思想や考え方が浸透していくようにお願いしたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp