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委員会会議録

質問文書

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平成26年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:02/24/2014
会派名:自民改革会議


○石橋委員
 その所得倍増が国のほうで計画されているわけですけれども、ぜひ、絵に描いた餠にならないよう、しっかりとした計画のもとに農業政策を展開していただきたいと思います。

 その6次産業化に関連して資料1の121ページの一流のものづくりということについてお伺いしたいと思います。
 このものづくりは6次産業化――1次、2次、3次の6次産業化でございますけれども――どうも、もやもやとして、何を目的に何をしてどのぐらい稼ぐのかというのが非常に不明瞭なんです。
 私が一番心配しているのは大学がどのように関与しているのか。この6次産業化、新しいものづくりのために、その辺をお伺いしたいと思います。

○黒柳マーケティング推進課長
 6次産業化につきましては、農林漁業者がみずから1次産業、2次産業、3次産業を取り込んでしまうものと、商工業者や観光業者などがいろんな方々と手をとり合いながら事業を大きくしていくものと2種類あると捉えまして、その両方を支援しているところでございます。
 そういった中で新しい商品や新しいサービスをつくるといったときに、県では専門家のアドバイザーの先生方も派遣して6次産業化に対する支援をしているところでございます。県内の大学の先生や県立大学の経済系の学部の学生さんなどにも入っていただき、そういった方々の視点を通しながら商品づくりのブラッシュアップを図ったり、いろいろ御意見を経営の中に取り入れていくであるとかというところで、大学の方々にも連携をいただきながら商品づくり、サービスの新しい生み出しをしているところでございます。

○大谷経済産業部理事(農業担当)
 6次産業化の大学の関与の関係で、具体的な例を申し上げます。
 米は、米粉という形で今までいろんな商品に使っていますが、今度、静岡県立大学と一緒になりまして、米をペースト状にしてそれをパンなどの加工品に利用すると、今までよりも大変いい製品になるということもわかっております。
 さらには浜松の大学の学生と農業者が連携していろんなデザインのパッケージを開発し、それを農業者みずからが売るということも始めております。
 このように大学と農林漁業者が一緒になって取り組んでいる事例が、ぽつぽつでございますけれども出始めてきているということでございます。
 県といたしましても、一生懸命大学とも連携をしながら取り組んでいくよう進めてまいります。

○石橋委員
 やっぱり自動車に次ぐ飯の種が見つからないというのが、今の日本の経済が低迷しているもとなんです。ですから自動車の次の飯の種は何にするかということになると、6次産業化というのももちろん大事ですけども、ただ単に6次産業化で何が出てくるかじゃなくて、もっと大きいものといいますか、大きい次世代の稼ぎ頭といいますか、そういったものは世界の潮流からいっても大学教授を中心としたプロジェクトなんです。
 申し上げたいのは、6次産業は横の連携、教授を頭にした産学官の連携は縦の連携。縦の連携と横の連携がしっかりして、しかも次の世代は静岡県は何で食べていくんだという目標づけのもとにやらないと、ただ6次産業でこういったものが出てきましただけでは、あすの飯の種にはならないと思います。
 ですから県は大学や大学教授との連携を強めて、大学教授を中心した縦の連携をしっかりしていただいて、次の飯の種をつくっていただきたいと要望いたしまして私の質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp