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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野崎 正蔵 議員
質疑・質問日:03/02/2015
会派名:自民改革会議


○野崎委員
 それでは、分割方式で質問させていただきます。
 まず、静岡式35人学級編制についてですけれども、以前から静岡式ということで、確かに教員の配分をたくさんしていただけるのはいいんですけれども、それに伴って担任としてつく先生が増員されて、かえって教員の多忙化につながっているという懸念もございます。県単独でも平成27年度予算で措置をしているわけですけれども、多忙だとかいろんなことの解消にどういうふうにつながっているのかお伺いをいたします。

○林義務教育課長
 学校現場における静岡式35人学級について御質問いただきました。
 野崎委員御指摘のとおり、本県で実施しております静岡式35人学級は国の教職員の加配を活用して行っているため、学級担任を持たない教員を担任として活用していくという学級編制をしていることから、学校現場で余裕がなくなっているというデメリットの点が指摘されております。
 この点について、最も望ましいのは本務者をつけることではありますが、なかなか予算の制約上難しい中で、本県で来年度に取り組む点が2点ございます。まず1つは非常勤講師でございます。これは国の予算も拡充されていることから、国庫を活用する事業として、特に学び方支援の非常勤講師については新たに中学校にも配置できるように要求をしているところであります。
 もう1つは、静岡式35人学級の選択方式であります。これは適用を受けるところが少人数学級、クラスサイズそのものを小さくするという選択の仕方と、例えば算数、数学で行うのが一般的なんですが、科目によって少人数指導という形で、クラスサイズを小さくすることなく、通常のクラスサイズは維持しつつも科目によって弾力的な指導ができるようにするという選択の方式をとっております。
 これら両者を弾力的に選択していただけるような指導をする中で、質的に静岡式35人学級を継続的、安定的に充実していきたいと考えているところでございます。

○野崎委員
 ちょっとわからなかったのが、選択をするということですけれども、選択はどの時点で行うのでしょうか。4月から新しい学年になって学級編制がされると思うんですけれども、そのときは教員の人数も確定しているわけで、誰がどの時点でどのように選択ができ、対応ができるのかちょっとわからなかったものですから、いま一度、説明をお願いいたします。

○林義務教育課長
 最終的な学級編制のニーズは運用上4月7日と決めているところですが、前年度の段階で次年度にうちの学校ではこうやっていきますという意向をしっかりと承った上で、次年度、措置をしていくと。まさに今、御検討いただいている状況でございます。

○野崎委員
 それについてはわかりました。
 もう1つですけれども、以前から免許外教科指導の課題も出ておりましたけれども、これについては平成27年度予算の取り組みの中でどういうふうな解消を図られておいでなのか、お伺いをいたします。

○林義務教育課長
 免許外教科指導の件につきまして御質問いただきました。
 免許外教科指導の解消につきましては、これは構造的な問題なんですが学校規模が小さくなってしまうと、免許外教科指導を行わざるを得なくなってしまう実態があります。そういった中で、こちらに関しても非常勤講師を措置すべく所要の予算を計上しているところであります。
 また、現職の先生の中でも新たに複数教科を教えることができるよう、新たに教員免許を取ることができるように、またそれが先生方にとっての自己研さんを支援するという仕組みを講じることとしておりまして、学び続ける教員を支援する支援事業を考えています。
 具体的には現職の先生方、通信課程の中で、基礎となる免許があると比較的単位を取る中で複数免許を取得するということができますので、そういった形で現職の先生方が働きながら学び、複数の免許を取ることを側面から支援していくという事業を県の教育委員会としては推進しているところでございます。以上です。

○野崎委員
 なかなか人数も限られている中で、今言われたように制度的というか、構造的に問題があるとは思いますけれども、例えば非常勤講師にしても、どこがどういうふうに足りなくてということまで全て掌握できて、配分はなかなかできないのかなということがまず1点あります。
 それと、今通信教育ということもございましたけれども、実際には先生方に何をしていただきたいというのも皆さんが一番よくわかっておられるとおり、そういったことをやるよりも子供たちと向き合ってやっていただくのが一番大事だと思います。これは今言ってもすぐにできる話ではないかと思いますけれども、そういったことを考えながら、今後進めていっていただきたいと思います。これは要望でお願いいたします。
 
最後ですけれども、通級指導教室ですね。特別支援学級に関しまして、平成27年度分として以前よりも設置をしたいという学校の要望がどれぐらい上がっていて、今回どれぐらいの措置ができているのかお伺いをいたします。

○林義務教育課長
 通級指導についての質問をいただきました。
 現時点で小中学校合わせて8学級分の希望が上がってきているという把握をしています。平成27年度にはその8学級分について措置をさせていただく予定でございます。

○野崎委員
 済みません、一緒に言えばよかったですけれども、学校名もわかりましたらお願いをいたします。

○林義務教育課長
 8という学校数は把握しているんですが、個別の名前までは今、手元にございませんので、また委員長と相談の上で御提供させていただきたいと思います。

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