• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年5月臨時会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:蓮池 章平 議員
質疑・質問日:05/20/2021
会派名:公明党静岡県議団


○蓮池委員
 分割質問方式で、5番委員の質疑に重ならないように確認なんですが、まず危機管理くらし環境委員会説明資料3ページ、安全・安心認証制度。
 62項目の認証基準の一覧を頂きました。そのうち、この認証の必須要件ではありませんっていうのを引くと52が必須項目。これを全部クリアしないと対象にはならないんだけど、先ほどの議論を聞いていると結局これからやる分も申請したところはとりあえずもういろんな設備投資をしてそこに補助金は払いますということだが、支払う段階で最終チェックに行くのか。申請があったら1回行って確認して、設備投資をやってからもう1回全部認証基準に合っているかどうかを確かめるのか、そこら辺はどうでしょうか。

○太田危機対策課長
 助成制度の現地確認につきましてお答えいたします。
 助成制度は認証前に購入して設置する場合がございますけれども、その後に認証を取っていただくという条件をつけますので、認証取得の時に設置状況を確認させていただいて認証する形になってまいります。

○蓮池委員
 そうすると行ってみてまだ十分じゃないよっていった場合にはもちろん認証はできないんだけど、当然それに追加の費用がかかってくる。
 例えば200平米以下であれば10万円だけど、まだ全くやってないところで全部やるとしたら10万円ではとてもできない。入れる機器にもよるんだけども、そこら辺の精査、そごってないですかね。

 それからもう1つ、一連の事務についての委託先ってどこを考えていますか。
 そして、委託費は予算の中のどれくらいの割合となりますか。

○太田危機対策課長
 まず、助成金の確認についてでございますけれども、認証した時点で認証条件を満たさない場合につきましては、6番委員が先ほどおっしゃられましたように認証取得が助成の条件になりますので、その飲食店で設置していただき認証が取れるまで確認を続けさせていただくことで考えております。

 次に、委託先でございますけれども、説明資料3ページの予算のところを御覧頂きますと、全体で6億3200万円でして、その内訳といたしまして予備費で1億  4000万円ございます。既に一部執行させていただいておりまして、現在全国の旅行会社と認証の業務委託を契約させていただいているところです。
 委託費用につきましては、先行分の1億4000万円と4億9200万円のうち約4億4000万円を考えております。

○蓮池委員
 この6億3200万円のうち4億4000万円が委託費。2万9000店舗の補助が残りの約2億円弱ということですか。委託費のほうが多いってことだね。
 つまり、この補助額よりも委託にかかる、認証を確認する方が予算的には多く、倍ぐらいかかると。

○太田危機対策課長
 失礼しました。間違えておりました。

○蓮池委員
 55億円が補助で、この6億3200万円が認証にかかる委託費も含めた金額ということですね。

○四本委員長
 1回その辺の数字を整理してください。

○黒田危機管理監代理
 飲食店の補助事業の方は、説明資料の4ページにございます50億5010万円の予算の中で対応していくものです。
 説明資料3ページで説明しました4億9200万円のうち、委託費ではないものは事業執行上の事務経費になります。

○蓮池委員
 分かりました。ありがとうございました。
 ということは、この認証店については、既に設備投資をしたものも補助対象になる部分があるって考えでいいですか。

○太田危機対策課長
 飲食店が5月20日以降に設置したものにつきましては、領収書を取っておいていただいて、それを助成制度の対象ということで運営することを考えております。

○蓮池委員
 今日が線引きで、これ以降で再度さらにここに関わるものっていうとイメージがちょっと分かんないんだけど、消耗品だけでは駄目って書いてありますね。例えばアルコールとかペーパータオルなどの消耗品だけ買ったのでは駄目だよと。あくまでも再度さらに感染抑止をするための設備投資をした分については対象になるという認識ですね。
 それで1つ確認なんですが、認証基準の42番にハンドドライヤー、共通のタオルは禁止と必須項目に書いてあるんですよ。先般、経団連がハンドドライヤーについてはウイルスの飛散可能性が低いってことで使用容認しましたよね。これについての考え方はどうですか。

○太田危機対策課長
 ハンドドライヤーの使用につきましてお答えいたします。
 ハンドドライヤーについては洗い残ったウイルスが飛沫と一緒に飛散するという専門家からの指摘がありますけれども、十分な手洗いをすることで感染のリスクを下げることができることから、経団連で職場での感染防止ガイドラインを改定しまして、先ほど6番委員おっしゃられましたとおりハンドドライヤーの使用禁止を削除したことは確認いたしました。
 この改定でございますけれども、オフィスや工場のトイレが対象と聞いております。
 不特定多数の者が利用する飲食店といった場所の公衆トイレの使用につきましては、全国生活衛生同業組合中央会で外食業のガイドラインが示されており、引き続きハンドドライヤーの禁止が残っておりますので、今回県の認証項目につきましてもハンドドライヤーの使用は禁止とさせていただきました。

○蓮池委員
 次に、湖西市における飲食店の時短要請。
 まず、これは店舗単位なのか、それとも企業単位なのかが1点。
 それから、この対象事業者の条件に暴力団排除条例規定の暴力団関係者でないことがあるので当然警察のチェックが入ってきますよね。そうすると、申請してから協力金の支給までにかかる期間はどのぐらいを想定していますか。
 それから、14日間実際に20時から5時まで自粛した確認、酒類の提供を19時から5時まで自粛している確認は誰がやるんでしょうか。

○太田危機対策課長
 まず、協力金につきましては各店舗ごとでお支払いします。
 次に、協力金の申請から支払いまでの期間でございますけれども、3週間から1か月程度と考えております。
 営業の時短の確認につきましては、湖西市が現地確認、巡視することになっております。

○蓮池委員
 次に、協力金の金額ですけれども2万5000円から7万5000円。それから大企業の場合最大20万円とあるが、どういう基準でしょうか。

○太田危機対策課長
 協力金の基準につきましては、国から計算式が示されておりまして、まず中小企業につきましては売上高方式となっております。
 日平均の売上高が8万3000円以下の場合につきましては、最低限度額の2万5000円。日平均売上高が25万円以上の場合につきましては、最大の7万5000円が1日当たりの協力金となります。
 売上高が約8万3000円から25万円までの間につきましては、売上高に0.3を乗じた額が協力金となってまいります。
 次に、大企業の場合でございますけれども、売上高減少額方式という計算になりまして、前年度または前々年度からの1日当たりの売上高の減少額に0.4を乗じた額が協力金の計算式となりまして、最低では0円、最大で20万円になっております。
 なお、中小企業につきましても減少額が大きい場合は、こちらの売上高減少額方式を選択できることになっております。

○蓮池委員
 既にこの1年余、いろんな事業所の申請があってその度に警察の暴力団排除条例の確認はある程度取れている事業者が多いんじゃないかと思うんですよ。そういうことを考えると、ぜひ支給までの期間を短縮してなるべく早く支給できるようにお願いします。

 それから、これ以降は答弁要りませんので一方的に話します。
 1つはね、安全・安心認証なんだけども、もちろんエビデンスに基づいた飲食店の感染対策を見ているんですが、実際問題、飛沫飛散、それから接触感染を考えると、私もいろいろと飲食店行って気づくのは、例えばトイレから出てきて洗い場があってさらにドアがあったり、トイレから出てすぐ洗い場があったりお店によって違いますよね。トイレで手を洗ってもまた接触しなきゃいけないとか、入ってくる時に接触したところをまた触る可能性がある。そういう細かいところ。
それから、よくあるのは、店員さんがテーブルの上は結構拭くんですよ。ところが例えば椅子の背もたれとかテーブルの横とか下とか、それから椅子の持つところなどは拭かず、そういう見えない接触で感染が広がる。そういうものは恐らく蓄積していると思いますよね。
 チェックしてできてますから認証も必要なんだけど、イラストみたいなものでここをもうちょっと気を遣ったら感染防止ができますよっていうことや普段これで大丈夫だろうと思っているところの抜け、漏れをいろんな報道やエビデンスを含めて県の危機管理部で示唆することをぜひ何か考えてもらいたいなと私は思うんです。これは要望にしときます。
 本当にちょっとしたことなんだけど、それができてるお店もあれば、単純に拭けばいいっていうんでやったらこれでできてるんだというお店とか差があると思うんですよ。それからテーブルごとに消毒液を置いてあるところもあれば、入り口しかない。実際に入り口で消毒したとしても、いろんなところを手で触ったりトイレ行ったり、戻ってきて食べようとした時に消毒ができないところもある。
 とにかく認証の時にこんなことをもうちょっと気をつけてくださいねっていうことで感染拡大が抑えられる。そういうことも含めてぜひこの認証制度の中で少し御検討頂きたいなと意見として申し上げておきます。
 それから、もう1つ意見。
 これは恐らく前の危機管理くらし環境委員会でも出たと思うんだけど、今県のホームページで感染状況を公表していますね。これってカラーユニバーサルデザインに基づいた作り方になっていなくて非常に見づらい。大至急変えてもらいたいんです。警戒レベルが見づらくてしようがない。レベル5になりましたっていうのはそうなんだけど、ピンクに赤に濃いピンクで本当に見づらい。県はカラーユニバーサルデザインに関してちゃんと指針を出している。これに基づいた作り方なのかどうか1回検証してもらって変えないと。皆さんこうやって県民に警戒レベルでお知らせしているんだけど見づらくてしようがない。何が書いてあるか読むのが大変。
 県民にこういう感染状況に変わりましたと本当に伝える意思があるんだったら、ここから変わってもらいたいんですよ。
 これだけ申し上げておきます。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp