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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:12/14/2018
会派名:無所属


○桜井委員
 今、6番委員からいろいろ野球場のお話を聞きましたけれども、後楽園や甲子園といったプロ野球のメーン球場は単独の野球場1個でその周辺には練習場も何もない。そのかわりにプロ野球はそれぞれサブの球場を持っているんですけれども、篠原地区へ野球場をつくることについては浜松市民の意向だと思いますからそれは尊重しなきゃいかんと思っていますけれども、やはり単独で2万2000人収容の野球場を1個つくるのではなくて、島田球場を例に挙げれば、地方の球場は必ずサブの野球場があるんです。いろんな大会であちこちからチームが来るときに単独の野球場だけでは練習のしようがない。高校野球も甲子園だけでやるけど、あれは周辺の高校が野球場を提供して練習しているからいいんです。浜松の篠原地区だけで単独で200億円近い金を使うのをどうこういうじゃないですけれども、やるならば陳情があったクローバー型、1つ2つとかは言いませんけどサブの球場は絶対必要なんです。この点はよくお考えになって、これから調査する上でやっていかなきゃいかんと私は思っております。一応それだけは意見として言わせていただきます。

 3点ほど分割質問方式で。
 委員会説明資料5ページの第167号議案「建物収去土地明渡し等請求事件の提訴について」、これは2者を訴えているんですけど、1つは賃貸料の滞納というわけです。
 賃貸料なら払って済む話だけれども、それにもう1つは不法占有があるんですけれども、多分これは又貸しなのかな。要するに上段の田子浦港事業株式会社が下段のシーワークマネジメントに貸してあるんじゃないかと思っているんですけれども、これは又貸しに対してけしからんという形で訴えているのか、賃貸料を滞納しているからそれを払えと、払えなかったら出てけと訴えているのか。以前聞いたことがあるんですけれども、詳しく事情を説明していただきたいと思います。

○木村港湾企画課長
 本件につきましては、建物収去、土地明け渡しでございますけれども、富士市前田の田子の浦港臨港地区内にある県有地に関する案件で、賃貸料を滞納した契約者、田子浦港事業株式会社と同敷地内に建物を所有する株式会社シーワークマネジメントを提起するものです。
 田子浦港事業株式会社におきましては、平成28年4月以降県有地の土地貸付料を滞納したため、平成29年3月をもって県は契約を解除いたしました。
 再三請求いたしましたが応じませんので、前進の見込みがないと考えまして今回提訴いたします。 
 一方、株式会社シーワークマネジメントでございますけれども、田子浦港事業株式会社から又貸しを受けて砂利採取業を行っておりました。同敷地内で建物などが不法占拠状態になっております。
 再三撤去等の請求を行ってまいりましたが応じないことから、建物の収去、土地明け渡しについて、また不法占拠期間の不当利得もございますので損害賠償請求を求めてまいります。

○桜井委員
 これは要するに、又貸ししたときに株式会社シーワークマネジメントが県有地の上に建物を建てたということか、それとも借りている田子浦港事業株式会社が建てたものを貸したのか。
 そうすると、不法占拠している建物を富士市がよく建築確認等許可をしたかなという疑問が湧くんですけどね。
 
○木村港湾企画課長
 登記簿上は、現在株式会社シーワークマネジメントの所有になっております。

○桜井委員
 この問題は、建築物だから当然富士市の建築確認をとって建てたと思うんですけれども、そんなの取らずに勝手に建てたのか。そういうのをしっかりチェックしなかったのか。

○木村港湾企画課長
 又貸しにつきましては、かなり歴史が長い状況がございまして、田子浦港事業株式会社につきましては、田子の浦港の築港の際に土地を提供してくださいました方々が会社をつくって、生活再建のために当地で砂利採取事業を行ったということです。
 富士市が建築確認をしたかどうかについては不明でございます。

○桜井委員
 不法に建築したのであれば、もし建築確認をとってなかったらわかるはずですけれども、よくお調べになってやっていただきたいと思っております。当然不法に建てたら固定資産税は徴収しているのか、富士市が把握しているかどうかという問題も出てきますからね。

 次に、委員会説明資料43ページ、10億円を政令市に返すというわけで、3年間、県の対象事業費の総計に前年に払った交付金分を足しちゃったと。ということは分母が大きいからその分だけ支給率は下がるんで、それが間違ったということですけれども、100万円や200万円ならいいけれども余りにも金額が5億円、片方は4億7000万円だとかあるもんで、10億円も返すの個人的にはもったいないなと。超過課税でもらったものを支払いが少なかったと3年間遡って払うのはしようがない。しようがないけど、平成27年度から平成29年度までの3年間はこれがわかったと。平成26年以前は間違っていなかったと解釈するが、要するに前年度に払った交付金を加えた単純なミスということは、担当者がかわって平成27年度からは担当者がうっかりして交付金を分母のほうへ加えたがためにこうなったと解釈していいのか。それについてまず答弁をお願いします。

○曽根道路企画課長
 平成26年度以前は定率で交付しておりましたので、こういう案分という作業はしておりませんでしたので間違いはなかったということです。

○桜井委員
 もう1つ、これは県のほうが気がついてこうなったのか。浜松市や静岡市から3年間何も指摘がなかったのか。

○曽根道路企画課長
 今年度最終年度になるものですから、県の職員が数字をチェックしている中で気がついたということでございます。政令市については交付金という形でいくもんですから、政令市では気がつきようがなかったのが事実でございます。

○桜井委員
 最後の質問に入ります。
 委員会説明資料65ページですけれども、県内のあちこちの港に寄港するのはいいことですけれども、ここに書いてあるのは清水港、御前崎港、田子の浦港、熱海港、伊東港、下田港ですが、船の重量にもよるが清水港以外の港は何トンぐらいまで寄港できるか、つまり岸壁に横づけができるのか。
 また、寄港できなくてもいい場所があれば沖のほうへ泊まって、連絡船等に載せて港へ横づけする方法もあるが、ここに挙がっているのは全て岸壁に横づけできる港と解釈してよろしいか。
 
○都築港湾振興課長
 クルーズ船の接岸についてお答えいたします。
まず、表にあります清水港、御前崎港、田子の浦港、熱海港、伊東港、下田港の6つのうち接岸が可能な港につきましては、清水港、御前崎港、田子の浦港、熱海港になります。伊東港、下田港につきましては実績等もございますが、錨泊と言いまして沖に泊めてテンダーボートで持ってくる形になっております。

○桜井委員
 私の考えでは無理かなと思うのですが、静岡県では今挙がった港以外でこれからもっと寄港できる港をふやしたいという考えを持っているのか、そういう可能性があるのかお知らせください。

○都築港湾振興課長
 寄港可能な港ということで6つございますが、昨年度、伊豆半島の地域で寄港可能性調査を行いました。この6つの港以外には松崎港、土肥港といった西伊豆の、ある程度陸からのアクセスがしにくい所につきましても一応候補として検討しているところでございます。

○桜井委員
 地元のことを言ってあれですけれども、大井川港もできたら候補に入れてくれれば。と言いますのは、大井川の河口にはマラソンコースがある。昔東海地震が来るであろうというときに、奥のほうの道路網が切断され救難物資を送るのに大変だというわけで、大井川に道路をつくっちゃった。
 大井川の奥大井とか南アルプスとかを考えた場合、清水港が近くにありますけれども、大井川港もある面では大井川の河口のすぐ横ですから結構おもしろい港だと私は思っている。
 ですから、その点もぜひ候補の1つに御検討をお願いいたしまして、質問を終わります。

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