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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小野 登志子 議員
質疑・質問日:11/13/2007
会派名:自由民主党県議団


○小野委員
 まず、この企画部の説明書の9ページの一番下(ク)というところで、県民バス視察助成、これは5万円とか、10万円とか、お金が出て視察ができるのはちょっとうらやましいななんて思いますけれども、これは大体どんなところへどういう形でだれが行かれるのでしょうか。これが1つです。

 次ですけれども、県民だより、先ほどから話題になっておりますけれども、新聞折り込みによる各戸配布、日曜日配布ということですけれども、当然のことながら、折り込み料金というのはかかるもので、大体1部幾らでどれぐらいの費用がここにかかっているかということをお願いします。

 次に、9ページから11ページの広報事業費でございます。大体計7億円ぐらいかかっているわけですけれども、この各種広報物、印刷物の印刷料というのは莫大なもんだと思います。これは広報物の種類によって印刷場所が違うのか、それとも県庁内で印刷しているのか、あるいは業者さんであるとしたら入札して行われるのかということを教えていただきたいと思います。

 次に、先ほどからもありましたけれど、もう1回聞きますけれども、テレビ・ラジオの広報、その他の番組の場合の放送権料、あるいは放映権料が先ほどの数字でございますよね。制作費は別ということで、さっきも870万円とありましたけれども、これでよろしいですね。
 それから、この放送権料、放映権料というのは、県庁だから特別お安くしてもらえるのか、一般の番組と同じかということをお聞きいたします。

 次に、13ページの主な手段(4)その他の広報のところに、ちょっと書いてありますけれども、評価としまして、「県の直営事業のほか、市町や民間においても数多くの協賛事業を得ることができ、幅広く『県民の日』が周知できた」ということですけど、この協賛事業はどんなものか、そして、それには県費が投入されているかどうかということをお願いいたします。

 その次は、25周年記念事業がございましたね、15ページです。平成19年3月25日から27日、これにかかった経費とそして受け入れの人数が132名ということでしたけれど、これは妥当なものだったのかどうかと、大体どれぐらいで交流会をやるのが理想なのかということを聞かせていただきたいと思います。

 それから、17ページ、国際戦略についてです。国際戦略につきましては、費用の内訳を伺います。そもそも国際戦略とは、どういうことなのかということとあわせてお答え願いたいと思います。

 最後に、22ページ、エネルギー供給施策ですけど、エネルギー施策の調整につきましてはすべてが化石燃料のみの記述になっておりますけれど、バイオマス利用計画というのはここには入っていないと思いますけど、その取り扱いは燃料にはならないのかどうかということ、以上お願いいたします。

○寺田企画監(広報担当)
 まず、1点目、県民バスについて、お答えいたします。
 県民バス視察助成で最も多い視察先は、富士山静岡空港でございます。具体的に申し上げますと、18年度112団体に同助成事業を利用していただいたんですが、そのうちの約40%の団体に視察していただいております。その次に多いのが地震防災センター、その次が浜名湖ガーデンパーク、次が浜名湖の「ウォット」、それから「びゅうお」というような順番になっております。
 最も利用の多い団体は自治会等でございます。その次が老人団体、老人クラブ、それから青少年団体が続くというような状況でございます。

 それから、2番目の県民だよりの折り込みの関係でございます。
県民だよりにつきまして、18年度実績で申し上げますと、全体経費が一部当たり17.8円でございます。そのうち折り込みの経費が10.5円ということで、残りが制作費でありますから折り込み費用の方が高くなっているということでございます。

 それから、各種広報物の印刷の形態でございますけども、いろいろございまして、業者に委託した場合は業者の方で印刷しますし、あるいは県がすべてつくったものについては、県庁内で入札をしております。県庁内のコピー機でつくるようなものはありません。やはり、質が問われますので、ほとんどのものがそういった業者に印刷を依頼しているということでございます。

 それから、テレビ・ラジオの関係でございますけども、ちょっと先ほど私の説明が不十分だったかもしれませんけども、情報チャンネル「チャチャチャ!しずおか」は、これは2200万円のうち先ほど申し上げたとおり、その中に制作費の800万円が含まれて2200万円でございます。
 それから、金額でございますけども、我々は公共ですから安くしてくださいということでお願いをしていますけども、通常のコマーシャルベースであろうかというふうに思っております。

 それから、13ページの一番下のその他広報の関係でございますけども、これは県民の日について記載しておりますけども、県民の日に協賛していただいて、市町や民間の方に無償で、例えば市町の施設の無料開放であるとか、民間の方も県民の日に協賛して事業をしていただくということで、これについて県費はかかっておりません。以上です。

○小杉企画監(国際戦略・中国アジア担当)
 25周年事業の受け入れについて、お答えします。
 経費については、トータル1080万円、すべての経費が受け入れ経費です。
 それから、御質問のあった132名の代表団を受け入れて交流会を行ったわけなんですが、受け入れが132名、県側が同じく200何名、トータル300名以上の会場で行って、経費的には約300万円程度の支出ですが、妥当であったと思っております。以上です。

○森企画監(国際戦略総括担当)
 国際戦略関係の費用についてお答えいたします。
 15ページの国際化総合推進費等、それから、国際交流推進事業費についての御質問だと思います。国際化総合推進費につきましては、当説明書に書いてございます費用でございますが、主にはこの中には(イ)にございます青年海外協力隊の推進であるとか、また、(ア)に戻りますけれども、米国スタンフォード大学の派遣費用、それから外務省、総務省等、自治体国際化協会に関する費用が国際化総合推進費でございます。
 下の国際交流推進事業費は、先ほど、中国アジア担当企画監がお話ししましたように、浙江省友好交流25周年を含めまして、その他事業といたしましては、先ほどお話がございました高校生交流の費用、それから各自治体、それから海外の自治体職員、それから海外技術員の研修の受け入れ等の費用でございます。以上でございます。

○伊熊総括企画監(企画調整担当)
 バイオマス資源の関係でございますが、総合計画におきましても、バイオマスを含めます風力、太陽光等々ということで、これを積極的に導入するということで、公共施設を利用して支援をしていくということで努めてございます。

○小野委員
 ありがとうございます。
 最初の県民バス、自治会、老人クラブ、青少年団体によく知ってもらうというのは、とてもいいことだと思いますので、私も皆さんに大いにPRしようかと思っております。

 新聞折り込み料は大体10円、そういうもので高いですよね。ほとんどがこの折り込み料金ですけれども、全戸配布ではこれしか方法がないと私も思います。これについては、またみんなで一緒に考えてみたらどうか、考えてみたいとも思っております。

 それから、広報物の事業費について、これは印刷物については委託もあり、入札もあり、コピーもあり、いろいろあるということですけれども、これは予算、決算上では印刷代というふうには計上されなくて、制作費ということで出るわけですね。ここを確かめたいと思っております。もし、莫大な印刷物を外部にお願いした場合には、やっぱり明記すべきではないかと思うわけです。

 それから、国際戦略、そもそも国際戦略とはとここでお話ししていても時間がないと思いますけれども、例えば、静岡総合研究機構の優秀な頭脳集団と一緒にこれをおやりになっているのではないかと思いますが、そうなのかどうかということと。

もう1つ国際戦略といたしましては、観光部門、それからマーケティング部門、いろんなものが入っているとは思いますけれども、ガソリンの値上げ、あるいはサブプライムローンのこと、円高とか、そういうことのちょっとかけらでもお話しになって、そして戦略を練っていかなきゃならないと思いますけれども、そこのところはどうでしょうか。それだけです。お答えください。

○寺田企画監(広報担当)
 まず、印刷費について、お答えいたしますけども、印刷費については、それぞれの事業の中に、例えば、県民だよりの発行事業とか、そういう中に入ってしまいますので、印刷費だけ取り出すという形での表記というのはなかなか難しいのかなというふうに考えております。印刷形態も委託やいろんなものでさまざまということでございます。

 それから、折り込みの話につきましては、我々もいろいろ研究をしていきたいと思っています。なるべく安い費用で1人でも多くの県民の方のもとに届くような方法を今後も考えていきたいと思います。以上です。

○杉山企画部理事(国際戦略担当)兼知事公室長
 国際戦略に関する御質問でございます。
この国際戦略については、もちろん国の動向、あるいは県内の各研究所の研究動向、あるいは有識者の意見、それらを聞いて県の戦略を立てております。

 そして、空港も開港直前でございますので、静岡県の状況としては今この時点で何を考えるかというと、やはり空港を中心にどう展開していくかと。非常に中期的スパンになりますが、経済界の方々、市町の方々、民間の有識者のそういった方々からの意見も取り入れて、この二、三年、あるいは四、五年にどういうふうに活動していくかということを、きちっと全庁的に考える必要があると思っております。
東アジアを中心に発展が著しいわけなんですが、今後はお金も人も情報も東アジアを中心に動いていて、そのあおりを静岡県はまともに受けると思います。その意味で、その中にチャンスもあれば、気をつけて展開していかなきゃならない問題もあるということで、国際戦略を立てたわけでございます。当面は、そこに焦点を絞って、東アジアを中心に施策を組み立てて実施していきたいと思っております。以上でございます。

○小野委員
 国際戦略に関しては、私としては予算が少なくて、事業が少ないんじゃないかというふうに感じます。この米国スタンフォード大学との学術交流、もっともっとこれらのことを進めていってたくさんの予算をとって、大きくお仕事していただきたいと思います。要望です。

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