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委員会会議録

質問文書

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平成26年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:03/12/2014
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 おはようございます。
 資料として提出されました平成25年度東海地震県民意識調査結果の概要について、1点だけ質問をさせていただきます。県民がどの程度の意識を持ってこの地震に備えているかということを知ることは非常に大事だと思います。ただし、これを見させてもらって最初にある平成25年12月に県内にお住まいの方2,000人を対象に実施したというところです。このサンプル数ですが、ほかにもいろんな調査はやっておりますが、二十歳以上の県民が300万人いる中で2,000人のサンプルで果たして正しい情報が得られるんだろうか不安に思うんですが、その辺はいかがお考えでしょうか。

○滝田危機情報課長
 サンプル数でございますけれども、確かに2,000人ということで、さほど多い数ではございません。ただ、この選定については選挙人名簿からの無作為抽出ということで、完全なアトランダムで抽出しています。ちょっと専門ではないので正確には御説明できないかもしれないですけれども、統計学的には母数がどんなに大きくても、無作為に集めた2,000人という数字であれば、おおむね全体の傾向を把握することができるという考え方があるようです。この人数で最低限かもしれませんけれども、おおむね全体の傾向を把握できるのではないかと考えております。

○前林委員
 そういうお答えが返ってくると予想しておりましたが、次の段階で考えますが、この無作為で抽出された2,000人とありますが、その下に回収率が51.1%です。2,000人のうちの51.1%、具体的に言えば1,021人しか回答していないわけです。私が心配しているのは回答しない方です。こういう調査でそれに答えてくれる方はそれなりに意識を持っている方ですけれども、答えてくれない方が約半分いらっしゃるというときに、果たしてどうなんだろうと疑問に思わざるを得ないんですが、その辺をもう一度、お伺いします。

○滝田危機情報課長
 回答率の問題ですけれども、確かに委員がおっしゃるとおりだと思います。統計上2,000人という数字にさほど問題はないと思っているんですが、大事なのは回収率だと聞いております。この50%という数字は、決して我々も高い数字だとは思っておりません。今回もこれまでもそうでしたけれども、あらかじめ決めた期限にこだわらず、集計ができるぎりぎりまで受け付けるというようなこともしております。また集計間際には督促と言うとおかしいんですけれども、提出を促すようなお願いもしてきております。そうしたことを通じて、今後もなるべくこの回収率を上げていきたいと思っております。

○前林委員
 私が言いたいのは、恐らく平成5年から同じような形で調査をしてきていて、ある程度の傾向はつかめると思うんですけれども、この数字があまりひとり歩きすると非常に怖いと思っています。
 特に最初の地震にどの程度備えていますかというような質問に関しては、この県民意識調査を参考にすることはいいかもしれないけれど、これが全てだと思ってしまうと間違ってしまうかもしれないので、いろんな意識調査をやられていると思いますので、そういうものも横に見ながら御判断をいただくようなことも必要ではないかと考えますので、意見として加えます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp