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委員会会議録
質問文書
平成30年２月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 大石 哲司 議員 |
| 質疑・質問日： | 03/08/2018 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○東堂委員長
休憩前に引き続き、委員会を再開します。
質疑等を継続します。
○大石（哲）委員
一問一答方式でお願いします。
先ほど、放射性物質の測定の機械が結構高額だという話がありました。先日福島県で新しいタイプの放射性物質が見つかったと。セシウムがガラスコーティングされた、本来水に溶けるセシウムがガラスコーティングされたものですから溶けなくなっちゃった。体の中に入っても減っていかないんだと。
静岡県では、先ほど高額な機械と言われましたが、この物質を見つけることができるのか。見つかった例があったら教えていただけませんか。
○望月原子力安全対策課長
セシウムボールにつきましては、今10番委員から御紹介のありましたとおり、最近報道等でも紹介されているところでございます。放射性セシウムは水に溶ける性質を持っています。ただそれが福島の事故では、中には粒子状のものにセシウムが閉じ込められている事例が見つかっているという報道があったように承知しております。
静岡県は、環境放射線監視センターが行っております浜岡原発の周辺地域を中心に実施している環境放射能調査では、福島第１原発事故で放出されたと見られる放射性セシウムをいまだに微量ではございますけれども検出する場合もございます。ただし検出された放射性セシウムがセシウムボールのような状態であるのか、あるいは水に溶けた状態であるのかは電子顕微鏡等で確認しないとわからない状態でございますので、そういったものはここでは調査しておりません。いずれにせよ今まで調べた値につきましては、健康への影響は全く心配のないレベルでございます。
セシウムボールがどのような影響があるのかは環境放射能の研究機関等で研究が進められていると承知しております。そうした環境中の放射性物質につきまして、今後も新たな知見が得られてくると思いますので、そうした情報を収集してまいりたいと考えております。
○大石（哲）委員
従来のセシウムは、大気中から検出するんだと思うんですけど、セシウムボールは水の中から拾い出すという話なものですから、従来と違う検査方法をしないとセシウムボールはつかめないと思うんですけど、そこは認識されていますか。
○望月原子力安全対策課長
10番委員の御指摘のとおり、形状につきましては環境放射線監視センターでは把握できないです。ゲルマニウム半導体検出器等で海水あるいは土壌に含まれているセシウムがどのくらいあるのかを検出しておりますので、それがどういった形状であるかは調べる対象になっておりません。
いずれにいたしましても、本県での影響としましては、健康には全く影響のないレベルでございます。
○大石（哲）委員
では、健康に影響がないということで、安心して生活させていただきますね。
もう１件、防災ヘリコプターについて先ほど８番委員からもお話が出ましたが、１月から先月の９日まで愛称募集をされていたということです。この委員会で例えば愛称が決まったとか何か報告があるかと思ったら何ら出てこないものですから。実は応募しようと思ったのが締め切っちゃった。僕のアイデアでは駿河がいいかなと思ったんですけど、何件の応募があってどのような名前に決まったか、もしわかれば教えてください。
○細沢消防保安課長
機体の愛称募集の件ですけれども、締め切りまして、38都道府県から782件の応募がございまして、予想していたより多かったものですから、まだ消防保安課で取りまとめている状況で、危機管理部長などにもまだ報告していません。消防防災ヘリコプターの愛称の公募が全国的にも珍しくて関心を呼んで、いろんな県から集まったのではないかなと思っております。
いずれにしましても、近日中にまとめまして、部内の選考委員会を経た上で、決定の手続を進めていきたいということで、御報告をしなくて失礼いたしました。
○大石（哲）委員
本会議の７番委員の代表質問で、パブリックコメントが少ない件数だと。応募された中で静岡県内からは何件かつかんでいらっしゃいますか。
○細沢消防保安課長
静岡県が何件かというところまではわかりません。恐らくほとんどは静岡県だろうと思われます。済みません。
○大石（哲）委員
せかすわけじゃないですけど、締め切ってから一月たったものですから、いろんな角度で報告いただければと思います。ありがとうございました。
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