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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:11/04/2020
会派名:無所属


○桜井委員
 一問一答方式でお願いします。
 先ほど5番委員から事業費の不用額の繰越しについて質問がありました。令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書にも事業費の確定に伴う残であると書いてありますけれども、主な不用額は入札差金なのか取りあえず聞きたい。

○蕪木経理課長
 不用額について御説明します。
 一般公共事業等の公共関連事業において、入札によって生じた差金等については次の工区に回すなど事業進捗を図っているところです。
 不用額は、国の追加公共事業等で国庫関連の内示額と予算の差により生じたものです。

○桜井委員
 ということは、説明資料の事業費の確定に伴う残とは入札差金ではないと理解していいのかな。

○蕪木経理課長
 公共関連事業については予算と国庫内示との差により不用残が出ますけれども、それ以外の事業については事業費が確定したことにより執行残が出ています。

○桜井委員
 差金がほとんどじゃないのですかと聞いたらそうですとも言わないし訳が分からないのだけれど、この不用額の中には当然差金も入っているでしょう。それが大部分を占めているのかどうかだけ教えて。

○蕪木経理課長
 不用額のうち大きなものは追加公共事業で生じたもので、現年補助災害復旧費では約9億円の不用額が出ており、公共関連事業の差金については事業進捗を図る形になります。公共関連以外の事業については、差金で不用額が出ているものもあります。

○桜井委員
 前年度の決算で不用額が出ているんですけれども、工事によっては4月以降に発注、入札して9月頃には入札差金が出る場合もある。
 私は志太榛原の人間ですけれども、いろいろな道路整備、改修の要望を川根本町なら川根本町を通して島田土木事務所へ持っていったりするときに、予算計上はしてないけれども――これは年度末ですけれども――9月頃には入札差金で不用額が多少見えてくると思うんです。そういう関係でいろいろお願いすると、生活にどうしても必要だからと土木事務所の方たちがいろいろ頭をひねっていただいて、3つあるうちの1つぐらいは対応できますと。
 なぜそれを言うかというと款、項、目とあって目の流用は妨げないことになっているんですね。これは市でも県でも同じだと思いますけれども、款は道路費、もう1つは河川費だから道路費で予算を計上した後もその中に来る目、道路改良費や修繕費は全部目ですから目間の流用は自由にできると承知していますけれどもそれでよろしいでしょうか。

○蕪木経理課長
 事業進捗を図る目的で事業箇所間では実施している場合もあると思います。

○桜井委員
 いろいろ町から頼まれて土木事務所へ一緒に陳情に行くと、こちらの事業の差金が出たら同じ道路ですから何とか回しましょうと積極的に配慮してくれます。中山間地は過疎地でして、なかなか政治力を発揮できないというか、いろいろな面で予算をつけてもらえないところが結構あるんですよ。だからどうしても予算がつけられない、ほんの一部の改修だけでもお願いしたい数百万円、一千万円を超えるか超えないかという事業は、やはり入札差金とかの不用額をうまく利用してくれます。その不用額は大体9月頃までに確定していれば土木事務所さんもうまく予算づけしてくれるんですけれども、12月、3月になっちゃうとどうしようもないんです。
 ある面ではいろいろな形で気配りしていただいていることには感謝しています。年度末に出た不用額は来年度にどこへ振り向けるかは分からないですが、目も項も違う場合は補正予算を組まなければいけませんよね。道路費を河川費へ流用できないのだから。不用額は年度末にならないと確定しないですけれども、9月頃ぐらいに今年はこれくらい不用額が出そうだなと予測を立てて、できたら12月の補正あたりでやっていただきたい。予想が外れたら困るんですけれども2月、3月議会でまた補正を組めばいい話ですので。
 特に、これは大井川流域だけではなくて富士川、浜松の天竜といった中小河川の中山間地にいる人たちの道路は細かい面で難儀しているところがいっぱいあるものですから、予算化してまでやる事業はあまりないけれども各土木事務所は親身になってくださり、生活している方たちに対する行政の気配りとして不用額をうまく利用してくれています。その点感謝を込めて、ぜひこれからもよろしくお願いして質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp