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委員会会議録

質問文書

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平成30年9月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:10/03/2018
会派名:ふじのくに県民クラブ


○三ッ谷委員
 一問一答方式でお願いします。
 きのう、きょうも台風一過ということで、ちょうどいいときに危機管理くらし環境委員会が開かれてよかったなっていう感じがします。
 各委員もそれを身に感じていて、関連するような質問が多いわけですので、私もダブるところは外しましてお聞きしたいなと思います。
 きょうもきのうもたくさん資料をいただきました。今回の台風24号の被害状況につきまして把握していただいてありがとうございます。私は台風24号を見て、危機管理のあり方を底辺から率先して考えるべき事象だったろうと思います。静岡県全体の中では少ないとはいえ、4日も5日もまだ停電しているところがあるわけですね。初めてだということでありますので、そのことをベースにして考えると、きょうもいろんな質疑の中で台風が来るから中部電力と話をしたとか、NTTと話をしたとかって説明していますけれど、被害を見てもそうじゃなかったんじゃないかと思うんです。
 例えば、我々の地域で使っている電気が、佐久間の発電所から送られている電気だとするんであれば、危機管理部は佐久間から来るいろんな電線、あるいは配線状況を把握しておくべきであったんじゃないかと思うんですよ。今回特に飛翔物による断線、あるいはそれに伴い飛んでくるものが接触して漏電を起こすとか、ブレーカーが開かないといったことが多かったと書かれています。
 そうすると、危機管理部は交通基盤部に相談するのはもちろんでありますけれども、予算は別として道路の沿線上にひょっとしたら倒れるぞと、民間の木だけれども老木で大きくなり過ぎていると、うちのほうで切らせていただければ切りますよということを、ふだんから危機管理部が交通基盤部にお知らせするなり、共同で危機対応するべきだったと私は思うんですよ。
 今までは、私有地に生えている木でしょうから、なかなか言えなかった。僕らもよく通っていて、危ないなっていう木がたくさんありますよ。あるいは、土手から飛び出ている木も本来であれば伐採しなきゃいけないのが、いい意味で遠慮して、今回随分な箇所で電線が切れたという状況を見ました。
 そこで、今のような考え方に基づいて、危機管理部として危機管理のあり方を顧みるわけですから考えてみてはいかがでしょうか。

○杉保危機管理監
 今回の台風を受けて、教訓を今後どう生かしていくかについての御質問にお答え申し上げます。
 県として、停電対策が一部十分でなかったと率直に思います。地震・津波対策でいろいろやってまいりましたけれども、停電も起こり得ることは想定しておりましたが、それに対して強い県下をつくっていく作業が十分でなかったと改めて感じました。
 今後の対応でございますけれども、今回こういう事象が起きまして、各市町にどういう課題があるのか聞きました。その一例でございますけれども、住民に対してどこで停電があって、いつまでに復旧するかという情報が十分でなかった。あるいは医療機関等、優先するべきところへの送電を県として調整すべきではないかという意見、それから先ほどもありましたけれども、携帯電話等の電源をしっかり県としても確保する体制が必要ではないかという意見もありました。
 これを機会に、改めて市町あるいは関係者にどういう課題があったのか聞いて、市町それから関係者を交えて今回の停電の課題を整理し、今後の強化につなげていくと。県としては部を超えて、県庁を挙げていろんな部署とどんな課題があるかを改めて整理し、停電対応についてこれまでに増して強いものにしていく検討会の場等も設けながら、しっかりと対応していく作業をしてまいります。

○三ッ谷委員
 ぜひ、率先して危機管理部を挙げてやってほしいと思います。
 特にね、今回の事象を見てみますと、会派控室で文化的っていったら20年前の話だって言われましたけれど、近代的な建物にお住まいの、例えば高層マンションにお住まいの人たちが、失礼ですけれど海岸端の平家のトタン屋根の居住地と比べるとマンションのほうがすごい被害ですよね。理由は停電でポンプアップできないから、例えば8階に住んでいて、エレベーターはとまっていて、ポンプで水を上げられませんからトイレに行きたくても水は出ないし下までおりるという状態が報告されています。
 そういうことを考えると、今、杉保危機管理監が説明していたように、一番不安なのは台風が来た日の停電は誰でもしょうがないなって思っていますが、台風が行ってしまった次の日から晴天になっても電気が来ない。
 やっぱり、どこに行けば何があるかっていう情報が行政から入ってこないことに、多分不安を持ったと思います。ただこれも電気が来るまで1日であればまだよかった。私のとこでさえも3日かかったんですよ。3日かかると、私もおばあさんが甘いものが欲しいって言うから、夕方に買いに出た。私の後輩ですけれども2人が外に立っていて、何やっているんだって聞いたら、いつ電気が来るか眺めているって言っていました。
 会派代表質問で阿部議員から災害時のコミュニティーの扱いに関して、今回ラジオ放送について質問していますが、例えば電車の運行状況、あるいは信号、道路、一番困ったのがスーパーマーケットとかやっているお店がどこにあるかっていう情報まで欲しいっていう県民がやっぱり多いことも踏まえた今回の反省からくる検討、見直しをぜひお願いしたいなと思います。
 もう1つは、先ほど8番委員から出ましたけれど、小学校、中学校が一斉配信メールしたら伝わっているところと伝わらないところがあって、湖西市では先生がチラシを持って1軒1軒歩いて、明日は休校だってやっていたそうですよ。その先生方に敬意を表したいなと思います。便利な時代ですけれど、結果的にはそういうことがあることをぜひ覚えておいていただければと思います。

 それでは、以下危機管理くらし環境委員会説明資料に基づいて質問させてください。
 避難勧告の扱いについて大まかに聞きます。これほど災害が来て、各行政、静岡市、浜松市を含めて避難勧告を出したら相当な人が来ますよ。あるいは避難勧告、15万人、16万人とか30万人とかって、行政側は勝手に早く出せばいいと思っているかもしれません。しかし、ずぶの素人で考えてみてくださいよ。5万人がどこかに行けと。じゃあどこに行くんですか。
 雨が降って風が吹いていて、ひょっとしたら氾濫するかもしれんっていうときに、ただ避難勧告を出せばいいという感じで、ある首長が今回は早く出しましたってテレビで言っていましたが、正直言って早く出すことと何十万人が避難する、原子力災害の避難と同じで一度に行く場所もないし、暴風の状況とかもそうですよ。飛来物がありますから、そしたら車かなんかで行く以外に危なくて、歩いていくとか考えられません。例えば5万人、10万人が移動するのに、道路がいっぱいで信号機もとまっているでしょうから大変なことになりますよ。
 そういう点を踏まえると、避難勧告のあり方について、あるいは避難場所の確保について、当局としては県下の市町にどのような指示を出すのですか。

○石垣危機管理部理事(防災対策担当)
 きのう5番委員の質問にもお答えした内容ですが、委員会説明資料の3ページにもありますように、今年度住民避難実効性向上検討委員会を発足させて開催していきます。その中で9番委員がおっしゃったように避難勧告や指示の出し方、あるいは文章の表現の仕方なども改善するものがあれば改善していきたいと思っております。
 7月30日に担当者の緊急対策会議を行いまして、市町からこういったタイミングで、こういったふうに出していると聞きましたけれども、また住民避難実効性向上検討委員会に有識者等あるいは報道機関の方にも入っていただき、本当に実効性のある避難行動につながるような出し方、範囲などを含めて検討していきたいと考えております。

○三ッ谷委員
 今後のことですから、それは当局としてぜひ頑張って努力していただければと思います。見ていますと市町の担当者が危機意識から来る、いいほうに考えて早目に対応をお願いしたい気持ちで出すんでしょうけれども、例えば福田町でしたら、全域に避難勧告が出て一体どこへ逃げるのかねっていうところから始まりますよ、もう本当に。
 今の制度では本当に信頼性に欠けていると思います。市町名で避難勧告を出して、本来でいけば素直に従っていただいて、役場なり小学校なりに逃げなきゃいかんのに、50人とか10人しか集まらないことが報道されますので、その点も踏まえてぜひ検討委員会でお願いしたいなと要望します。

 それから、先ほど来、防災総合アプリの話も各委員から出ていました。
 避難指示、あるいは避難情報をプッシュ型でお知らせすることでありますけれども、先ほど言ったようにどこではこうですよという避難指示だけを緊急で打つんじゃなくて、合わせて加筆ができるんであれば、もう少し丁寧な避難のあり方、あるいは措置状況、現場の状況、あり方について手を入れることは可能でしょうか。これから検討するわけですから、もし可能であれば手を入れてほしいなと思います。

○後藤危機情報課長
 防災総合アプリについて9番委員からお話のあった付記する情報をもう少し入れることについてです。今検討しておりますので、どういった形でできるかどうかまた検討したいと思います。
 県で現在運営しているFUJISANシステムからの情報をもとにやっていますので、個人的な考えですけれども、FUJISANシステムで入れておけば可能になるのではないかと考えてございます。

○三ッ谷委員
 市町と連携して、例えば私の地元の磐田市の状況がわかるとか、磐田市で負担したものはいいんですよ。せっかくおつくりになるなら、そういうお考えで構成していただければいいなと思ったから質問しました。やることやらないことは当然あると思いますので、検討していいようにお願いしたいと思います。

 それから、過日危機管理の中で富士山噴火のハザードマップにつきまして、新聞で大きく報道されていました。今まではどこで噴火が起こると風の流れや平均的に風が東に吹くだとか、災害のハザードマップに出ていたようです。今回新しく国が県に示したのには、どこで起こるかわからない噴火状況でも対応できるシステムだって、テレビや新聞で報道されています。
 それらについて、県はどこまで承知して、特に県東部にはお知らせになっているんでしょうか。当然富士山の組織があるんでしょうけれども、我々県民が新しいハザードマップをどこまで見られるんでしょうか。

○後藤危機情報課長
 ただいまのハザードマップは、リアルタイムハザードマップと認識していますが、国土交通省で発表したものでございます。特性としては噴火または前兆現象発生した場合に位置を特定して、今持っているハザードマップと一致しているかどうか、一致していなければ新たな噴火条件を入れてハザードマップを出すものでございます。ですので、噴火または前兆現象が発生してから使うハザードマップだと認識しています
 こちらは、富士山のほうは協議会を含んでおりますけれども、本県と山梨県、それから周辺市町も参加しています。その中で国土交通省富士砂防事務所から紹介がありまして周知しています。

○三ッ谷委員
 災害が多く発生するものですから、だんだん県民が心配になって、特に富士山が噴火したらひとたまりもないという意識が多いですよ。いろんな書物によりますとね、3センチ以上火山灰が積もった場合に東京は麻痺だと詳しく書かれていました。
 東京が火山灰で麻痺するんですから、富士山から平均的な西風に乗って東へ吹くと、御殿場市を含めてその辺も相当な被害が出るでしょうから、今言ったものも踏まえながら、ぜひ協議会の中で有効利用していただいて、県民に早目にお知らせできるシステムの構築をぜひお願いしたいと思います。
 それから、防災訓練につきましては、先ほど来いろいろ話していますから、一斉にやらにゃいかんってことはいまだにそうでしょうかね。例えばね、1回みんなで集まって、アドバルーンを上げるように静岡県はこういうことをやっているんですよっていう訓練であれば、それはそれでよし。しかし例えば水害対策やるんだったら、炊き出しを一生懸命やるとかに集中する訓練でもいいじゃないですか。
 我々議員もね、お招きいただいて訓練を見に行きますよ、やっていることはいつも一緒。本当にあれじゃね、地元の自治会は市町から言われてしょうがなくて出ていく格好ですよ。それよりも県の防災訓練も仕事別に全体を一カ所でやるよりも、例えば磐田市では、今回は全域で炊き出し訓練をやってください。それをみんなに配って、こんなおいしいんですよ、いつでも身軽にできる御飯の炊き方を覚えましょうとか、単発的な事業を広域でやるようなことも防災訓練の1つのあり方として考えていただければと。これは答えはいりません。ぜひお願いしておきます。

 それから、最後に防災ヘリコプターについて伺います。本当に夢のようなヘリを県でも多額のお金をかけて、今回も買っていただくことになっています。いつも思うのは、議題にもなりますけれども、夜間運航です。1号機を買った当時は、当局は夜間運航をしなきゃいかんと、だから検討しますよと説明しました。例えば伊豆半島に出るには駿河湾へ出て、海上を真っすぐに行って伊豆半島に行くことは可能ですよと。そのかわり定点へおりるしかありません。だから災害現場まで行って、できませんよという説明を受けています。
 そのときに言われたことは、レーダーがないって言いました。やっぱりヘリを飛ばすのには、有視界で飛ばすのは普通ですけれども、夜間飛んでも軍用はレーダーがついているんですよ、幾らかかるんですかって言ったら、当時300万円だと。ですから、今回最新鋭のヘリを入れるんですから、もし可能であれば今のうちに夜間用のレーダーシステムの積み込みを考えるべきだろうと思うんです。それが将来必ず役に立つ。夜間のレーダーシステムにつきまして、どのようにお考えなのかお聞きします。

○細沢消防保安課長
 夜間運航に関しましては、現状有視界で月に1度ないし2カ月に1度程度大規模災害時の偵察のために訓練しております。9番委員の提案のあった夜間レーダーの積み込みですけれども、今のところ考えておりませんでしたので、研究させていただきたいと思います。

○三ッ谷委員
 ぜひね、これだけの能力のある最新鋭のヘリを入れるわけですから、全体の重さがあってやたら積み込むったって簡単なもんじゃありません。例えば夜間レーダーシステムが50キログラムあるとすれば、乗車定員として1人おろさなければなりませんので、そんな簡単なことだとは思いませんが、将来南海トラフ地震が予想される中で、もしヘリが活動中で夕方になったからヘリは帰りますっていうわけにいかないでしょ。ですから真夜中に飛べとは言いませんが、せめて薄暮から夕方にかかるときに安全にヘリが飛ぶためには欲しいんじゃないかなっていう気持ちで質問しています。
 検討していただけるということですので、県民が喜んでいただける防災ヘリのあり方につきまして、ぜひお願いしたいと思います。

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