• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小野 登志子 議員
質疑・質問日:11/09/2007
会派名:自由民主党県議団


○小野委員
 簡単に3点お願いします。
 まず、地域コミュニティー推進についてですけれども、説明書では40ページと41ページ、そして、棚卸表では8ページになります。
 この事業につきましては、16年にコミュニティー施設支援事業っていうのは打ち切りのはずだったけれども、合併も控えて、地域づくりが大切ということで継続されたわけです。
 それは、とてもすばらしいことだと思っております。コミュニティー施設整備事業ですけれども、地区集会所の方は着実に進んでいると書いてありますね。しかしながら、コミュニティカレッジにつきましては、その下8ページですけれども、これは受講者が年々減っているということになっております。コミュニティ施設整備は、この場合には市あるいは町の集会所ということで大変利用があるのかと思いますけれども、まず、コミュニティカレッジの受講者が減っている理由はどんなところにあるかということを聞かせてください。

 次に、67ページです。ボランティアコーディネーターです。災害ボランティアコーディネーターの育成ということですけれど、これに関しましては、全県、大体網羅できているのか。これは養成をしているわけですけれども、どこからどれぐらいの補助が出るのかということをお聞きしたいと思います。

 そして3点目は、8ページになります。本庁組織の再編ですけれども、これは、まさに市町村合併などの進展に対応して、本庁組織の見直しを行ったとあります。そして、部内の局の編成ということで、掌握事務を県民にわかりやすくしたというふうになっております。ところで、ここで申し上げたいのは、先ほど6番委員からも出ておりますし、私もきのう話しました横文字の話ですけれども、コンベンションアーツセンターっていうのは、グランシップのことです。そして、そこは、生活文化の看板だと思うんですよね。それと、産業部に移りました観光コンベンション室、非常に紛らわしいわけです。観光コンベンションっていうのも、今までもわからなかったけれども、地域の方から、観光はどこへいったら話を聞いてもらえるのかと言われたとき、観光コンベンション室と言うと、まったく何のことかわからないというのが実情ですので、これを一番先にやっていただきたい。そして、できるならば、観光局と昇格して、局になるには、予算の裏づけが必要ということでしたら、ぜひともそれもつけてお願いをしたいと思います。掌握事務を県民にわかりやすくしたとありますが、わかりやすくなりましたかというのが、私の質問です。私の意見を考慮に入れて、お答えを願います。以上です。

○太田企画監(自治行政担当)
 コミュニティカレッジの受講者数です。減っている理由といたしましては、1つは、研修者を派遣する市町が、積極的に負担金等を出して派遣してくださるところと、一方、会場が静岡市なんですけど、遠いところはどうしても消極的になるということで、減っていると。もう1点は、受講者を募集するのが市町単位でありまして、このところ市町の数が減っておりまして、そのために、どうしても減少しているということございます。
 昨年度41人ということで、非常に減ってしまったもんですから、受講者を募集するに当たりまして、市町の方に負担金等を補助してくださいとか、できるだけ積極的に募集に対して派遣者を出してくださいというようなお願いをしております。本年度は50人の受講者になりまして、今後も私ども受講者をふやすように努力していきたいと考えております。

○岩田防災情報室長
 ボランティアコーディネーターの養成の件でございますけれども、現在、平成8年から14年に819人を養成し、平成17年度から養成講座を再開しまして、17年度に6地域で開催、320人を養成し、18年度は6地域で開催、231人を養成しました。合計1,370人にボランティアコーディネーターの養成講座を受講していただいていると。いずれも、県独自の事業で行っておりますので、特に補助という制度ではございません。それ以外に、各市町の中には独自でこういったボランティアコーディネーターとか災害ボランティアそのものの養成講座を行っているところもございますけれども、それぞれ各市町の社会福祉協議会や各市町のボランティア関係部署が独自に実施しております。

○池谷総括企画監(職員担当)
 組織再編のお話の中で、特に観光コンベンション室の名称が県民にとってわかりにくいという点と、今後のことを考えると、局へ昇格したらどうかというようなお話でございます。県の観光行政で、観光交流や観光施策をいろいろこれまでもやっていたわけですけど、今後の観光施策を考えたときに、いわゆるコンベンションっていいますか、大きな国際会議などをたくさん引き込んで、そこにたくさんの人に来ていただいて、静岡県を知っていただいて、産業を知っていただく、そういうことが1つの大きな方向ではないかと考え、県民の皆さんに我々がやりたいことがわかるようにというつもりで、室の名前を観光コンベンション室というようにつけたところでございます。それがなかなかわかりにくいというお話もありますし、局へどうかというお話があります。
空港の開港が間近に控えておりますと、外国からのお客さんもたくさんお見えになると思います。その辺も含めて、県の観光施策というものも、もう1回見直す時期が間近に迫っているんじゃないかと。産業部や空港部といったいろいろな部局と関係をしますので、各部局と十分議論をしていきたいというように思っております。よろしくお願いいたします。

○小野委員
 議論をして、いい方向へ持っていっていただきたいと思います。産業部に移ったっていうことに関しまして、もうけることを考える産業部に観光が移ったことは、もうけなければいけない観光ということで、やっとそういうことになってきたのかっていうふうには感じるわけなんです。それで、観光立県を目指す以上、これからは施策に積極的なものが欲しいと思っています。観光コンベンション室という、なかなか英語はよくわかりませんけれども、意味が面白いなと常々思っておりましたからぜひともその辺は、お考えいただきたいと思います。

 そして、先ほどのボランティアコーディネーター1,370人の養成について補助金なしでやっています。こちらのコミュニティカレッジは一生懸命市町に呼びかけても総計ではなかなかって言うところを見ますと、市とか町はあまり必要性を感じてないのではないかということが伺われるわけです。そのときに、積極的に自分たちが何かをやろうという人が集まるのだなというふうに感じているわけですけれども、コミュニティカレッジは、合併を機にむしろ盛んになっていかなきゃならないものじゃないかなと私は思っていたんですけれど、やはり、コミュニティカレッジっていう横文字がちょっと県民の皆様にはよくわからないのではないかとも思うんですけれども、その辺もお考えになって進めていただきたいと思います。以上です。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp