• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:赤堀 佐代子 議員
質疑・質問日:11/11/2008
会派名:自由民主党県議団


○赤堀委員
 よろしくお願いいたします。
 4点お聞かせください。36ページですけれども、小学校における体験活動を充実させるための地域間交流の実施をされております。農山漁村における体験ということで2地域が出されておりますけれども、この成果と今後もこれは続けられるのか、この2地域はどことどこなのか。

 それから、魅力ある授業づくりの支援事業でコーチングスタッフの配置がされております。これは小学校4教科、中学校5教科で、教科指導力のすぐれた退職された校長先生をこのコーチングスタッフに18名充てられておりますけれども、まだ待機されているコーチングスタッフはどれくらいいらっしゃって、今後どういうふうな展開をしていくのか、授業の実践力の向上にかなりつながっていると思いますけれども、その成果をお聞かせください。

 それから、46ページ、先ほど9番委員からも話がありました通学合宿ですけれども、東・中・西と、この表の数を見まして愕然としちゃったわけですけれども、私は西部選出の議員ですので、西部でやっているところを私も二、三カ所見にいってきましたが、本当にすばらしい活動をしていてくださいます。
学校の先生方はもちろんのぞきには来てくださいますけれど、地域での活動ですので、最近子供の数が少なくなって兄弟も少ないものですから、異年齢の集団行動というか、登下校時にはあるわけですけれども、生活そのものにはないわけでして、兄弟が少ないということは本当にお兄さんを思い、お姉さんを思い、また、弟や妹をかわいがる、そういうときがないんですね。
この事業はそれをかわってやってくださるということで、非常に甘えもなくなっているということだし、今まで本当にだらしなかった子供が小さい子を見てかばって、そして小さい子はお兄ちゃん、お姉ちゃんの言うことを聞いてということで、非常にいい事業だなということを感じます。
 これは、小学校3年生から6年生までということで年齢制限があるようですけれども、私は見たところ――本当はそうじゃないんだけどねって言ってきましたが――1年生から6年生まで対象にしたほうが、そのほうがむしろお互いに磨き合っていくもんだからいいように思います。この年齢をどういう理由でそこにしたのかということ、地域のボランティアでやってくださる方が大変だからそうしたのか、それとも、そういう苦情が来てそういうふうにしたのか、ちょっとその辺、お聞かせしていただきたいと思います。

 また、参加実績の西部の17人というのは、浜松が政令市になったその切りかわりのときに、しっかりそれが伝わっていなかったからではないかしらというお答えだったと思うんですけれども、そういうふうに受けとめていいのか。20年度はもっとあると思いますけれども、ぜひPRをしっかりしていただいて、これは本当に貴重な事業だと思いますので、お願いしたいなということを思いました。
この予算ですけれども、これで足りているのか。というのは、お伺いするところでは、ボランティアをやっている人が2日間は眠れないそうです。もう子供が大きくなっちゃったもので、こういう小さい子を預かることが少なくなって、夜、泣いている子もいるし、騒いでいる子もいるし、そういう中でやっと寝静まったかと思うと、おしっこって言って、だから2日間は全然眠れないそうです。でも、2泊3日の間の経験が物すごい貴重で、子供が大きい成長をするものだから、やめられないよと言ってましたけれどもね。本当にそういう成果があるから喜びにつながり、やる気にもつながるかなということを感じました。
これは短期の事業なのか、何年ぐらい先までの事業なのか、それをお聞かせしていただき、また短かったらぜひ続けていただけたらなと思います。
 それで、この手を挙げたところは、予算の中でニーズに合った数なのか、それとも、ちょっと多かったけれども無理してやったんだよというのか、それとも少ないのか、その辺をお聞かせください。

 それから、もう1つは63ページの学校給食の推進の件でございます。
 先ほど、8番委員からも朝御飯を食べているかということでお話があったと思いますけど、これもやっぱり食育というか、学校給食の中にも入ると思うんです。今食品の偽装の問題で、子供自身も本当に何を信じて食べたらいいかということを感じています。画面から出てくる、耳から入ってくるもので恐怖を抱いていると思いますけれども、私たちは生活圏の範囲のものを食べていれば、その気候風土に合っているものですから、体に非常にいいんだそうです。
ですから、そういう意味からも、地産地消をぜひ進めていただきたいし、進めていてくださると思います。お米にしても、それからお水はもちろんそうだと思うんですけど、いろいろな野菜、食材にしても、地域のものを静岡県内の学校で何%ぐらい――全校でやってますよと言っていただくとありがたいんですけれども――何を一番取り入れやすいか、量がないとだめだということもあるもんですから、そこはやっぱり農協なんかと提携してやっていけばやれないことはないと思います。ぜひそういう意味からも学校と地域とそれから家庭とが一緒にならないと、この事業もうまく進められないのではないかなということを感じましたので、もし、予算的に大変ならどれぐらい足りないとか、どういうふうな方向を考えているとかということをお聞かせください。

 それから、4つ目、私が見落としているのかもしれません。そうだったらおわびします。
 今、青年団、青年学級というのは存在しているのですか。というのはね、今ここにいらっしゃる議員さんたちの青年団のときの活躍が今日の地域の発展につながっていると私は非常に強く感じます。なぜなら、ここへ来て、青年団のとき一緒だったというきずなが余計強くなるというか、そういう人たちが地域を高める力を与えてくださるんです。ですから、もしないなら、今後どういうふうにしていくのかお聞かせしていただきたいなと。青年の船もあるのかどうかということです。以上でございます。

○風間事務局参事兼義務教育課長
 地域間交流の実践についてでございますが、2地域といいますのは、沼津市立戸田小学校の子供たちが長野県の原村のほうに出かけました。それから、浜松市立広沢小学校の子供たちが浜松市立佐久間小学校、浦川小学校に出かけました。この事業でございます。

 それから、コーチングスタッフの活動でございますが、成果といたしまして、やはり個々の教員に対応できたということで、教員のほうでは大変有意義であったという評価を得ているところであります。
 今後のことでございますが、本年度も実は実施をいたしておりまして、本年度の事業が完結いたしますと、小中学校におきましては、ほぼ全員の教員が個別の指導を受けるという状況が整うことになります。したがいまして、今後は、さらに一人一人の教員を伸ばすという見地から、例えば、教員人生の中で、年齢にふさわしい研修等を組むというようなことも含めて、一人一人の教員をいかにして伸ばしていくかということに注意していきたいと思っております。以上でございます。

○河合青少年課長
 青年団は存在しているかということですが、御安心ください、しっかり存在はしております。青少年課とも一緒に協力をしながら、青年団連絡協議会を含めて一緒に事業等もやっておりますし、青年団独自での活動としましては、植林保育活動とか、うちのほうの事業の中での補助を含めての話ですけれども、やっております。
11月8日、先日の土曜日にも全国青年祭のほうに御出席をいただいて、たくさんの方がフットサル、バレーボール、その他いろいろなスポーツ等でも活躍をしておりましたので、うちのほうでもそちらのほうにも行かせていただきましたし、活動をきちんとしていただいているというふうに思っております。
 青年の船ですけれども、今は青年団独自でやっているということになります。県のほうでは、青年団とは別にユースリーダーのほうを45名ほどですけれども、若者を対象にしてやっております。以上です。

○釋社会教育課長
 通学合宿についてお答えいたします。
 異年齢集団の条件でございますが、県の条件といたしましては3学年以上が通学合宿に参加するというものでございますので、学年の制限は設けておりません。ただ、3年生以上の実施が多いのは、各実施団体が安全等々考えてそのようにしております。
 人数についてですが、ほぼ希望者全員を実施しております。中には、抽せんで人数を絞ったというところも聞いております。

 予算についてですが、全小学校で実施できるまでぜひ続けていきたいと考えてはおります。
 また、西部地区の伸びが少ないということですが、今年度は西部地区が大分ふえてきております。ただ、宿泊ができ、おふろがあり、そして調理施設が整って、通学が可能なところという場所がなかなか得にくいというのが現状でございます。
 今後、西部には特にPRを強くいたしまして、参加者を募ってまいりたいと思います。以上です。

○石川体育保健課長
 学校給食の地産地消についてお答えします。
 学校給食のほうは各給食施設が学校給食会を通じて、基幹商品であります米は100%静岡県産の自主流通米を使っております。それから、牛乳は100%静岡県産で加工もすべて県内工場で行っております。あと、パン、めんにつきましては、原料の小麦粉は平成14年から県内産を20%使用しております。その他食材につきましては、平成17年度のデータですが21.7%、学校給食においては県内産品であれば地産地消としておりますので、県内産品を21.7%使用しております。
 あと、食の安全につきましては、学校給食会は年に2回以上、食材の定期点検を行っております。今、いろいろ問題になっております食品偽装問題とか農薬等混入があるわけですが、そういった点検を行い、できるだけ未然に防ごうと努力しております。何はともあれ、安全性につきましては、各施設で検討していかなきゃならないかとは思いますが、以上であります。

○赤堀委員
 御答弁ありがとうございました。地域間交流についてですが、体験活動や他県との交流もやっていて、本当にすばらしいなということを感じました。ぜひ続けていただけたらと思います。

 コーチングスタッフの面では、やっぱり不安に思う先生もいらっしゃると思いますので、そういうのを受けることによって、自信もつくと思います。ぜひこれも続けていただけたらと思います。

 それから、青年団は現在でもあるということで失礼いたしました。県下の全市町にありますか。
それから、ユースリーダーは45名いらっしゃるということですけれども、青年団として青年の船みたいなのを出しているということはやっているわけですね。全市町にあるなら別ですけれどももしないなら、ないところに対しての働きかけはどういうふうにしているかということをお聞かせください。

 それから、通学合宿ですがありがとうございます。枠が、やっぱり一応3年生から6年生までというのでやっているようですけれども、多少緩めてやっていただいて、地域で、もし責任持ってやってもらえるなら、小学校1年生からでも許していただけたらありがたいなと思います。
 というのは、1年生、2年生がとても喜んでやってるようです。兄弟もないものだから、お兄ちゃん、お姉ちゃんたちと一緒に寝たり食べたり、カレーをつくったり、夜空を見たりということでね、非常に楽しんでおります。
そのボランティアの中のリーダーの考え方によって、すごい膨らんだものになるんです。ただ寝たり起きたり、危なくないところを見てやるだけ、それでも成果は大きいと思うし、収穫は少なくないんじゃないかなと思うんです。そのリーダーの考え方でスケジュールを組んで、そしてテレビも見ない、テレビのあるようなところへ泊まらないから、テレビも2日間、3日間は見られないわけですね。それで帰ってきて宿題をやって普通に遊ぶんですけれども、その遊ぶときにいろいろなアイデアを出してくださって遊んでいるようです。そんなことで、わずか2泊3日であっても、1年生はすごい充実した生活になるし、上級生は上級生でしっかりしなくちゃということで、上級生のお母さんは「うちの子供がこんなに変わったのは、本当にありがたいわ」と言ってましたけどね、そんなことを感じます。

 それから、学校給食ですがありがとうございます。ぜひこれはやっていてくださると思うんですけど、静岡県と言えばお茶です。今、お茶が出なかったんですけれどもね、お茶は全校出ているんですか、その辺をお聞かせください。

○河合青少年課長
 青年団は全市町にあるかというお話でしたけれども、私どもの把握している限りでは、全市町にはもうございません。ただ、青年団連絡協議会のほうでのつながりを私たちはとっておりますので、そちらのほうとのつながりは十分させていただいているというふうに思っております。独自に連絡協議会のほうに入っていなくても、それぞれの青年団で独自の活動をしているというのもお聞きしておりますので、それぞれの市町ではもしかしたらあるかもしれない。申しわけありませんが、そこまでは把握してございません。よろしくお願いします。

○釋社会教育課長
 先ほどの私の答え方が不十分でしたので、誤解を招いたと思います。訂正させていただきます。3学年以上の交流条件というのは、3つの学年以上で、3年生以上ということではございません。異年齢交流ということですので、3つ以上の学年が集まるということが条件でございます。
 それから、通学合宿の予算が十分かという御質問がございました。県の予算といたしましては十分と考えております。ただ、短期の場合、1年目が20万円、2年目になりますと10万円が上限になってまいります。実施団体につきましては、なるべく経費がかからないようにという工夫などをしながら進めております。以上です。

○石川体育保健課長
 お茶につきましては、手元に資料がないものですから、後で報告させていただきます。申しわけありません。失礼します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp