• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:坪内 秀樹 議員
質疑・質問日:03/09/2021
会派名:自民改革会議


○坪内委員
 それでは、一問一答方式でお願いします。
 建設委員会説明資料64ページの主要営繕工事の概要に関連しまして、県有建築物の整備を取り巻く社会情勢の変化への対応についてお伺いしたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症の蔓延や、先ほどから出てます環境問題、ICT技術の進化や働き方改革など様々に社会情勢が変化する中、県民が県有施設に求めるニーズや基準が今まで以上に多様化してくると思います。
 説明資料64ページにもあるとおり、毎年様々な営繕工事が実施されていますけれども、社会情勢の変化や利用者のニーズを的確に捉え、県民が安心して利用でき長く親しまれる県有建築物が求められているものだと思います。
 そこで、今後の県有建築物の整備でその時々に対応し配慮すべき事項について、長きにわたり建築物の建設に携わられた答弁者を指名させていただきますが、長田交通基盤部参事のお考えをお伺いしたいと思います。

○長田交通基盤部参事(営繕担当)
 県有建築物の施設整備を取り巻く社会情勢の変化の対応についてお答えさせていただきます。
 建築物の整備を取り巻く環境は、今1番委員のおっしゃるとおり刻々と変化しております。特にこのコロナ禍による新しい生活様式への対応については、在宅勤務の機会の増加などによってこれまでの建築を設計する上での常識の部分が変化していると考えております。最適な執務室の広さであったり、そのレイアウトであったり、仕上材料、付加する設備などについて最新の知見に基づく新たな提案が求められております。
 また、2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けた環境問題に関しましても今後一層に取組が求められると予想されておりまして、採用する工法だとか材料、それから地球環境や省エネにどれほどの影響を及ぼし省エネの効果があるのかなど検討が求められると考えております。
 これらの課題は、これから住宅や建築物を計画される県民の皆様にも共通することだと考えており、また公共建築物を利用される立場の多数の県民の方々にも大変関心のある事項で、ますます関心が高まっていくと考えております。
 そこで、建築物の整備に当たり居心地のよい空間の創出、地球環境の保護、木材振興などを所管する部署と建築関係部署と密接に関係しつつ、施策を推進する役割を担う県庁各部署との連携を強化していきたいと考えております。そして建築物にそれぞれの分野で先導的な役割を持たせて先進事例とすることが有効な方策になると思っております。このことにより県民が計画する建築物をよりよいものに導くことにもなりますし、それぞれの部署が推し進める施策を情報発信する役割も担えると考えております。
 令和3年度に営繕3課は建築管理局としてスタートいたします。事業の初期段階から技術力を発揮できる体制を整えて、ファシリティマネジメントの総量適正化や長寿命化の視点を持ってプロジェクトの企画、構想、予算確保やコスト管理に責任を持って当たってまいります。
 これまでの業務で培った建築関連の法律上の知識や技術、経験を基に新しいICT技術を積極的に取り入れながら建築のプロの集団として高いレベルの仕事を全うし、関係部署と連携しながら県民が誇りを感じて長く親しむことができる県有施設の整備を進めてまいります。

○坪内委員
 ありがとうございます。
この交通基盤部の住宅営繕が、本当に県民の目標になるようにどんどん進化していただいて、また長田交通基盤部参事には後任の担当の方にしっかりと御指導頂きますようにお願いしまして私の質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp