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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:03/08/2022
会派名:自民改革会議


○杉山(盛)委員
 一問一答方式で、1問だけ人口減少についてです。
 2月21日に静岡県の人口がついに360万人を切りました。これは昭和61年11月以来で、35年前の水準に戻ってしまったわけです。本県の人口のピークは平成19年の379万7000人で以後の約15年間で20万人、5%を超える人口が減少したとなるわけです。
 問題は、この発表についての川勝知事のコメントです。人口が360万人を切ることは国立社会保障・人口問題研究所でも推計されていたことであり全国同様本県の人口は減少していくと認識している。これではただの評論家、他人事。日本の人口が減っているから静岡県もしようがないと言っているだけでしょう。川勝知事が就任した平成21年から令和2年までの11年間を見ると、全国の減少率がマイナス1.06に対し、静岡県はマイナス4.19とこんな減少の仕方があるものか。しかも人口300万人以上の10都道府県に限って見ると、北海道の次に減少率が大きいのです。昔、私は石破さんにこう言われた。静岡県は温暖、山、川、海、そして富士山もあり、こんな気候等がいいところがなぜ人口減少率で北海道に次いで全国2番目なのか全く分からんと。
 2月22日の知事の定例記者会見で、人口減少に対してどうすべきかとの質問に対し、鬼頭さんという人を静岡県に迎えて適応戦略をやり、同氏の提案で高校生にパスポートを出してきたけれども効果が出ていないのでと訳の分からない支離滅裂な答弁をやっている。
何が言いたいかというと、知事は一丁目一番地で県の人口を減少させないことが一番の仕事です。他人事のような答弁をする知事は要らないと思っていますが、このことについて伺います。

○天野政策推進担当部長
 知事も社会減、それから自然減について非常に関心をお持ちでして、今までも少子化突破戦略、その改訂版等をやってまいりました。それでも社人研の推計が全国、地域別でも非常に厳しい推計となっていることが念頭にあっての御発言になってしまったかと思います。
 実際には本会議、委員会でもそうですけれども、人口問題については県議会の自民改革会議をはじめ各会派から非常に強い御指摘を受けておりまして、知事とも御相談して今年度政策推進担当部長をトップに関係部局を集めたタスクフォースをつくっております。
 もう1つ、人口動態で非常に興味深い動きをしている例えば湖西市のように昼間人口が夜間人口を上回っている所や一部女性定着率が意外と高い市町があります。その15市町の人口問題を担当している企画部長、企画課長とオンラインでタスクフォースのメンバーと意見交換しております。
 2番委員が言われたように人口問題は一丁目一番地でして、ここが崩れると本県の生産年齢人口を支えられなくなってしまいますので、中小企業と同じようにしっかり守っていくため、現場の声を聞いて分析し、しっかり政策を打っていきたいと思っています。

○杉山(盛)委員
 天野政策推進担当部長が優秀で一生懸命やっていることはよく分かっている。
 川勝知事が本当に無能、無策だと言っている。
石川前知事のときには約16年間で人口を約10万人増やしている。このときの増加率は全国を相当上回っている。川勝知事になってから20万以上減っているのが現実なの。
 石川知事と話したときのことを参考にお話しします。知事、どうしてこれだけ人口を増やすことができたのですか、どんな魔法とか薬を使ったのですかと聞いたら、石川知事は、先生御承知のとおり行政に魔法も薬もありません、ただ東京事務所の職員が毎日5人、6人、東京の企業に対して静岡県に来ませんかと営業をかけ、当たりのよかったところには担当の部長や副知事、例えばメルシャンなんかは最後に私自身が交渉に行ったと言われた。
 何が言いたいかというと、毎日の地道な努力をしなければ人口増加はあり得ない。そういう策を川勝知事は何もやっていないし、できていない。これが現実で、これだけ人口減少が起きている。20万人減少とは私どもの沼津市が消滅しているのと一緒なんだよ。だからもう言葉遊びはいい。住んでよしだ何だかんだ知らないけれども、そう言って誰も来ないのだから、今言ったようにまず企業誘致、流入人口を増やすための策に東京事務所――東京大使館だか何だか知らないけれどもどうでもいいから――の職員をもっと利活用すること。
 それともう1点。この前公立で少し問題になった高校がありますけれども、私学では年間で大体数百人以上の生徒が県外から来ています。だから分母で言うと1,500人から2,000人くらいかな、その中の1%でも5%でも静岡県はいいなと言って住んでくれたら、こんないい政策はないわけでしょう。例えば神奈川県、案外いい高校があるかもしれないけれども優秀な生徒はほとんど東京の私学へ行っちゃう。東京に対する学生の流出人口が多い神奈川県の例を少し参考にしてもらいたい。
 確かに公立には何か規定があってこの前も親が来ていないとニュースに出ていました。学生に対する策などをもっといろいろ考えながら手厚くやっていくことが必要だと考えます。
 もう1つ例を言うと、沼津市のある企業が移転をしたかった。しかし県と沼津市が許認可を下ろさなかった。そうしたら、多分原発関連の補助金がすごく出たと思うけれども、福島県から来てくれませんかとのお誘いがあった。そのときにびっくりしたのは、経費の7割を出しましょうと言ってきた。3億円くらいかかる経費のうち2億1000万円を補助金で出しますと。その企業は沼津に定着したいとのことでいてもらうこととなり事なきを得た。そういうものに対する行政の業務を迅速化することは非常に大事なことです。
 だから、一つ一つが全て毎日の一歩一歩の積み重ねによってしか私は人口の増とか企業誘致だとかというのはあり得ないと見ている。ぜひ天野政策推進担当部長を中心に今言ったようなことを参考に本気で対処してもらいたいと思います。

○天野政策推進担当部長
 石川県政時代の人口増加で2番委員が直接石川知事からお伺いした中身も教えていただきました。本当にリアルなお話でして、東京事務所の誘致班、経済産業部や関係部局と一緒になって行政の誘致にしても御用聞きのように迅速かつ常に行き続けることを徹底できるよう、各部局長を集めてもう一度再徹底して人口問題に取り組んでいきたいと思います。

○杉山(盛)委員
 それでは、質問は以上で終わります。
 本日は今年度最後の議会ですので、座ったままで御無礼ですが本年度をもって県を退職される方がおりますので、一言はなむけの言葉を贈りたいと思います。
 まず、長谷川地域外交担当部長においては昭和62年に本県に入庁され、当初は農業水産部の畜産課に配属となり、35年の長きにわたり県職員として奉職されました。平成26年度には企業立地推進課長、平成28年度から地域外交課長、地域外交局長と歴任し、令和2年度から現在の地域外交担当部長として強いリーダーシップを持って2年間地域外交局を率いてこられました。また東南アジア事務所の所長として培った国際感覚と経験に加えて、フルマラソンを3時間以内で走るという県庁随一のフットワークを生かして海外と本県のつなぎ役として奔走し、経済、観光、教育等様々な分野で成果を残されました。地域外交担当部長となられた令和2年度以降は新型コロナウイルス感染症の蔓延により海外渡航が制限され、思い描く地域外交の展開が困難であったと思いますが、そのような中でもデジタル化の導入にいち早く取り組んだり、対面とオンラインの併用によってツイン外交の展開に活路を見いだされ、コロナ禍の中でも重点6か国・地域を中心に友好関係の維持に努められました。
 今後とも地域外交の行く末を見守っていただき、困難な課題があったときには後輩職員に御指導賜りたいと思います。そして、先ほど1番委員からもありましたウクライナについても最後に皆さん方にしっかりと御指導していっていただきたいと思います。本当に長いことお疲れさまでした。
 そして、増田出納局長におかれては昭和57年に本県に入庁され、当初は生活環境部の県民生活課に配属となり、40年の長きにわたって県の職員として奉職されました。平成23年度から企画課参事、エネルギー政策課長、企画課長、政策推進局長、知事戦略局長、文化観光部長代理と歴任し、令和2年度から現在の出納局長として会計事務の適正な執行、令和3年度は議員提案で制定した事業者等を守り育てる静岡県公契約条例に基づく取組方針の策定にも大変御尽力されました。
 増田出納局長は企画部門のエースとして県の総合計画に長く携わり、県のあらゆる施策を把握しているまさに県政の要でありました。私が幹事長だったときに若い議員の勉強のため、当時企画課長だった増田出納局長にお願いして1期目の議員を集めた総合計画の勉強会を開催してもらったこともありました。元部付主幹であって部局職員と議員が共に学び合うことの必要性をよく理解され、勉強会だけでなく日頃から議員への対応を大事にしていたと聞いております。理路整然とした説明、的確な判断能力は定評があり、部下への配慮も欠かさない、まさに理想の上司として多くの職員から慕われた逸材でありました。
 そんな増田出納局長でありますが、事情によりまして今委員会は欠席となっております。本当は直接はなむけの言葉を贈りたかったんですが、昨日ひょんなところで外で会いまして、はなむけの言葉を言っておきました。そしてその優れた見識によって後輩職員に引き継いで欲しいとの思いをお伝えしておきました。本当に長い間お疲れさまでした。
 次に、前島監査委員事務局長におかれましては昭和59年に本県に入庁され、当初は総務部の統計課に配属となり、38年の長きにわたりまして県の職員として奉職されました。平成24年度から健康福祉部管理局経理監、同総務監、健康福祉部管理局長、そして交通基盤部長代理と歴任し、令和2年度から現在の監査委員事務局長として監査委員を補佐し、そして静岡県の監査体制の充実に尽力されました。
 監査委員事務局長に就任された令和2年度は、地方自治法の改正によりまして新たな内部統制制度が整備、運用されまして、監査制度がこの内部統制制度と役割分担を図りながら充実強化を図っていく大きな変換点となる年でした。これまでの法令等への適正に視点を置いた監査から、効率性・経済性・有効性に視点を置いたいわゆる3E監査へシフトしていく方向性の中で、前島局長は3E監査の拡充に積極的に取り組まれまして、また質の高い監査を常に意識し、監査業務の見直しを行ってまいりました。また監査委員を補佐することはもとより、事務局職員に対しても丁寧な説明や的確な指導に努められ、監査業務の円滑な運営に多大な貢献されました。
 今後とも、健全な県政の運営のため今まで以上に厳しい目で県を監査していただき、後輩職員に御指導賜りたいと思います。長い間本当に御苦労さまでした。
 この3名の皆さんにおかれましては、これまで本県行政のために多大な貢献されましたことに心から感謝と敬意を表したいと思います。退職される皆様にとっては最後の委員会でありますので、これまでの県行政における経験、県行政に対する所見や後輩に贈る言葉など一言ずつお話を頂きたいと思います。
 それでは、まず長谷川地域外交担当部長からよろしくお願い申し上げます。

○長谷川地域外交担当部長
 ただいま私ども退職者に対して過分なる謝辞を頂きましてありがとうございました。それから時間を頂きありがとうございます。
 昭和62年に畜産課に入ってから35年ですけれども、2番委員にほとんど用意したことをしゃべっていただきました。思い出したことは前島監査委員事務局長より3年ほど遅れて県庁に入ったものですから、西館4階での入庁式のときにバッジをもらったのが彼だったことです。彼は人事課の一番若い職員で、偶然再会してびっくりしたことを今本当に昨日のことのように思い出しました。
 私は35年の中で一番長い職務は、いろいろ名前は変わって商工労働部、産業部、経済産業部とかですが、経済関係がやはり一番長くて15年間です。先ほどお話もありましたシンガポール駐在を含めてです。当時東南アジア事務所は経済産業部の所管にあった時間が長く、その後移管した後も私はジェトロのシンガポールにずっといたものですから中小企業の国際化支援業務をずっとやっていましたので、思い入れは一番強いかと思います。
 それからもう1つは、3年間でしたけれども県政最大のプロジェクトだった空港建設に関して空港建設事務所で用地買収をやった経験が今思い出すと一番公務員の人生の中では印象が強かったかと思います。
 コロナ禍だったので、2番委員におっしゃっていただいたとおり最後の2年は不本意な感じで終わってしまったのですが、厳しい御指摘とか御意見も頂いた中、それでもよき仲間、後輩に囲まれて何とか切り抜けてこられたかと思っています。
 その中で一番私が感じているのは、仕事をする上でみんながそうだと思うのですけれども、人のネットワークが一番大事かと感じております。やはり自分一人でできることはすごく限られていますけれども、人にお願いしたり、人とのネットワークをつくるとすごく生かされ、いろんなことができる。特に私は、シンガポールもそうですし今の地域外交もそうですが、海外との関係をやってきていますので、海外との関係では人との関係がすごく大事で、人とのつながり、個人のつながりが中心になってしまいますけれども、そこを基点にいろんなところに広がっていくのが大事だと私の経験の中では感じています。ですから皆さんもこれから仕事をする上では、みんな当然感じているとは思うんですが、そのネットワークというものをすごく大事にしていただければと思います。
 最後に地域外交についてすけれども、本当にいろいろ御意見があることは承知しております。今日も5番委員からも国を見直すべきじゃないかとのお話もありました。ただネットワークをつくっている中で、いろんなつながりを切るのは簡単ですけれども、もう1回つくるのは物すごく大変なので、めり張りをつけて行くべきだと考えます。特に浙江省は40年もやってきたわけです。今、日中間は本当に難しい状況にある。それから日韓については、韓国忠清南道とは10年でせっかくここまで続けてきて、相手の顔も見える関係ができている中で切るのは本当に簡単ですが、もちろん予算でやることに関してはめり張りをつけなきゃいけないですけれども、何とかそこはこれから後を継いでいただく皆さんには考えていただいて、地方自治体でしかできない海外交流、国際交流の分野で地域外交としてやっていっていただければと思います。
 特に、今日宿題も頂きましたウクライナの関係についても私もテレビを見て本当に胸が痛くなる思いがしますので、ぜひ何とかできることがあればと思います。ありがとうございました。(拍手)

○前島監査委員事務局長
 監査委員事務局長の前島です。こうした発言の機会を頂き、委員長並びに委員の皆様に深く感謝申し上げます。また過分なお言葉を頂きまして誠にありがとうございます。
 私は昭和59年に県に入ってから38年です。御紹介頂きましたとおり、統計課をはじめ総務、経理、企画部門と、県職員として勤めたほとんどが実は内部管理業務でありまして、裏方として県を支えてこられたと思っております。そういった意味で、監査委員事務局長になって新たに取り組んだ3E監査の拡充、あるいは内部統制評価報告書の審査など今までの経験があってこそできたものだと思っております。ただやはり県の仕事は県民のためによりよい社会をつくっていくものであります。本当は直接事業をつくって実施することができなかったことは少し寂しく思っております。
 また、私は財政課にも副主任、主査と5年間くらい所属しておりました。財政課での経験が今までの自分の仕事の進め方になってきていると思っています。今でも覚えているのが財政課を出た後、健康福祉部企画経理室主査だったときに、ある業務を進めるに当たりまして他部局ともめたことがありました。部長と副知事協議を行った場で、当時の鈴木副知事がまだ主査の自分に対して、財政課にいたんだからあなたはちゃんと他部局と調整して進めてこなければいけないと叱られたことがあります。多分これは部長に対して怒ったのを私に対して言っただけだなと思いましたが、それでもそのときからやはり県にとって何が大事なのか、あるいは他の所属部局との連携をどう進めるのか、当然決裁についてはしっかり見るなど財政課で経験した仕事を生かして取り組むようにしてきております。
 そうした視点から私から、口幅ったいですが、県を背負って立つ職員の皆さんに10年ぐらい考えて感じていることがありますので3点お話しいたします。
 初めに、県民のために県として何をすべきかという視点でその他部局と連携して取り組んでほしいと思っております。自分の担当することは非常に勉強していてすごく優秀だなと思いますけれども、他部局の連携に当たって、県の職員は他部局の話を受け入れることがちょっと苦手じゃないかと思っています。県にとって何が重要か、県民にとってどうすべきかという点でお互いが議論して自分の部局に不利なことでも受け入れて、共に進めていくことが大事かと思っています。特に相談された側が相手の立場を考えて対応することが大事だと思っていて、なかなかそういうところができていなかったと思っています。
 2つ目は、今と同じようなことですが、相手が何を考えて行動しているのか考えて対応することをやってほしいと思っています。苦情や相談とか要望するには理由があります。相手がなぜそのような発言をするのか考えて対応していくことが問題の早期解決につながると思っています。どうしても自分たちの論理で話を進めてしまいがちになりますので、そうならないよう心がけてほしいと思っております。
 3つ目は、部長への協議を行うときに、正しく判断ができるように過去の経緯とか問題点など悪い情報もしっかり伝えてほしいと思います。私は健康福祉部の経理監、総務監、管理局長も務めたんですけれども、なかなかその検討に時間をかけられないで担当する局内で様々な視点からしっかり議論することが実際にはできていないことが多々ありました。そういうときも、議論を深めるために説明する側にとっては厳しい質問をすることが非常に多かったと思っています。そういった立場で意見を言うことで正しい判断ができたとは思っていますが、その代わりすごい厳しい人だと思われているのは事実でした。だんだん厳しいことを言う人も減ってきていますので、そう言われたのは逆に、今にとっては自分の誇りとなるのかなと思っております。
 ここで大変失礼なお話ですが、委員の皆様、県議会の皆様にちょっとお願いがあります。県の組織の中では、なかなかもう厳しい指導ができなくなっているように感じています。そういった意味では、ぜひ県幹部職員を育てるため時には厳しい指導をしていただけるようお願いしたいと思います。
 県の職員の皆さんにとっては当然と思うことで参考にならなかったかもしれませんが、やはり職員は研修だけでは育ちません。次の若い世代の職員に自分の姿を見せることで育ててほしいと思います。
 最後に、自分がこういった形で職務を全うできたのも、職員の皆さんに支えられてここまで来ることができたと思っております。職員の皆さん、そして温かく御指導頂きました県議会議員の皆様、長い間本当にありがとうございました。(拍手)

○杉山(盛)委員
 ありがとうございました。以上です。

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