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委員会会議録

質問文書

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令和3年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:牧野 正史 議員
質疑・質問日:10/11/2021
会派名:公明党静岡県議団


○牧野委員
 よろしくお願いいたします。一問一答方式で1問質問させてもらって、あとは要望を述べさせてもらいます。
 では、しずおか・安全横断3つの柱の検証と定着について伺います。
 新ビジョン評価書案33ページの次期計画に向けた今後の方向性の中で、歩行者の安全を確保するための手挙げを推奨するしずおか・安全横断3つの柱の定着に向けた取組が記載されています。
 この手挙げ横断については、今議会でもふじのくに県民クラブの代表質問の中でも触れていましたが、私もかねてから信号のない横断歩道の手前での手挙げ横断の必要性を考えており、2年前に県警察に手挙げ横断普及の提案をしましたが残念ながら却下されました。しかしこのたび43年ぶりに交通の方法に関する教則が改正され全国一律で手挙げ横断の推奨が復活されました。
 他県の事例を引くと、三重県の高校生が独自に手挙げ横断の効果を検証しています。検証方法としては横断歩道前で、1ぼっ立ちの状態、2スマホを眺めて立っている状態、3手を挙げて立っている状態での停車する車の割合を調査したところ、3の手挙げのときは65%もの車が停車したという結果が出ました。
 県警察でも、本年春より3つの柱の取組を行ってきて半年ほど経過しております。議会答弁では広報ポスターをコンビニやドラッグストアに掲示したりホームページやSNSで周知し推進するとのことですけれども、もう一歩踏み込んで手挙げの効果、手挙げする人の割合等を半年たった今検証し、また定着に向けて今後の課題を明らかにして施策を講じていくべきと考えますが見解を伺います。

○加藤交通企画課長
 県警察では、歩行者事故の約6割が道路横断中に発生していることから、昨年よりしずおか・安全横断3つの柱を高齢者を含む全ての年齢層に広く周知しその定着を図るため、多くの県民の目と耳に触れるよう広報啓発活動を推進しております。
 7番委員から御指摘がございました手挙げ横断状況につきましては、このほど静岡市街中心部の横断歩道におきまして、手を挙げ顔を向ける、手を挙げずに顔のみ向ける、そして佇立のみの3パターンによりまして通行車両が停車するか実証実験したところ、停車した車両の割合は手を挙げ顔を向けた場合は89.6%、手を挙げず顔のみ向けた場合は73.9%、佇立のみ、いわゆる立っているだけの場合につきましては59.4%となるなど、しずおか・安全横断3つの柱を実践し道路を横断する歩行者とドライバーの意思疎通を図ることが横断歩行者の事故防止に一定の効果があることが裏づけられました。
 しずおか・安全横断3つの柱の定着状況につきましては、いまだ県民に周知定着しているとは言い難い状況にございますので関係機関、団体の皆様と連携しその有効性を伝える広報啓発活動や交通安全教育、街頭における指導啓発を推進しその定着に取り組んでまいります。

○牧野委員
 既に検証を実施しているということで、ありがとうございます。非常に高い確率で止まるということで、かねてから静岡県は全国的にも横断歩道前で車が止まる確率が高いと聞いており引き続き推進してほしいんですけれども、ポスターなどの啓発だけだとなかなかやらないと思います。
 県庁本館の東西には信号のない横断歩道があって、昼休みとかに県職員が駿府公園のほうに行ったり街に出ていったり、あと退勤時も通行しているので、ぜひ私も含めて県職員からまず車が通ったらちょっとでも手を挙げて顔を向けるように現場から普及して模範を示していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 最後に、自転車事故防止対策については秋の交通安全運動でも力を入れてくれたんですけれども、そういうキャンペーン期間中以外でも特に高校生の通学時での指導を徹底してくださるようによろしくお願いいたします。終わります。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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