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委員会会議録

質問文書

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平成30年2月企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:曳田 卓 議員
質疑・質問日:02/21/2018
会派名:ふじのくに県議団


○曳田委員
 それでは、行政経営と地域外交の件の2つを分割質問方式で伺います。
 先ほど来、説明の中で富という言葉がいろいろと出ています。今日の静岡新聞にも富をつくると、昨日の予算説明でも富をつくると。今年度予算についても、当初は税収が大分落ち込むんじゃないかという話だったんですが、ふたを開けてみたら法人税がよかったから基金を取り崩ししなくても済んだという説明があったんですけれども、何か聞く側にすると、ふたを開けてみたらふえてた、減ってというのでは、行政経営という観点からするとどうなのかなという思いがしています。
 例えば、来年度予算を見ても、例えば大体全部トータルすると50億円ぐらいの仕掛けなんだけれども、法人二税が約1000億円を超えているわけですが、富をつくることの発想は大事だなと思っています。
 それで、行政経営が1つの柱として位置づけられたのは、ふじのくに県民クラブがずっと主張し続けてきた内容ですから大変評価させていただいておりますけれども、やはり行政経営ということになれば、1つの会社で言えば重役会議あるいは経営推進会議なのかわかりませんが、位置づけをもう少し明確にしながら進めていってもらいたいと思うんですけれども、今後、計画の中で具体的にどのように進捗管理を行っていくのかお伺いいたします。

○京極総合計画課長
 行政経営につきましては、272ページ以降に具体的な取り組み内容を記載しております。その中では8つのほかの政策の柱と同じ形で、現状と課題を踏まえた上で目標設定、成果指標を設定し、取り組みの柱、主な取り組みにつきましては記載の中で指標を設定して進捗管理していくこととしております。
 8つのほかの政策と同じ形をとっておりますので、進捗管理におきましても政策と同じ形で進捗管理していくことを考えております。

○曳田委員
 それで、もう1点が275ページに生産性の高い持続可能な行財政運営とあるわけです。入るを量って出ずるを制すという言葉があるけれども、私どもの会派でもいわゆるスクラップ・アンド・ビルドで、やめる事業を思い切ってやめたらどうかとずっと訴えてきたんですけれども、全庁的にはその考え方は浸透しているんでしょうか。

○京極総合計画課長
 8番委員御指摘のとおり、限られた人員と財源で着実に推進していくのは非常に重要だと認識しております。
 実際に、今回の計画策定作業におきましても、各部局でこれまでの施策を見直ししまして、より効果的な施策に置きかえる作業を行いました。
 それから、計画第1年目になります来年度の平成30年度当初予算の検討過程におきましても、十分効果が高い政策、事業にかえる検討を進めてまいりました。
 そういった中で、スクラップ・アンド・ビルドの考え方につきましては全庁的に浸透していると考えております。
 それから、計画案276ページの下段でございますけれども、将来にわたって安心な財政運営の堅持というところに、事業のスクラップ・アンド・ビルドの徹底等による歳出のスリム化等という記載をして、今後もその考え方に基づいて健全な行財政運営をしていくものと考えております。

○曳田委員
 1点だけ、実際に今年の予算編成でスクラップした事例を把握していますか。

○京極総合計画課長
 具体的な事業レベルになりますと非常に細かい話になりまして、全体としてどれがということではないんですけれど、例えば経済産業部は今、経済産業ビジョンの見直しをしており、そうした中で全体の政策の組み立て自体もかえておりますし、これまで継続的にやってきたことを新たな時代の変化に合わせて新しい事業に組みかえる作業は、かなりの水準でやっていると認識しております。

○曳田委員
 いずれにしても、富をつくる産業に力を入れることに尽きるんだよね。さっきの法人二税の話もふたを開けてみたらよかったではいかんと思うんですよ。例えば法人事業税が2000億円になったら、基金はもっと積み立てができるわけですよ。対して例えば経済産業部で40億円、50億円の仕掛けだけでいいのかを全部ひっくるめて、計画の中で経済産業部とのコラボというか、来年は例えば税収を2000億円にするぐらいの仕掛けをぜひやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 もう1点、地域外交の件ですけれども、257ページの中国との交流に北京国際園芸博覧会とありますが、静岡県はどのようにかかわるんですか。

○土村地域外交課長
 中国との交流のうち、北京国際園芸博覧会の件でございますけれども、2019年に北京で開催され、中国の首都で中国全土への発信の影響力が多く本県の知名度向上につながるよい機会のため、北京との交流を進めている中で現在出展等を検討しております。
 現在、出展に関する詳細な情報は届いておりませんけれども、関係省庁からの情報を収集して庁内関係課と具体的出展方法や内容を検討している段階でございます。

○曳田委員
 わかりました。
 先ほどの増井地域外交監の説明や6番委員の質問にもあるんですけれど、やはり県民にとって目に見える成果はどうしても必要だと思うんです。これだけやったから、例えばこういう通商ができて経済に反映することができたということがないと、何か交流だけで終わってしまう感じがするものですから、ある程度の数値目標あるいは成果を掲げて、胸を張って地域外交をやっているんだと県民の皆様にお知らせできる形を残していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。

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