本会議会議録


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令和4年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:加藤 元章 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:自民改革会議


○加藤委員
 一問一答方式でお願いします。
 総合計画後期アクションプラン案181ページ、観光資源の活用による新たな需要獲得の2項目めに山の洲(くに)4県における教育旅行の誘致促進を図りますとあります。
 先ほど山の洲(くに)4県の主に経済連携を目指した宿泊数の関係で質問が出ていましたが、教育旅行の誘致促進についても非常に有効性があると思いますし、交流としていい形だと思うんですが、今後の具体的なスキームについて教えてください。

○山田観光振興課長
 教育旅行につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえまして、学校において目的地を首都圏や関西圏から県内や近隣県に変更する傾向があることをきっかけとしまして、令和2年以降、中部横断自動車道の開通も見えておりましたので静岡県、山梨県、長野県、新潟県の中央日本4県から本県への教育旅行の誘致に取り組んでおります。
 県といたしましては、各地域の農林漁業、自然等を生かした魅力的な体験プログラムを強化しつつ、学校関係を対象とした説明会の開催など近隣県への営業を強化していくことを考えております。
 具体的には、教育旅行もSDGs等への関心が高まっていることから、自然や食、歴史文化などの体験を重視し、学校の先生方をはじめ学校関係者のニーズを把握する対話を行い、その情報を基に教育旅行に適したコンテンツを、例えばテーマ別に整理して周遊コースを紹介するなど、本県内の教育旅行で体験する商品パッケージをつくっていきたいと考えております。
 その上で、繰り返しになりますけれども説明会を開催する、あるいは県の観光協会のツーリズムコーディネーター、いわゆる旅行会社への営業等をする人材を通して情報発信するなど誘致の促進に取り組んでまいりたいと考えております。

○加藤委員
 営業面の説明がありましたけれども、県同士の1つの連携プログラムでもあるので、イメージとしては県庁ごとに横連携を取って、そこに教育委員会もくっついているわけですから、そこの横連携とそれぞれの県ごとの縦への情報の落とし込みが一番効果的で理解され早いと思うんですけれども、そういう手法は取らないんですか。

○山田観光振興課長
 1番委員御指摘のとおり、県庁同士の連携も極めて重要で有効な手段でありますので、施策の推進につきましては県同士でよく連携して説明会の開催を行ったり、県を通じて学校側に情報の紹介を行うといったことを精力的にしてまいりたいと考えております。

○加藤委員
 分かりました。
 こういった施策は令和2年からやられているということで、コロナ禍であったから実績ベースでは多分あんまりまだ出てきていないのかなと推測するものの、アクションプランなので数値目標の設定はできるんではないかなという気がするんですが、その点はどうでしょうか。

○山田観光振興課長
 コロナ禍から回復していく中で、施策を進める上では数値目標も設定して進めていくべきものと考えておりますけれども、今のところはフジノミクスの宿泊客数の増加につながるように施策を進め、数値目標につきましては今後施策を進めていく上で検討してまいりたいと考えております。

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