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委員会会議録

質問文書

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平成22年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:安間 英雄 議員
質疑・質問日:12/14/2010
会派名:自由民主党県議団


○安間委員
 少しだけ時間をいただいて3つほどお尋ねをしたいというふうに思います。
 7番委員から出ておりました、袋井署新設に関しての磐田署、全体がそうでありますが、駐在所・交番の見直しですね。磐田署の管轄の中も交番を設置してもらいたいというのは3つぐらい出ているわけでありますが、そういう中で地元のそういう関係者と磐田署の署長を交えて協議会をやった折に、袋井署ができたときに、駐在所・交番の管轄のエリアも変更といいますか、改めて再編をしながら、交番の設置も考えたいという、そういう答弁がありました。それは一つには、私も20年前ぐらいまで防犯連絡所を10年ぐらいやっておりまして、防犯協会でいろいろ夜間のパトロールとかやるときに、どうしても地元の連合自治会と連携をとりながらやらなければいけないことがあるんですが、磐田署のことで言うと、それが交番の管轄と連合自治会と一緒になっていればいいんですけど、管轄エリアが結構違ってるんですね。ですから、連合自治会のところにまたいでやっていたり、そっちのほうが分かれてたりということで、そういうことも袋井署ができたときに管轄の再編も、駐在所・交番の管轄を見直しながら、交番の設置も考えたいというような話が出てきたわけでありますが、そういうことが特に磐田署でありますが、県下全体でもあろうかというふうに思いますので、そういうその地域の連携、防犯上の連携ということを考えますとやっておかなければならないことではないかなというふうに思いますが、その点に関しての御答弁をお願いをしたいというふうに思います。

 それから、道路のスピード制限の緩和、あるいは規制強化の点でお伺いをしたいわけでありますが、場所によって60キロぐらいで走れるけど40キロぐらいになっているというようなところが結構見受けられますよね。そして反対にもうちょっとスピード制限をしたほうがいいじゃないかというとこもあろうかというふうに思います。かつて、今はそんなことはないでしょうが、内々の話として、取り締まりをするときに、きょうは200万円コース行ってくるとか、300万円コース行ってくるというような、かつてそういうことも聞いたことがあります。ということは、署のほうでもここはもうスピード違反で捕まえられる場所だというような、そういう認識といいますか、今言ったように60キロぐらいで見通しもよくて走れるのに40キロぐらいになっているというような、そんなことがあろうかというふうに思いますが、そういうその見直しですね。あるいは規制強化ということもあるわけでありますが、そんなことが考えられているかどうか、その点についてお伺いをします。

 そして、偽装結婚の関係でありますが、これは多分その暴力団の資金源とか、外国人犯罪にもつながることだというふうに思います。まじめに結婚されて子供ももうけられている人もいるわけでありますが、フィリピンですか、中国、韓国、半面どうもおかしいなというのも多々見受けられるわけでありますが、本当に結婚してるかどうかというその実態ですね、外から見たとき多分なかなか判断がしづらいかというふうに思いますが、ここら辺の実態をどのように把握をされて、どのように認識されているかということをお伺いをしたいというふうに思います。
 かなり前になりますが、私も部付にちょっと情報として入れたことがあるんですが、これは愛知県警の関係になるわけでありますが、飲食店で働いていた女性があるとき、私が県議会議員だということも含めてでしょうが、「安間さん、150万円貸してほしいや」って話があったんですね。要するに中国からこっちへ来たと。そして余り条件が違うもんだから逃げたんだけど、見つかって150万円払えと。要するに、仲立ちをしてその経費がかかってるから払えということなんでしょうが、私は当然、お金はありませんし、その女性が捜査をされて強制送還をされるのもかわいそうだなとは思ったんですが、どうも背景に暴力団がいるような感じでありました。そのときに、名古屋の住所も聞いてありましたし、携帯の番号も知っていたもんですから、部付には「こういう話があるに、愛知県警に言ってちゃんと取り締まり班に言えや」といって、その後、報告がありませんので、どうなったかはわかりませんが、そういうその実態があるわけでありますね。そこら辺をなかなか難しい問題だと、こういうふうには思いますが、実態をどのように把握されて、どのように認識をされているか、その点についてお伺いをさせていただきます。

○加藤地域部長
 磐田警察署、袋井警察署新設に伴う交番等の配置というようなことで、今後も含めてどういった対応をしていくかということだと思います。
 県下全般に見まして、やはり交番・駐在所というのが地域に密着した活動で、なおかつそのところどころの犯罪情勢によって人員そのものにつきましても厚くしたり、全般的なものを見て配分をしております。
 今回、袋井警察署の新設に伴いまして、当然、既存の交番が既にあるわけですけど、結論から申しますと、袋井警察署の新設に伴って交番を1カ所、どこかに新設するかということについての計画は今のところございません。ただし、今後、袋井警察署が来春運用開始されて、例えば1年間のスパンで見た場合に、1年間袋井警察署の中の全体の治安情勢、あるいは警察の対応状況を見て、ここの交番にはやはりちょっと事案がふえちゃって、もう少し体制強化が必要ではないかとか、あるいはよく私も話を聞いておりますけど、袋井駅の駅前交番がちょっと離れているというようなことも要望等で上がってきているのは承知してますけど、そういったものの位置につきましても、総合的に全体を磐田署管内、あるいは隣の掛川とか全体の治安情勢の流れ等を見て、多極的に、大局的に交番の設置がどこにどうあるべきかというのを検討してまいりたいと思います。
 ことし、春先から地域部につきましては、地域課に検討委員会、県下の交番・駐在所の統廃合、新設も含めてここ一、二年の間どうしていくんだというのを、各警察署の署長等の意見ヒアリングをしまして、現在推進中でございます。ですから、磐田署だけ取り残されるとか、特化するとかということがありませんので、あくまでも県下全体を治安情勢を見て、交番等のあり方について考えていきたいと思います。以上です。

○武村交通規制課長
 速度違反の関係について申し上げます。
 速度の見直しにつきましては、昨年10月に一部報道されたところでありますけども、全国警察に対して警察庁から現場の交通実態に適合しなくなった交通規制が全国的に見受けられると。その中でも実勢の走行速度と規制速度が大きく乖離しているような部分については見直すというようなことで、現在見直し作業を行っているところであります。
 昨年、速度規制の見直しにつきましては、平成21年度から県下各署から見直しの調査、報告を受けておりまして、現在97路線、おおむね250キロメートル程度を集中的に点検調査を行っているところであります。既に平成21年度で改良できた部分、14区間、15キロについては速度の見直しを実施してるところであります。以上です。

○安本刑事部組織犯罪対策局長
 まずは偽装結婚というのは、委員、御承知のとおり日本人の配偶者等の在住資格を得る目的で日本人との間で婚姻の意思がないのに、虚偽の婚姻届を提出すると。その行為は、公正証書原本不実記載・同行使という犯罪になります。こうした日本人の配偶者等の在住資格を得る、資格を保有する外国人による日本各地の繁華街、歓楽街等で稼働事案が見られるという実態がございます。これが警察が不法残留だとか、不法就労助長などの摘発から免れるという結果になりまして、現在、浄化作戦等に大きな支障を及ぼしている実態というのがあります。いわゆるその基盤、犯罪インフラという観点で取り組みを進めているわけでありますけども、今言いましたような偽装結婚、あるいはさらに偽装認知と不法就労助長という犯罪がありますので、一層の取り締まりを強化してまいるということで考えております。以上です。

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