本会議会議録
質問文書
令和4年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 中澤 通訓 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 11/01/2022 |
![]() | 会派名: | ふじのくに県民クラブ |
○野田委員長
休憩前に引き続いて分科会を再開します。
ここで、午前中の8番委員の質疑に対し当局より発言を求められておりますので、これを許可します。
○松人事課長
令和3年度の時間外勤務の関係で、年間の時間外数の上位から5番目までの時間数と所属についての御質問がございました。
1点訂正とおわびをさせていただきます。
午前中の答弁で、最高時間数は1,432時間とお答えいたしましたが、お手元に配付した資料のとおり1番の方が1,287時間でございます。申し訳ございませんでした。なお1番から5番までの所属は資料のとおりでございます。1番から4番までは新型コロナウイルス関係業務への対応でございます。
それから、メンタルヘルス不調による長期療養者の関係で、職場復帰した職員が現所属において復帰するのか、あるいはそれ以外の所属に復帰するのか、具体的な人数について御質問がございました。
配付した資料のとおり、2021年度の当該年度に職場復帰等をした職員63人のうち56人が現所属に復帰しており、他の所属への復帰は7人でございます。1割程度が所属していた元の所属以外に復帰している状況でございます。
○中澤(通)委員
残り時間も少ないので手短にお願いします。
残業、時間外勤務については、たまたま新型コロナの問題があり上位4人がそういう関係の方でありますが、健康上問題はなかったんですか。途中のフォローはされたんでしょうか。
○石井健康指導課長
健康指導課では、月80時間を超える長時間労働を行った職員に対して産業医による面接などを実施しております。その中で特段健康上の問題があったという話は聞いておりません。
○中澤(通)委員
併せてお聞きしますけど、上位4人のうち3人の方が1,200時間を超えてますが、遠距離通勤はありますか。
○松人事課長
大変申し訳ありません。個別の通勤時間については今の段階で把握はしておりません。
○中澤(通)委員
今把握してないから仕方ないですけれども、資料の時間は時間外勤務の時間ですので役所にいた時間のみですよね。通勤に片道1時間かかれば、余分にかかってくるわけですよ。そうすると例えば子育て中の人であれば子供さんと接する時間がほとんどなくなっちゃうわけですよ。それこそ朝子供が起きないうちに出かけて、寝てる時間に帰ってくる場合もありえます。職務上のこと、人事配置のことでもありますが、子育ての時期はいっときしかありませんので、よくよく考えていただいてそういう配慮も必要だと思います。
財政課は毎年のことかもしれませんが、財政課でもこれが当たり前じゃなくてどうやったら時間外が減らせるかを考えていただきたい。これが当たり前じゃなくて、努力をしていく。そうすることで作業効率がよくなっていく。生産会社なんかではまず職場を明るくしてお互いにうまくやっていこうねと、褒めて育てるじゃないけれどもそういう会社にすると結果的に残業が少なくなっていい製品ができる事例があちこちありますから、それは事務系でも同じことだと思いますので、ぜひそんな御努力も頂きたいと思います。
現状メンタルヘルス不調による長期療養者の職場復帰は、元のところへ復帰して今のところ問題はないのかもしれません。原則そうかもしれませんがやはりそこもよくよく考えて、その方の意見を聞いて、やっぱり戻りたくない、よそへ行きたいと言われれば追求しないで他の職場へ動かすことも私は1つの転機にもなると思いますので、そんな御努力もしていただきたいと思います。
○兼子行政経営課長
午前中頂きました8番委員からの質問に対する答弁を追加させていただきます。
在宅勤務の関係で令和3年度に連続で何日ぐらい取得をした者がいるのか、あと最多で何日ぐらい取得しているかについてお答えいたします。
昨年度は、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などの対策を全国で行った際に、県職員で50名ほど県外に――東京、神奈川、愛知等の近県にお住まいの方がおりまして、そちらで出ている緊急事態宣言などの状況を踏まえ新型コロナウイルスのまん延防止策として出勤抑制のため在宅勤務を使っていただきました。そういった方々には、まず4月当初から9月30日までの半年間は終日であったり、半日であったり、中には休暇も取っていただいたりしておりますけれども、連続して在宅勤務をしていただきました。
県外在住者以外の職員で連続何日が最長か、また最多何日取得したかですが、取得日数として一番多かったのは89日、連続して取得した最長日数は19日となっております。
補足ですが、昨年度在宅勤務を含めたテレワークの実施状況につきまして、制度を利用した職員本人のみならず利用した職員がいる所属の所属長や同僚職員にもアンケートを行い状況を聞いております。制度の利用によって多大な支障が出たという話は特段聞こえてこなかった状況でございます。
○中澤(通)委員
県外在住者は連続で半年在宅勤務ですよね。やっぱり約束事が不安定なんですよ。民間企業で連続でそんなに取れるところが果たしてあるのかなと考えたときに思い浮かばないんですが、例えば最低週に1回は来るとか、2週間に1回は必ず来るとかの頻度ならまだ分かるんですけれども、幾ら理由があっても連続で半年も来ないのはどうなんですかね。肝心なところをきちっと決めておかないとそのうち誰もいなくなりますよ。これからはテレワークの時代かもしれませんが、よく考えていただいてきちっとした形を作っていただきたいと思います。要望して終わります。
○野田委員長
続いて、2番委員の質疑に関し当局より発言を求められておりますので、これを許可します。
○松人事課長
先ほどの会計年度任用職員の昨年度の総人件費についての御質問でございますが、総額で63億2200万円余でございます。
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