ここから本文です。
委員会会議録
質問文書
平成30年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 曳田 卓 議員 |
| 質疑・質問日： | 12/14/2018 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○曳田委員
じゃあ、１問だけお願いします。
先ほど来６番、７番、８番委員から外国人の介護職員の問題が提起されていますけれども、入国管理法が通ったということで、これはやっぱり大きな波が来ると。中身はともあれ入国管理法が通ったわけですから。
この介護職員の一つの闇が僕はあると思うんですよ。つまり海外から来る技能実習生も含めて、やはりそこに、要するにブローカーなるものが存在してさまざまな意味でいろんな中間搾取がされているのが現状だと思うんです。12月４日のＮＨＫの朝７時のニュースを見ていましたら、森田千葉県知事がベトナムに行っているんですね。ベトナムに行って送り出し機関――向こうから送り出す機関があるんですね。そこの機関と直接に話をしてぜひ千葉県に来てくださいと言っているんです。これはまさになるほどなと。私は２月議会でこのことをやろうかなと思っているんですが、やはり本気度、はっきり言っているんですよ、千葉県に来てください、私たちが一生懸命応援しますと言っているわけですね。そこにはもう中間搾取はないわけですよ。私が何でさっき入国管理法の話をしたかというと、前々から私は言っているんですけれども、介護職員を何とか賄いたいと、ところが現実がなかなか追いついていかないのが現状なんです。僕が思ったのはやはり現実にもうそういうことが起こっている。もう既に入国管理法が通った。そうすれば先ほども６番委員かな、やっぱり競争力の問題になってくるのかなと。じゃあ日本国内の中でどこが一番いいかって話になる可能性もあるんですね。これはやっぱりもう待ったなしの状況であると思うんです。
今あえて、どうせいこうせいとは言いませんけれども、少なくともやっぱり速やかにそういったことの準備をすることによって、例えば日本の中でもああそうか静岡県はそういう県なんだと認識をしてもらえれば、この委員会説明資料の58ページにあるような外国人確保の問題がかなりの意味ではいい方向にいくような気がします。できましたらぜひ少し前向きに、そういうことについて本気で――当然国内の介護人材の確保も必要ですけれども――こうなった以上はそういうことも含めて、これは地域外交とかいろんなところも絡むと思うんですよ。絡むんだけれどもやはりあくまでもこれは社会保障全体の問題だと僕は思っていますから、ぜひその辺の本気度を、このことについて今ある見解をちょっとお伺いしたいなと思います。よろしくお願いします。
○浦田介護保険課長
ありがとうございました。
まさに今外国人の確保という意味では、先ほどの技能実習生や新たな在留資格の入管法の改正の問題も含めて、恐らくこれからは特に介護人材だけで言いましても都道府県間の競争、言葉は悪いですけれども取り合いが現実的には起こってくるんだろうと考えております。そうした中でいかに静岡県の介護事業所に来ていただくかを広くアピールしていく必要があると考えております。私は本日の先ほど来の答弁の中で、来ていただいた方にいかに長く県内で働いていただけるかに関していろいろと考えていきたいとお話を申し上げましたけれども、今後はいかに来ていただけるかについても行政として真剣に考えていく必要があるんだろうと捉えております。ですのでまた今後どういった方法がいいのか、何をどうすれば外国の方々に日本に静岡県があるって、静岡県にはこういった社会福祉事業をやっている事業所があると知っていただくためにどうすればいいか具体的に知らしめていく方法について今後検討をしていきたいと考えております。
○曳田委員
そうだと思うんですが知事とは言いませんけれども、先ほど８番委員が触れましたけれどもまさに今ですね、例えば浜松の聖隷福祉事業団は既に今月も３カ所ぐらいでその説明会をやっているんですね。もう現に具体的にやっているわけです。だから今おっしゃったように相談できるところ、あるいはそういうところとぜひタイアップとは言いませんが、ちゃんと話を聞いてこれはもう即進めていっていただきたいと思いますので、このことについては私はまた２月議会でやるつもりでおりますのでぜひよろしくお願いいたします。済みません。以上です。
お問い合わせ
〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9番6号 電話番号(県庁案内)：054-221-2455
Copyright © Shizuoka Prefecture. All Rights Reserved.