• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中田 次城 議員
質疑・質問日:09/30/2010
会派名:平成21


○中田委員
 おはようございます。よろしくお願いいたします。
 3項目にわたって質問したいと思います。
 まず第1項目としましては、今、詳細に御説明いただきましたカッターボートの転覆事故の検証を踏まえた御説明に対して何点かお伺いします。
 まず第1点目は、現在は小学館集英社プロダクションとの契約は継続されているのかどうなのかということです。

 それと、本会議で知事のほうから、今後の指定管理は新たに公募等を考えてやっていくというような御発言があったように記憶しておりますけども、それについては今説明の中では一切触れられていなかったので、その辺はどういうふうな考えがあるのか。知事の発言の根拠となるもの、どういう思いなのかということが2点目。

 3点目は、仮に公募をしていくといった場合に、過去の資料によると、今回小学館さんが公募で選ばれる過程で5社が手を挙げて選考されているわけです。そのときの選考の中ではいろいろ点数がつけられていくわけですけども、結果から見れば小学館さんの点数が図抜けていたから選ばれたのかなというふうに、ちょっと頭1つ出てるような配点だったと思います。そういった中で、ほかの4社の方のことは全然わからないですし、私も小学館さんのレベルというものが実際に全国的にどうなのかということもわからずにお聞きするんですけども、そうした場合に新たに公募をしていくといったときに、要はより高い水準のものを求めて今回新たに公募をかけていくということになるわけですから、今、県教育委員会として過去のそういう選定の基準と配点とを見た中で、現状、仮に公募をした場合何社ぐらいが、例えば県が望んでいる水準に値する技術とかスキルを持っているところなのか。
 公募といっても対象者が1つしかないということでは公募にもならないわけですから、そのあたりどういうふうに考えられて公募というものを見据えられているのか。

 4点目はその公募をしていく中で、また公募に至るまでの検証作業をこれからしていく中で、いわゆる公募をして選ばれた業者がやる作業と、公募をする以前に県がしっかりと取り組んでいく部分――役割分担、もしくは公募をされて仮にどこが選ばれたにしても県がどうかかわっていくかということは私は重要であると思っております。
 特に報告書の中では、例えば漁業協同組合とか警察とかいろんな公共機関の皆さんを巻き込んでいろんな訓練をやっていくということが示されていますから、これは例えばどこかが選ばれても、「はいやってくださいよ」という形でやらせるわけにはいかないと思うんです。指定管理するにしても、県が直営の意識を持って全責任を持ってやっていくということを考えれば、県のかかわり方というのは非常に重要だと思ってます。そこらあたりはどのように御認識されているのか、これが4点目です。

 それと今後のそういった大きな流れです。例えば先ほどの資料には今後のプログラムの再開スケジュールが示されていますけれども、海洋プログラムのカッター訓練等については検討中ということです。要は私が聞きたいのは、これから検証作業をします、公募をこういう形でします、こういう形で地域や指定管理者と連携を持って準備を整えて、おおよそこのぐらいのところまでには完全に再開したいとか、そういう見通しを立てられてると思うんです。これだけ細かい物を出してくるわけですから。
 そういった大まかな流れをもう一度詳しくお聞きしたい。以上5点が三ケ日青年の家に関することでございます。

 それともう2点お伺いします。
 1点は、私これ前からずっと気になってることなんですけども、県下の高校の教員の人事バランスを見たときに――人事というのは年齢のことですが――県下全体を見たときに若い先生が多い地区と、中堅からベテランの方が多い地区と非常に私は偏りがあるというふうに思ってまして、現実に事務局の高校担当の方に、例えば伊豆地域の教員の年齢全部出してくれと、静岡、浜松、例えば沼津と、そういったところの3校ぐらいを抽出して比較をさせていただいた。明らかに伊豆地域というのは若い先生が多い。それでしばらくするとまた戻ってしまうわけです。これが繰り返されてるわけです。私は若い先生が悪くて年をとった先生がすばらしいって言いたいんじゃなくて、ただ現場で先生たちがいろんなことを生徒に教えて交わって、生徒がいろんなものを学んでいくときに、やっぱりバランスのとれた年齢構成というのは生徒にとっても必要でしょうし、先生自身がバランスよく田舎も経験したり、都会も経験したり、それは必要だと思います。恐らく教育委員会もこれまで全く取り組んでこなかったわけではないのはわかっておりますが、現実にそういう形として残っているわけですから、この点についてはどういう考えを持って今後取り組んでいこうとするのか、これはあえてお聞きしたいなと思います。これが2点目です。

 それと最後に聞きたいのは、特別支援教育の関係ですが、先日も藤枝特別支援学校を当委員会で視察させていただいて、非常に狭隘化が問題になっていて、ビデオを見たり、現地を見れば本当に大変な中でやってるなと思います。
 一方で、伊東市の川奈には川奈臨海学園という虚弱児を対象にした施設があって、そこにも東部特別支援学校の分校として川奈校があるんです。虚弱の皆さんや病気の子供たちをそこで預かっています。それぞれの地域には地域の、さっき言った藤枝では狭隘化が問題になっていますし、川奈でも1つ問題がありまして、そのことについて1点お伺いしたいと思います。
 それは、川奈臨海学園という施設に東部特別支援学校の川奈分校が併設されておりますが、ここには診療所も併設をされております。体の弱い子供のために診療所があるからこそ学校があるんだと、この連携があってその施設全体が三位一体となって今までも地域でいろんな貢献をされてきてます。
 ところが、診療所の医師が市内で開業されたこと等もありまして、平成21年度から常勤のお医者さんがおりません。それで今は静岡のほうから先生が週に1回診に来ていただいて、あとは市内の医療機関と連携をとりながら、1年半ぐらい運営されているわけです。これ医師不足のこともありまして非常に寂しい話なんですけども、私が何を聞きたいかといいますと、聞くところによりますと、この川奈のように特色のある学校でも診療所にお医者さんがいないのであれば閉めてしまえと、もうやっていく意味がないじゃないかというような御意見や考え方があるということです。
 その点県の教育委員会としてどのような考え方を持っているのか。
 ちなみに私の考え方を申し上げれば、現場の方の声も聞きますと、確かに常勤の先生を探しているんだけどなかなかいない。でも市内の医療機関の協力を得て、うまくやりくりしてやっているという現状もあって、現場の皆さんの声としては、川奈分校はそういう運営の仕方をしながらもやってるんだから残していきたいという思いが強いわけです。
 ところが、やっぱりお医者さんが診療所にいないのであれば、これはもう閉校もしょうがないのかななんて話があるというふうに聞くわけですが、私はそれは考え方が間違ってるだろうと思ってるわけです。
 その辺について、いやそうじゃなくて県としてはこう考えていると、中田さんが言ってることが間違ってると思っておられるのか、それについて御意見お伺いしたいなと思います。以上3点になります。

○寺田教育次長
 三ケ日青年の家の関係5点についてお答え申し上げます。
 まず1点目の現在の管理状況でございますけれども、現在の指定管理者との契約は継続し、休所はしておりますけども指定管理者が施設の管理を行っているという状況でございます。

 2点目で公募の関係でございますけれども、知事から指示がありまして、これに伴った具体的な手続あるいはスケジュールについて今経営管理部とも相談しながら検討を始めたところでございます。

 それから3点目でございますけれども、仮に公募する場合、県が望んでいるスキルを何社ぐらいが持っているのかということでございますけども、現時点では調査してありませんので、これから公募するということになれば、そこら辺も含めて調査していきたいと考えております。

 それから4点目でございますが、県と指定管理者の運営に対する意識でございますけども、今、委員御指摘のとおり指定管理にした場合であっても、やはり県も当事者であるという意識を持って安全対策に臨む必要があるというふうに考えております。
 具体的には、今回陸上プログラムにつきましては再開したいというふうに考えておりますけども、再開する場合には、そのプログラムがある日は県の職員を派遣して一緒にその様子を見るとか、そういったこともする必要があるというふうに思います。あるいは地域の方々との連携につきましては、県も一緒になってやっていく必要があるというふうに考えております。

 それから5点目でございますけども、海上プログラムの再開のめどですが、これにつきましては指定管理の再募集をどうするのか、それも含めて検討をしていきたいと思っております。
 ただ、今年度中の再開は不可能である。来年度以降の再開になろうというふうに考えております。以上です。

○水元事務局参事兼学校人事課長
 先ほどお話がありました高校教員の人事のバランス、年齢的なこと等についてでございます。
 御指摘のとおり実際に伊豆地区の高等学校教員の平均年齢と、それから静岡地区、いわゆる都市部の学校の教員の平均年齢がおよそ10歳以上――学校によっては多少のばらつきありますけど――そのぐらい離れていることは確かです。
 例えば都市部の学校では40代半ばから後半、伊豆地区の学校では30代半ばから後半というような学校もございます。確かに年齢というようなことがありますが、もう1つ県としては10年3校というルールの中でやってるものですから、その方が一生懸命そこの学校の教育活動にかかわっても3年とか、4年のところで異動をしてしまう。教員の動きが激しい場合にはせっかく地元の方とかいろんな方とやりとりがあっても、それが引き継がれていかないというのか、そういうようなところも考えられると思います。
 御指摘のとおり、教員にはいろんな地区だったり、地域だったり、それから校種、そこら辺の経験の重要性は私どもも教職員に伝えておりますので、そういうことも含めるとともに、もう1つは実際にその地区で生まれたり育ったりという方がその地区の教育を担う気持ち、責任感とそういうことは重要だと思ってるものですから、私たちとしてもこれから教員になろうとする人、それは今受験の勉強をしているということじゃなくて、例えば高校生のレベルであるとか、そういうような青少年レベルに教職の魅力を広報活動として伝えていって、そういう形の中で今申し上げてるような人事のこと等も含めて整理をしていくということが必要かと思います。
 なお、そういうふうに学校の中堅あるいは学校として必要にされる教員の配置については、これまで以上に努めますとともに、あるいは教職員のほうに意識を促していく、そういう施策を取りたいと考えております。以上で終わります。

○望月特別支援教育推進室長
 東部特別支援学校川奈分校のあり方について御説明いたします。川奈分校と申しますのは、川奈臨海学園という児童養護施設に併設する病弱の特別支援学校という位置づけで設置しております。現在27名のお子さんが在籍しておりまして、小学部が20名、中学部が7名という構成であります。
 もともと川奈臨海学園というものが虚弱児施設でスタートしたという関係がございまして、そこに置いている分校も病弱の特別支援学校というジャンルでスタートしてきております。平成10年からは位置づけが変わりまして、虚弱児施設から児童養護施設に変わったという経過がございました。
 ただこういった変遷の中でも、今委員からお話がありましたように、診療所が置かれていて医療的な支援が受けられる。そして医療的支援が必要なお子さんが入っているということから引き続き病弱の特別支援学校という位置づけで設置してきているというところであります。
 学校種別につきましては、こういうお子さんが学ぶところにはこういう学校を設置するということが法的に定められておりまして、病弱の特別支援学校につきましては、継続して医療または生活規制を必要とする程度の者を対象とするというふうになっておりまして、基本的には他県の様子を見ましても、医療機関との隣接または併置という形態になっております。例えば静岡県の中におきましても、天竜特別支援学校が天竜病院と隣接しているといった関係の中で成り立っているわけなんですけれども、そういった状況の中にありまして、これからまだ医療機関がどうなるかということを具体的に伺ってはいませんけども、仮に全く医療とのかかわりがなくなってしまうと、病弱者の特別支援学校として置く根拠が非常に薄くなってしまって、これは法律に基づいて学校を設置していかなければいけませんので、大きな課題になるというふうに認識をしております。
 ただ現状として、養護施設になった状況の中でも、やはりこれまでの育ちの中でさまざまな大きな心の傷を持ったお子さんたちがいますし、心理的なケアですとか、場合によっては医療的な対応も必要なお子さんたちがいるということが現実でして、学園の中でも特にそういった方々を対象として今分校を置いておりますので、これからその施設側が医療機関とどのような関係を持っていくのかということについてお話を伺いながら、私たちとしましてはやはりそういった養護的なところで、大変な思いをしているお子さんについては医療的な支援が必要なお子さんも当然いるだろうということで、その施設がそういった医療面に特化したような位置づけになっていただければ学校を置くこともできますし、今、委員からお話がありましたように、地元の医療機関等との連携等も得られるというような状況で、この施設のありようが決まってきましたら、その状況の中で教育委員会としてどのような学校、どのような対応ができるかということを考えていきたいと思います。
 この点につきましては健康福祉部ですとか、済生会とも十分協議をしてまいりたいと考えております。以上です。

○中田委員
 三ケ日青年の家の件でお聞きしたいんですが、そうしますと知事の発言、答弁も踏まえて、今後の公募に向けてのいろんな作業がこれから始まっていくということだと思いますが、1点お伺いしたいのは、小学館との契約は今は続いているけれどもその段階が来たら切るんだ、一応契約は解除すると、こういうことでよろしいのかということです。
 それと県の役割の必要性ですが、私たち会派もこの問題については担当の次長さんからもいろいろ情報をいただいて、会派の意見としては場合によっては直営に戻すぐらいの大胆な責任意識を持たなきゃいけないという思いでおりましたから、新たに公募をして、要は会社が変わって後はお任せよと、ある程度県は道筋をつけるけど後はお任せよと、こういう話ではやっぱり何の意味もないと思っています。先ほどの御答弁では基本的に県がきっちりその役割を自覚をしていくということでございますから、この辺はきっちりそういう意識を持っていただくこと強く要望させていただきたいと思います。

 それと高校の先生のことですけれども、先ほど委員会の冒頭に教育長のほうから最近の先生における不祥事の陳謝がございました。これは教育委員会に限らずいろんなところであるわけですけれども、例えば私なんかが高校に行ってた頃――もうそれこそ二十数年前になりますけれども、学校には若い先生もいて、中堅の先生もいて、年寄りの先生もいて、何となく自分の記憶ではバランスよくいたような気がしております。それでそれぞれの年代の先生からいろんなことを学びました。年代が偏ってたなんて記憶は全くないんです。その後少しずつそうなっていっちゃったのかわからないですけれども、私はやっぱり教職員も日ごろの生徒とのかかわりだけではなく、同僚の先生から学ぶこともあるわけです。正直、伊豆半島は若い先生ばっかりいるわけです。私の母校の伊東高校なんかもそうなんです。新任でぽんと来て、若い先生がごろごろいっぱいいて、中堅から上の先生は全然いないわけです。ちょっとするとその先生も帰ってしまって、それでまた若い先生が来る。そうすると地元のPTAや同窓会の皆さんからもちょっと伊豆はひど過ぎるよと、若きゃ悪いってわけじゃないけれど、もうちょっとそれは考えなきゃしようがないだろうと、いろんなところから実は私も御要望いただいてるんです。
 ですから、そういう意味ではもう少し実態を深く調査していただいて、やる気がないのではなくやる気があるということは御答弁でわかりますから、その成果を出していっていただく、取り組みをしていただかないと、例えばこれ5年後に同じ質問しても全然変わってないということになっちゃうと何を答弁したんだという話にもなるわけですから、その辺はもう少し前向きに、もう少し突っ込んで実態を把握していただきたいと思います。

 それと川奈臨海学園に関しましては、私これお聞きしましたが、御答弁を聞いていて気持ちは一緒だなとわかったんです。
 私がさっき質問したのは、あそこの分校が、お医者さんがいないから診療所がなくなる可能性が出てきちゃったよって今前提があるわけです。でも、もともと学園があって診療所があって、あそこの分校ができた。できたことによって多くの子供たちがそこで救われている。ふつうの学校には行けない子たちが勉強もして行ってるわけです。そうすると川奈分校が担ってきた役割って物すごい大きなものが私はあると思ってます。
 ですから、ここは教育委員会の考え方として確認しておきたいのは、こういう条件になってしまったから廃校もやむを得ないかもしれませんという考え方ではなくて、あそこの学校の存在意義がこれだけあるんだから、教育委員会としてもそれをまず基本に据えて、そのために必要なことをやっぱり県と町が一体となって、例えば常勤のお医者さんがいないからこういう問題になるのなら、健康福祉部や委託を受けている済生会ときっちり話をして、何とかお医者さんの確保について全庁挙げて取り組もうよと。なぜならばあそこを残すべきだと思うからだと、こういう考え方を持っていただきたいなと思います。その点についていかがでしょうか。

○山田委員長
 3番委員、今の再質問は契約の解除の件と川奈の件、もう1つは要望でよろしいですか。

○中田委員
 意気込みだけでもいいので学校の先生のことも御答弁いただければと思います。

○寺田教育次長
 指定管理の件でございますけれども、再募集するということになりますと、これは指定管理を一たん取りやめるという手続が必要になってまいります。指定管理は契約ではなくて、議会の議決をいただきまして条例で指定管理者を定めております。具体的に指定管理者とは基本協定書を結んで管理運営を行っているということでございます。
 それから、もう1点お話ありました指定管理に任せればいいんだよというような意識をなくすようにというお話でございますけども、今後どうするのかという検討の中では指定管理の再指定ということもあろうかと思いますけども、仮に再指定する場合には、これはゼロベースから見直すということが大前提になっておりますので、果たして本当に再指定がいいのか、あるいは直営という話もございますので、そこら辺も含めて基本から見直しして、今後どういう形でやっていくのか検討をしていきたいと思っております。以上です。

○水元事務局参事兼学校人事課長
 御指摘のとおりいろんな年齢の幅がある中で教員同士の学び合いだったり、それをもとにした生徒の指導が非常に貴重である、重要であるということは私も同感でございます。
 5年後同じ状態じゃ困るんだよというお話がありましたけれど、先ほど申しましたように、いわゆる中堅教員の配置の問題、それから若手教員の勤務、異動の問題、それとこれから教員を目指す方々への働きかけということも含めて、私どものほうで具体的な行動、あるいは働きかけをしていきたいというふうに考えております。

○望月特別支援教育推進室長
 現在、虐待の子供さんが大変ふえているというのは、さまざまなメディアで放送されているところでありますけれども、こういったお子さんたちに対して児童養護施設というところが受け皿になっているという状況があると思います。そこの中には委員のおっしゃるとおりさまざまな心の傷を負って、心理的、医療的な支援が必要なお子さんたちが当然いることから、医療面とあわせて教育についても特別な支援が必要であるお子さんたちという前提で対応していかなければいけないことだと思っておりますので、これからも健康福祉部とそういった点については十分協議をしていきたいと思っております。

○中田委員
 いろいろありがとうございました。
 1点、教育次長にお伺いしたいんですけども、今の最後の答弁で指定管理の話なんですけども、私は契約をこれで解除して、それでまた再募集というか再指定の公募をするのかなと考えていたんですけれども、今の御答弁だと県の直営も選択肢の1つであったり、現在の小学館さんが1回指定を切ってもまた小学館さんを再指定することがあったり、いろんな選択肢があるんですというふうなとらえ方でいいのか。ちょっと答弁を聞いて、最初の私が考えていたのとちょっと変わってきたものですから、そこをもう1回明確に御答弁いただけますでしょうか。

○寺田教育次長
 再指定ということについて、まだ方針的に決めているわけでございませんで、そういうこともありますことから、今具体的な課題とかスケジュール検討を始めているところでございます。
 それで教育委員会としてどういう方針が一番いいのかはこれからじっくり検討していきたいというふうに考えております。そういった中で、議会のほうからも直営というお話もいただいておりますので、そういったことも含めて議員の皆様の御意見も伺いながら、今後どういう形が一番いいのか、教育委員会としてじっくり検討したいという意味で御答弁申し上げました。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp