• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成25年6月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 進吾 議員
質疑・質問日:07/30/2013
会派名:自民改革会議


○天野(進)委員
 一問一答じゃなくて、1問だけ。
 今、3番委員のほうから石雲院展望デッキについてお話がありましたね。9番委員の展望デッキとは全然展望が違う、それを恐らく感じたと思うんです。
 実は、私がここで申し上げたいのはグランシップに対する考え方についてであります。
 そこでまず、先ほどグランシップの完成年度は平成11年度と9番委員がおっしゃいましたけれども、これスタートは何年でしたっけ。もっと言うと、斉藤元知事が磯崎新さんと鈴木忠志さんと3人で、舞台芸術オリンピックを静岡県で開催するというダイナミックな新聞広告が出ました。あれは何年の新聞でしたかちょっとわかりませんけれども、恐らく、平成二、三年じゃないかなと思っているんですけれども、そのときからこれは始まったんです。
 このグランシップはその磯崎新さんの設計でつくられました。恐縮ですが設計費はお幾らだったのか、そして、建設費はお幾らだったのか。
 もちろん、私の頭には具体的な数字はありますけれども、あえてお尋ねをしておきたいと思うんです。なぜなら、私は、県政史上最大の汚点だと思っているからであります。
 グランシップの建物そのものはノーとかどうとかじゃない。これが決まっていくプロセスの中に私は最大の汚点があったと思う。実は、正直に申し上げます。我々議会側にこのことについて追及する勇気がなかったことをまずもって反省しなきゃならないはずです。
 当時を知らなかった方々が相当数いらっしゃいます。ですから、私はあえて申し上げます。
 当時の知事の提案に対して、残念ながら、誰一人としてこれを追及することができなかった。それほど議員も腰くだけだった。そして、当局も同様でありました。恐らく、静岡県政の中であれほど不可解な建設物はないだろうと思っております。
 今、グランシップのスレートが落ち、近くで見れば、本当に悲しい姿が感じられます。そして、どのようにこれから直していくのかわかりませんけれども、非常に汚くなっているあの何というか屋根、それをほんとに補修することができるだろうかなという疑問を持っております。私は、先ほど申しましたように、県政史上最大な汚点と言われるそのグランシップについての建設費、設計費をまずお尋ねしておきたいと思います。よろしくお願いします。

○京極文化政策課長
 グランシップの整備にかかわります経費につきましてお答えいたします。
 調査設計費が14億6000万円、それから建設工事費につきましては約502億円になっております。以上です。

○天野(進)委員
 今おっしゃられました建設費約502億円です。考えられますか。こんなべらぼうな建物は、日本広しといえどもなかったところであります。
 そして、設計費は14億6000万円。普通、建設費の最高で3%。しかし、それは大きな建物じゃない場合に問われる数字でしょう。この数字もまためちゃめちゃです、常識では考えられない。それが堂々とまかり通っていったそのことに、私たちこの県政を預かるものとして、職員も議会も大いに反省しておきたい、そう思ったからこそ、私はこれを明示させていただきました。
 ついでに申し上げます。
 これは全く違う話ですけれども、県立美術館、委員会説明資料に書いてありますけれども、草間彌生さんの美術について全くわかりませんでした。しかし、夏目漱石の今回の展示は、ぜひ議会の皆さん、行ってください。当局も行ってください。これは大変にすばらしいものでした。私が見てきたその感想として、あえてつけ加えて、以上終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp