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委員会会議録
質問文書
平成29年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 野田 治久 議員 |
| 質疑・質問日： | 12/14/2017 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○野田委員
それでは２点、分割質問方式で質問いたします。
県立磐田学園改築整備事業費の減額補正について伺います。
別冊の資料にもございますが、これを見ても改築に係る建設設計等について、雨水対策施設等の計画変更に伴い云々。これで１億200万円とのことで少しわかりづらいので、この減額の理由についてわかる程度で結構ですから説明をいただきたいと思います。
○土屋障害福祉課長
県立磐田学園改築整備事業費につきましては、今年度当初予算で設計のための金額を計上させていただきました。その設計を組むに当たりまして、土地利用について市町と調整を始めたところ、当初の設計に雨水対策の調整池が含まれてないことが判明いたしました。このためこれから設計を始めますと年度内に完了しないことから、12月議会で債務負担行為を設定し、その分に係る設計費用については、12月補正予算から減額をして、改めて平成30年度当初予算で計上させていただくことで進めたいと考えております。
○野田委員
ありがとうございます。
今、事情について説明をいただきました。結局、完成するまでどのぐらい先延ばしになってしまうのですか。
○土屋障害福祉課長
当初は平成32年度当初に完成を見込んでいましたが、この延長によりまして平成32年度末、おおよそ１年、施設の建築がおくれる見込みです。
○野田委員
１年おくれるとのことで、入所している児童、保護者の皆さん、それから職員にとってももちろん大変残念なことだと思います。可能な限り速やかな事業執行をお願いしたいと思います。要望です。
次の質問でございます。
説明資料９番の21ページ、男性の家事・育児参画の促進です。
これを見ますと要旨の途中に国では、2020年までに配偶者の出産後２カ月以内に、半日または１日以上の休みを取得する男性の割合を80％にすることを目標として、さんきゅうパパプロジェクトを推進しているとあります。何か非常に緩い設定のような気がしておりますます。
美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略評価書案93ページ、固定的性別役割分担意識にとらわれない男性の割合の現状値が55.4％。なるほど２人に１人ぐらいは認識がないとのことですが、国では配偶者の出産後２ヶ月以内に半日または１日以上の休みを取得する男性の割合を80％にすることを目指すとのことでございます。
私は以前に総務委員会におりまして、所管が経営管理部になると思いますが、県職員の皆さんが県民に率先して、育休とかイクメンとかイクボスとか推進することをやっていた記憶があります。
この事業を率先して行う健康福祉部としては、何か取り組みとか意気込みとかございましたら、教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○山本総務監
健康福祉部の取り組みについてお答えいたします。
子育てを進めていく上では、働きやすい職場づくりが非常に重要になると思っております。
したがいまして、健康福祉部では平成28年度から風通しのよい職場づくりプロジェクトを進めておるところでございます。
具体的には、時間外勤務の縮減や職員の健康管理を進めてまいりましたけれども、職員に働きかけるだけではなかなか解決しないところがございます。そのため上司みずからが変わることで職場を変えていく取り組みをしています。
「明るく健康で元気な職場づくり」をテーマとして掲げまして、職員間のコミュニケーション不足の解消や仕事はチームで行うといった意識の徹底、上司の明確な指示と進捗管理の徹底などに取り組んでいるところでございます。
一方で職員に対する働きかけだけではなくて、かけ声から具体的な取り組みを行うように上司に意識改革をしていただきながら、上司みずからが実践することを中心とした取り組みを進めているところでございます。
○野田委員
ありがとうございました。
この健康福祉部は、女性が非常に多い部署でございますし、いろんな分野においていろんな職種の方もいらっしゃると思います。男女共同参画とか子育て、育児参画の促進などを県民のお手本となるように進めていっていただきたいと思います。終わります。
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