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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:須藤 秀忠 議員
質疑・質問日:11/17/2008
会派名:自由民主党県議団


○須藤委員
 最初に17ページ、環境関連事犯についてお伺いします。
 ここに平成19年中の環境事犯の検挙状況は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反事件の検挙が162件、前年対比が11件6.4%減、それから検挙人員が204人、前年比が7人減であると。なお、下に、平成18年に引き続き、富士山ろくの総合的な環境浄化を図るために山梨県警と合同で富士山ろくクリーン作戦を展開し、不法投棄事犯の取り締まりを強力に推進したと、こういうふうに報告がされております。そこで、この富士山ろくへの産業廃棄物の不法投棄事件の検挙数の推移が5年ぐらいさかのぼってどんな状況かお聞かせ願いたいと思います。
 それから、私も富士宮に住んでおりまして、富士山ろくの住人でありますが、今、富士山の世界文化遺産の登録につきまして、いつもいろんな人からの話に出るのが、富士山ろくは産業廃棄物やいろんな廃棄物があるから、不法投棄が一番の問題だと。きれいな富士山でなきゃ登録ができるはずがないじゃんかというような話を聞きます。
 そこで、いろいろな手だてはほかの委員会でも聞いておるんですけども、県警として不法投棄事件の根絶を目指していただきたいと思いますけれども、どのように取り組んでおられるのかお伺いします。

 それから、2点目ですけども、18ページに火薬類取り締まりについて、火薬類の不正流出、盗難防止対策として、火薬類取扱所延べ869カ所の立入調査を実施して、保管管理の指導をするとともに、火薬類取締法違反で5件を検挙したと、こういうふうな報告があります。
 そこで、この火薬類取扱所が延べ869カ所と随分たくさんあるわけですけれど、これについての立入調査の方法と内容をお聞かせ願いたいと思います。
 それから、火薬類取締法違反で5件を検挙したというんですけども、この検挙の内容についてお伺いしたいと思います。
 これに関連いたしまして、先般、芝川町の西山本門寺におきまして火縄銃の火薬を入れた実演がなされまして、それに際しましては、私たちも県会議員として地元のイベントを何とか盛り上げていこうという思いで、地元の警察署長とか、あるいは県警の生活環境課とか、いろんな部署と御相談申し上げて、そしてやっと許可をいただいたということであります。西山本門寺には、織田信長の首塚があるということで、本能寺の変のときに本因坊何とかという人が西山本門寺に首を隠し持ってきたというミステリー話があるんですけども、それを今地元の信長まつりということでもって非常に盛んになってきたんです。それが今まで鉄砲を飾ってあっただけなのを、先日は火薬を許可していただいたということで、非常に大成功のイベントで終わりました。警察からも何人か立ち会いといいますか、監視といいますか、来ていただいて、その指揮者は元県会議長の芦川清司さんが火縄鉄砲隊の隊長だということで号令をやってました。
 地域のまちおこしとか、観光イベントに役に立ったというか、警察の許可一つがこんなにまでまつりを盛り上げたかと思うと、地元としては本当に喜びにたえません。ちょうどその折に、織田信長公の末裔、織田信和氏も来られておりまして、いたく感激して警察のほうへもぜひお礼を申し上げていただきたいというような話もありましたもんですから、この場をかりまして一言お礼を申し上げさせていただきます。こうした火薬類の取り締まりについて、県警としていろいろケース・バイ・ケースもあろうと思うんですけども、その許可についての考え方についてお聞かせ願えればありがたいと思います。

 次に、20ページ、110番電話の受理状況ですけども、ここに警察通報用電話110番は各種事件事故等の通報に利用されるもので、平成19年度の受理状況は26万1672件と、前年度より若干増加、前年度比が3,080件ふえた。特に各種情報、いたずら及び誤接については大幅に増加したということでありますけども、そこでこのまず誤接、要するに間違い電話がこんなにふえてきているという理由はどのように分析されているのかお聞かせ願いたい。

 それから、電話でやりとりする中で、電話でもって解決できちゃうのと、それから、電話を聞いてそれは一大事だということでもって出動すると、それで出動してそれが事件にかかわりのあることになったということと、いや出動したけどもこんなことでというようなことで、問題なくそれで済んじゃったということ。それから電話でもってやりとりして出動しなかったけども、後で事件性があったというようなことの状況をお聞かせ願いたいと思います。

 次に、4点目24ページ、暴力団対策の推進ですけども、暴力団情勢ということでいろいろ書いてあります。私の地元にも後藤組というなかなか勢力の大きい暴力団があるんですけども、私も市議会議長のときに暴力団追放の先頭に立ってやったこともありまして、そこで、最近週刊誌の記事で後藤組の組長が山口組から除籍されたというようなニュースがありました。地元にとっては大変ビッグニュースといいますか、これで組は解散になるのかな、これで後藤組も終わりなのかなというふうに思ってる人もあるし、あるいはいやまだそうはいかないだろうというような話もありまして、いろいろな情報が錯綜しております。除籍というのはどういう意味なのか――暴力団に聞かなきゃわかんないと言えばそれまでで、そんなことはないと思いますけど――警察はちゃんと握ってると思うんですけども、それから引退というような話も聞くんですけどもその引退というのはどういう意味なんですかね。
 そうしたニュースの中で、この組の組織のありようというのはこれからどうなるのか。解散するような方向になるのか、あるいは後継者がだれか継いで、まだつないでいくのか。私は富士宮から出ていってもらいたいなと思ってるんですけども、富士宮にまだいて移転しないのか。そこら辺はどういうふうに警察はとらえているのか。今後、このことが一つの問題となって、抗争のおそれがありはしないかなということで心配もしてるんですけど、地元としては。その辺はどうなのか、お聞かせを願いたいと思います。

 それから、このページの下のほうに暴力団排除活動ということで、積極的な取り締まりと暴力団組織への警告等により、暴力団組事務所9カ所を撤去したと書いてありますけども、この9カ所撤去の具体的な内容を教えていただきたいと思います。

 それから次に、25ページです。ここに静岡県ゴルフ場協会暴力防犯対策協議会との連携により、ゴルフ場から暴力団員130人を排除、予約の拒否を推進したと書いてあるんですけども、また公営住宅からの排除活動を推進し、市等の行政機関と連携して市営住宅への入居申請2件を拒否したというふうに書いてあるんですけども、ゴルフ場も行政機関も、その人物が暴力団であるかどうかちょっとわからないと思うんですよね。そこで、それを知らなければ対応できないと思うんですけども、警察としては、ゴルフ場などから照会があったら暴力団かどうかということを答えているのか、その辺の状況をお聞かせ願いたいと思います。

 それから次に、この下のほうにある暴力団排除意識の高揚についてですけども、暴力団からのみかじめ料、用心棒代拒否運動の推進のため、地域暴力追放推進協議会との連携を図り、地域を特定した暴力団排除ローラー作戦やアンケート調査などを実施し、暴力団排除意識の高揚を図ったと書いてあるんですけども、このアンケート調査の内容とか分析した結果についてお聞かせ願いたいと思います。

 次に、29ページなんですけども、一番下のほうの暴走族の取り締まり状況。暴走族情報や暴走族に対する110番通報内容を分析し、取り締まり地区を選定し、強力な暴走族取り締まりを展開したと書いてありますが、暴走族の実態というのは今どんな状況なのかお聞かせ願いたいと思います。
 それから、この110番通報内容を分析し、取り締まり地区を選定とありますけども、具体的にどのような理由でどのような地区を選定したのかお聞かせ願いたいと思います。
 それから、その選定した地区で、どのような結果とか効果があらわれたのか、それをお聞かせ願いたいと思います。以上であります。よろしくお願いします。

○末木生活安全部長
 富士山ろくへの廃棄物の不法投棄事案についてお答えいたします。
 まず、5年間の検挙の推移ということで、私の手元にちょっと2年間ほどしか数字がなくて、それだけ報告しますが、平成19年中は17件、28人検挙しております。ことしに入りましては21件、29人でございます。
 それから、県警等の取り組みですが、富士山につきましては、委員と全く同じ考えでございまして、県警も力を入れているところでございます。この対策につきましては、やはり県警としては取り締まりが一番でございます。
 続きまして、廃棄物は県境がありませんので、他県警との情報交換を密にしていきたい。それから3つ目としては、この廃棄物行政に携わっている行政機関と連携を密にしていきたいということです。情報交換をやるとか、一緒に合同パトロールをやるとか、そういう対策を推進していきたいと考えております。

 2つ目の火薬類の関係でございます。
 立入検査の関係でございますが、実は、取り扱い場所は大体県下342カ所、これは販売店とか、火薬庫、消費場所等々で342カ所を現在把握しております。これを大体年間2回ないし3回立ち入りを実施します。大体やり方としましては、担当する県土木事務所と共同でやる場合、それから警察単独でやる場合といろいろあります。やることは、施設の点検とか、あとは帳簿の検査、それから自主警戒のお願い等々を実施しているところでございます。これに伴う検挙はございません。資料に書かれてます5件の検挙につきましては、火薬類取締法違反でも猟銃用火薬類、鉄砲を持ってる人の違反でございまして、人に無許可で渡したとか、不法所持していたとか、それから車の中に放置していたとか、このような違反でございます。
 それから、3点目が火薬類の事故に関して、使用に対する県警の考え方ですが、火薬につきまして大きく分けますと、産業用火薬と猟銃用火薬類がありまして、産業用火薬は県の所管になります。県警としましては、猟銃に使われる火薬の担当になるわけですが、基本的には事件事故の防止ということを第一の観点に置きまして、よく必要性を聞きまして、必要最小限の許可をしていこうという原則に基づいていきたいと思っております。よろしくお願いします。

○池野地域部長
 110番の関係についてお答えを申し上げます。
 何点かございますので整理して申し上げますが、1点目の誤接、間違い、いたずら、こういったものが多いということでその理由は何かという御質問でございますが、これはいろいろありますけれども、特に最近は携帯電話による110番が6割を超えてまいりました。そこで、番号案内の104であるとか、あるいはコレクトコールの106であるとか、こういうものとの間違いが見られます。したがいまして、そういったところが主なものなのかというふうに思っております。
 それから、いたずらでございますけれども、いたずらにつきましては精神疾患を患ってる方からの件数が多いということで、それ以外、正常でも故意に警察を困らせてやろうということでいたずらをする者もございます。それにつきましては、ことしの2月に偽計業務妨害で逮捕いたしまして、それから件数は非常に減少いたしました。この者は、1日平均50件から60件ぐらい、月に直すと1,000件、年間に直すと1万件余のいたずら電話をかけてきたというものでございました。

 次に、2点目の110番を受理しただけで完結するものはどういうものかということでございますが、これは本来、110番は不要不急の緊急電話でございますけれども、中には事実として各種照会、例えば運転免許センターはどこにあるかとか、緊急電話でない照会がございます。それから、要望、意見も入っておりまして、そうしたものを含めますとおおむね2割ぐらいの数字になるんではなかろうかというふうに思っております。
 それから、3点目の出動をしたけれども事件性がないものという御質問だったと思いますが、これにつきましてはちょっと統計的なものがございません。多分、私の勘で申しわけないんですけれども、これはほとんどないというふうに思っております。以上でございます。

○田宮刑事部組織犯罪対策局長
 まず、後藤組の関連についてお答えいたします。
 後藤忠政が除籍となったけれども、除籍というのはどういうことかという御質問が第1点目だと思いますが、処分には絶縁、破門、除籍、除名と、把握している範囲では4つありまして、その中の1つの除籍処分ということでございます。この除籍というのは、要するに暴力団社会から籍を抜かれたと、このようになります。結局、形的には引退ということであります。復帰することはあり得ません。
 それから、事務所はどうなるのかというようなことに及びますと、事務所は存在するけども、事務所として使用はできませんということが第1点でございます。
 それから、今後の後藤組はどうなるのかと、このような御質問であったかと思いますけども、後藤組長の除籍によりまして、いわゆる後藤組という名称がなくなりました。しかし、その子分である2人の男がそれぞれの組を継承しまして、要するに後藤組というのが2つの組に分かれて、それぞれ存在することとなります。よって、我々としてはさらに徹底した取り締まりを行いまして、後藤組と同様に壊滅に向けて頑張っていきたいと思っております。
 それから、今回の件で抗争になることはないのかというような御質問であったかと思いますけども、今後の抗争の可能性は少ないというふうに見ております。

 それから、暴力団組事務所9カ所の具体的内容を教えてもらえないかということでございますが、撤去しました9カ所につきましては、山口組系の組事務所が8カ所、それから極東会系の組事務所が1カ所でありまして、所在地を管轄する警察署でいいますと、沼津所管内が3カ所、それから清水署管内が2カ所、あと1カ所ずつでありますけれども、富士署、静岡南署、焼津署、浜松東署が1カ所ずつになります。
 そして、どのように排除していったのかということでありますけども、例えば組員の傷害事件や恐喝事件などの事件検挙と連動いたしまして、警告等により撤去したものが7件、それから賃貸物件の所有者や不動産管理者との連携により排除したものが1件、それから管理する会社が弁護士に依頼し、警察が支援して排除したものが1件、以上が組事務所の撤去の関係でございます。

 それから、ゴルフ場などからの照会があれば暴力団か否かについて回答してるのかというような御質問でありますけども、本県には県内のゴルフ場で組織する静岡県ゴルフ場協会というものがございまして、この中に暴力防犯対策委員会が設置されておりますが、この委員会でゴルフ場からの暴力団排除が決議されておりまして、暴力団排除条項をゴルフ場利用約款等に盛り込み暴力団の排除活動を行っております。警察としましては、ゴルフ場の利用約款等を根拠に排除対策が徹底されますように支援しておりまして、例えば、ゴルフ場からの照会で予約客が暴力団員と判明した場合、これは警察庁から示されております暴力団排除のための部外への情報提供についてというのに基づきまして、その旨を回答しております。
 それから、公営住宅からの暴力団排除の関係も少し述べておきたいと思いますけども、昨年6月国土交通省から都道府県知事に対しまして、公営住宅における暴力団排除という基本方針が示されております。警察としましては、公営住宅を管理する自治体との連携を強化しまして、公営住宅管理条例に暴力団排除条項を盛り込むよう働きかけを行ってきたところであります。現在、県下16の自治体において条例が改正され、情報の提供及び連携の強化を目的に自治体の長と警察署長が協定を締結しまして、この協定に基づき情報提供を行っているところであります。
 それから、この中に2件、申請を拒否したという事例がありますけども、これは熱海市と伊東市でありまして、国土交通省が示しました基本方針に基づき連携の上、入居申請を拒否していわゆる公営住宅からの暴力団排除を行ったものであります。

 それから、最後の質問でございましたが、アンケート調査の結果などについて詳しく教えてもらいたいということでございました。これは、暴力団員からの不当要求の実態を解明し暴力団排除意識の高揚を図るという意味から、被害を受けやすい飲食店だとか、風俗店、あるいは不動産業者等に対しまして、今回だけじゃなくて以前からこういったアンケート調査を実施しております。その内容につきましては、不当要求の時期だとか内容、要求した者の氏名だとか、暴力団の組織名、それから支払った金額、こういったことに対する意見や要望、こういったものが内容であります。
 なお、昨年は県下の5つの警察署管内の飲食店等約750店舗や暴力追放市民大会への参加者約300人に対しまして、アンケート調査を実施しておりますけども、中には要求と認められるような事案も数件ありましたものの、いわゆる事件化だとか中止命令の発出に至るものはございませんでした。今後とも継続的にこういったアンケート調査を行いまして、不法行為の掘り起こしや暴力団排除意識の高揚を図ってまいりたいと思います。以上でございます。

○野中交通部参事官兼交通企画課長
 暴走族の関係の質問についてお答えします。
 まず県内の暴走族の実態でありますが、従来のような大集団による大規模な走行は現在のところありません。二輪、原付、これを主体としました10台未満の車によります小規模な走行、あるいはゲリラ的な爆走というものが主流となっております。
 19年中に把握した数でありますが、26グループ、構成員は約250人であります。前年と比べますと減少しているということであります。
 2点目の取り締まり地区の選定関係であります。この選定に当たりましては、110番の通報を分析しまして場所あるいは時間がわかることから、元暴走族の構成員等からの走行情報、あるいは県民からの取り締まり要望を総合的に判断しまして、取り締まり地区の選定をしています。
 19年中の取り締まり地区でありますが、沼津地区、富士・富士宮地区、静岡地区、浜松地区の取り締まり、これを取り締まり地区として選定して、取り締まりに努めたところであります。
 3点目の結果と効果であります。この取り締まりの結果によりまして、富士・富士宮地区の2つの事件を含めまして、合計11事件を検挙しまして102人を検挙あるいは逮捕しております。
 これによりまして暴走族の解体・壊滅につながりましたし、あるいはこれらの事件については積極的に報道提供しておりますので、報道発表によりまして、抑止効果――他の地区における拡大を抑える効果も得られたものというふうに考えております。以上です。

○須藤委員
 ありがとうございました。ちょっと、若干質問させていただきます。
 まず、環境関連の事案についてですけども、富士山ろくへの産業廃棄物の不法投棄については暴力団絡みの不法投棄っていうのはあるのか、ないのかですね。どのような状況かお知らせ願いたいと思います。

 それから、火薬類の取り締まりについては最小限に許可するということでありますが、今回の火縄銃のことについては本当にありがたいことだなと思っていますが、これも最小限というような理解でもって許可されたんじゃないかと思います。こういうことはなかなかハードルが高くて、これを許可いただくまでには本当に並大抵なことじゃないわけですけども、火薬の管理をしっかりしていくことによって、このことが地域の活性化といいますか、まちおこしといいますか、そういうものに大きな貢献をしているということをぜひ御理解いただきたいと思います。火薬が危険だ、またこれが変に使用されたらとんでもないことになっちゃうということは重々わかっておりますけども、当然こうした火縄銃を扱う人たちもこのことを承知していると思いますものですから、その辺も踏まえながら、できるところから許可をしていただくように御努力をお願いしたいということであります。これは要望にしておきます。

 それから、110番のことについてはわかりました。これは、先ほど心疾患、精神を患って何か病気でもってかけてくるということですね。そういうのが多いわけですね。それは例えば人数的に言うと、どのぐらいの人数になるのか、先ほど逮捕したのは年間1万件なんて本当にすごいことですけども、これは心疾患の中に入るのか、故意の中に入るのか、その辺のことをもうちょっと詳しく教えていただけますか。

 それから、4番目の暴力団についてですけども、先ほどの後藤組のことについて、これは2つの組織に分かれて継承していくということですけども、富士宮のあそこの事務所は後藤組はもう使えないということになって、もうないでしょうけど、また市内へつくられたら、富士宮市民にとって厄介な話になっちゃうなと思っているんですけども、その辺のところをもうちょっと詳しくお聞かせ願いたいと思います。

 それから、暴走族の取り締まりについてですけども、私の家の前でも、実は文化会館の駐車場がありまして、そこで日曜の朝なんて、ガァガァガァガァガァーなんてやられるんですよ。それでうるさいやつらだなあって言って、電話しようと思うとナンバーも見ないうちにどっかへ行っちゃうからあれですけども、警察に通報したらどうだっていう話のうちに近所の人に聞くと、何か怖いって言うんですよね。何か仕返しがあるからっていうような話ですね。こういう通報やったことによって仕返しだ何だっていう市民の心配に対して警察への何か要望とかというものがあるかどうかですね。以上、よろしくお願いします。

○末木生活安全部長
 産業廃棄物不法投棄事件の暴力団の関与の話です。私の知る範囲、この2年間では、暴力団の検挙はなかったと思います。ただ、資金源になりかねませんので、取り締まりを強化してまいりたいと思います。

○池野地域部長
 精神疾患といいますか、患っている方からの110番は現在把握しているもので15人から20人おります。
 それから、先ほど申し上げました偽計業務妨害での逮捕した者が故意かどうかと。これはもちろん故意でございまして、警察へのいたずら目的で頻繁に電話をかけたというものでございます。以上であります。

○田宮刑事部組織犯罪対策局長
 2人の子分の組事務所の関係でございますが、現時点では、1人が富士市内、もう1人が大井川町内に事務所を構えるという情報を得ております。いずれにしても今後またその事務所を移る可能性も視野に入れまして、情報収集の強化を図ってまいりたいというふうに思っております。

○野中交通部参事官兼交通企画課長
 暴走族関係で通報すると仕返しが怖いという話がありました。原則、仕返しはないというふうに考えております。暴走族の実態把握、あるいは暴走族を解体するためにも今後ぜひ通報をお願いしたいというふうに考えております。110番に通報していただいても、やはり特定の個人の情報については守っていきますのでよろしくお願いします。

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