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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:10/29/2015
会派名:自民改革会議


○杉山委員
 一括質問方式で2問だけ質問させていただきたいと思います。
 平成26年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書112ページのまちづくりのところで、アの都市計画街路事業費助成につきましてお伺いします。
 都市内における街路の整備につきましては、市街地において都市の骨格となる道路の整備をする事業でありますから、もちろん今後も積極的に推進していくべきと考えます。
 ただ、一方で厳しい財政状況の中で市町が行う街路事業につきまして支援をしてほしいという声が大変多く聞かれているわけですが、このような中で説明書112ページ(2)アの都市計画街路事業費助成につきましては、市町の支援に係る大切な事業であると考えます。この具体的な採択要件、そして今後の事業の継続に向けた方針についてお伺いをしたいと思います。

 それからもう1問、同じ112ページですが(4)の鉄道高架化の推進についてであります。
 現在進めております沼津駅付近の鉄道高架事業については、本年1月に県と沼津市が合同で開催した沼津のまちづくりに関する説明会以後、新貨物ターミナルの用地交渉を県と沼津市が連携して積極的に進めております。そして先月までに新たに5件の契約を結ぶことで、ようやく鉄道高架事業が若干動き始めたなと感じておりますけれども、昨年度は鉄道高架事業の大きな転換となる年であったと考えます。
 そんな中で、鉄道高架事業については最も大きな支出としてアの(ア)の社会資本整備総合交付金事業費が約4600万円ですが、先ほどの野知交通基盤部長の説明の中では埋蔵文化財等という言葉もありましたが、具体的にどのような内容を実施したのかお教えいただきたいと思います。

○小澤街路整備課長
 まず、初めに都市計画街路事業費助成についてでございます。
 街路事業は都市における円滑な移動の確保や良好な市街地の形成を図るために必要不可欠な事業でございます。都市計画街路事業費助成の採択要件でございますが、国の交付金事業に採択されるために必要な事前調査や計画策定にかかわる調査について市町に助成しております。
 また、国が補助している交付金事業区間内における当該交付対象道路と交差する道路の拡幅や国の補助が受けられない小規模な事業などに対しても助成してございます。
 このように交付金事業で実施できない内容の要望はいまだに多数あり、引き続き積極的に市町に対する支援を続けていきたいと考えております。

 続きまして、鉄道高架化の推進に係る社会資本整備総合交付金事業の事業内容でございます。
 沼津駅周辺地区の東側鉄道高架本体用地の一部と沼津市原地区の新貨物ターミナル用地の一部が埋蔵文化財の包蔵地になることから、これまでも発掘調査などの必要な調査を実施してきております。
 平成26年度は沼津駅の東側の鉄道高架本体用地において日吉廃寺遺跡に関する発掘調査約340平米を実施いたしました。また沼津市原の新貨物ターミナル用地において中原遺跡に関する過年度に発掘した埋蔵文化財の資料整理を実施いたしました。
 今後も、早期の工事着手を目指して必要な調査などを推進してまいります。

○杉山委員
 今の説明で大体外郭がわかりましたので最後に若干意見を申し上げて終わりたいと思います。
 実は、私ども自由民主党は毎年各地域で政務調査会が聞き取りをやる場合にはほとんどの陳情、つまり7割以上の陳情が道路関係なんですね、静岡県は。
 ぜひ交付金、助成、市や町との連携も含めてお願いしたいのは、例えば土地改良事業等は先日のいろいろなお話の中で前政権によって約7割近くがカットされた。そして今復活でお願いして本年度は約1000億円となりました。そして多分来年度以降、1年もしくは2年の間に全てが復活すると私のところには連絡が入っております。
 しかし、大事なことは国全体の予算が復活をされていながら静岡県の予算は何もふえていない、これが大事なんですよ。いいですか。県内の1兆数千億円の中の予算は限られている。しかし、ただ口をあけて待っていれば同じように予算の枠組みがふえて、均等に47都道府県全てに予算が回ることはあり得ないんですよ。いいですか。静岡県として努力をしなければ国からの交付金も入ってこない事実が明らかになっているわけですから、その辺をこの交通基盤部、財政課そしてまた知事初め副知事、私ども議員、全ての方々がやはりこれからは国に向かってもう少し静岡県のために予算をいただけるよう努力することを私自身も反省をしながら、また行政当局もぜひさまざまな場面でそれにつきましては努力していただきたいとお願い申し上げて質問を終わります。

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