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委員会会議録

質問文書

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平成20年6月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:早川 育子 議員
質疑・質問日:07/03/2008
会派名:公明党静岡県議団


○早川委員
 1点質問いたします。資料の6ページに示していただいております県庁エコオフィス化への取り組みについて伺います。
 まず初めに、ペーパーレス5%運動で、平成19年度の実績を見ますと、コピーセンター分は13.7%の削減ということでかなりの御努力があったと思うのですが、各所属分が2.1%ということで目標に達してなかったという、この主な原因について伺います。これが削減できた分を用紙購入費等に換算するとどのぐらいの金額的な削減ができたのか、具体的な額を伺いたいと思います。

 次に、文書リサイクルシステムで、このシステムがようやく稼働したということは大変評価したいと思います。これまでシュレッダーごみでほとんど再利用できないということで焼却処分していたものが、再生紙原料として売却することまでできるということで、高く評価したいと思います。
 そこで、これが実際県庁の中での文書という部分で庁内の分だけなのか、それから以前警察等に関しては、取り調べの内容とか個人情報の秘密漏えいが問題視されるということで、すべて焼却ということをされていたようですが、この分についての取り扱いがどのようになっているのか、あわせて伺います。
 再生紙原料として売却した分はこれも金額としてはどのぐらいの収益になっているのか、これまで焼却処分していた分はこちらからお金を出していたと思うのですが、その合計の両方を合わせてどのぐらいの金額的な削減と収入になったのかということを伺います。以上です。

○土屋用度室長
 ペーパーレス5%で、各所属分の紙使用量の削減目標を5%としているわけですが、結果的に平成19年度2.1%にとどまった主な理由ということですが、用度室としても、両面コピーの徹底とか不要のコピーは一切しないということで全庁掲示板等を通じて職員に徹底をしているわけです。結果的に2.1%にとどまったということで、これは各所属ごとにも集計をしておりますが、平成19年度に組織の大幅な再編がありまして、前年度等の細かい比較ができないということで、どこに主な原因があるのかというところが分析ができていないというところです。
 ただ、技能五輪とか大きなイベントがあると、当然事務量もふえますので、それに伴って紙の消費もふえてくると、それもやむを得ない点もあるのかなと考えております。
 ペーパーレス5%で削減したことによるコスト面でのメリット、コスト効果は、全体で約400万円強のコスト削減になっております。

 それから、文書リサイクルシステムですが、本館の1階に設置しているわけですが、本庁で発生した不用文書については、機密度が高いということでどうしてもその場ですぐにシュレッダー処理しなくてはいけないという文書もあろうかと思いますが、それ以外の不用文書については、基本的に文書リサイクルシステムを利用して処理をしていただくということにしております。
 警察本部の不用文書については、非常に機密性が高いものが多いわけですが、今は文書をこのシステムを使って処理をしていただいている。警察本部から職員がついてきて、ほかの人を立ち入らせないでみずから処分するというやり方で処理をしていただいております。
 それから、文書リサイクルシステムのコスト効果ですが、19年度の収入の実績としましては、77.6トンの処理をしまして144万円ほどの収入でございました。平成20年度に入りまして、4月、5月分ですが、36トンの処理をしまして74万4000円ということで、200万円強の収入があるわけですが、年間を通じては処理量がどの程度になっているかということで計算しますので、はっきりしたことは申し上げられないところもありますけども、年間を通じて約500万円程度の収入を目標としております。
 この機械のリース料、メンテナンス料として、460万円ほど経費がかかっておりますので、それとちょうどツウペイされるのかというぐらいなわけですが、ただ溶解処理文書を外部委託したりとか、焼却についても委託をしておりましたので、その分の処理料が平成18年度実績で280万円ほどかかっておりましたので、この辺を考慮するとコスト面でもそれなりのメリットがあるのだと考えております。とりあえず以上です。

○早川委員
 組織の再編等があったということで、分析ができないということでありましたが、ぜひ目標を持って取り組むという点では、今後の取り組みは全庁挙げて意識を高めていただきたいと思います。と言いますのは、ありがたいことに、私たち議員のほうにいろんなイベントの案内が来るんですが、本当に丁寧なぐらいいただきまして、もったいないなと思うことが都度都度ありまして、それは本当に小さなことかもしれませんが、やはりそういう小さなことが積み重なって大きなものになっていくというのが、この5%運動の一番大きな目的の点ではないかと思いますので、全庁挙げて、やはり意識づけをぜひしていただきたいと思います。これは要望です。

 それから、文書リサイクルシステムにつきましては、機械のリース代と処理の収入でとんとんぐらいかということですが、これまでの文書の処理料が若干収入としてとらえられるということでは、リサイクルにはお金がかかるというのがつきものでありますので、こちらのほうも随時進めていただきたいと思います。
 ただ、警察本部につきましては、こちらで処理されているということですが、出先の警察署、それから、県においても出先機関がかなり県下にまたがってあると思いますが、こちらの処理はどのようになっているでしょうか。

○土屋用度室長
 今のところ本庁分ということで、本庁の1階に設置をしたリサイクルシステムで処理をしているところです。出先の分について、こちらまで運搬してということになりますと輸送料等がかかってきますので、コスト面でかなり厳しいのかなという感じがしております。それぞれの出先に設置をするということの処理料を考えますと、機械のリース料とか、売却益がどれぐらいあるのかということをコスト面で勘案しますと、それぞれの総合庁舎なり出先に設置するというところも難しい面もあるかと思っておりまして、環境面では当然メリットがありますので、コスト的にどうなのかということを十分検討していく必要があろうかと考えております。

○早川委員
 ぜひこれはコストとの関係はあるかと思いますが、検討していただきたいと思います。エコオフィス化に向けての県庁の取り組みという点で、全庁挙げてまた出先も含めた、どういう取り組みが一番効果的なものかということは非常に大事なことだと思いますので、ぜひ御検討を進めていただきたいと思います。以上です。

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