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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年9月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:渡瀬 典幸 議員
質疑・質問日:10/04/2017
会派名:自民改革会議


○渡瀬委員
 津波対策静岡方式の推進から1点お伺いいたします。
 今、2番委員の浜松地域では平成31年完成に向かってということで大変うらやましいなと思っているわけでございますが、委員会説明資料67ページの課題と対応の中で、最後の3行なんですけれど、現在海岸防災林が枯損した区域を優先して整備を進めており、今後枯損した区域内の整備方針についても静岡モデル推進検討会で、県、市が連携して検討を進めていく必要があるとございますが、今本当にありがたいのは、磐田市、袋井市、掛川市を初め静岡モデルが始まっておりますけれども、やはり課題は松が枯れていないところをどうするかが大変問題になっております。やれるところを今一生懸命県が行っていただいておりますけれども、やはり最終的にはそこをどうするかが本当に課題だと思います。この中でも検討を進めていく必要があるとございますけれども、進めていただいている中で、こんな策があるのではともしお考えが今現在あればお教えいただきたいなと思います。

○太田河川企画課長
 静岡モデルの枯れていない松の区間の整備方法の制度設計についてお答えします。
 これにつきまして、森林・林業局が今実施しているのは、枯れているところは保安林の再生ということでそこに再生肥料を投入して、市と連携したふじのくに森の防潮堤づくりということでやっているところです。それも初めからそういったシステムがあったわけでなくて、静岡モデル検討会の中でいろいろ検討した結果、そういったものを編み出していけるか、結果としてつくり出した制度でございます。
 残る枯れたところにつきまして、今後どうしていくかの検討も同じく推進検討会の中に森林・林業局も交通基盤部も入って、市町と連携して対応していくことになりますが、非常に難しい問題がある中で、1つはまず確実に地域住民の合意が得られるという、これは枯れていない松を伐採することで飛砂であるとか塩害であるとか風等の防止の機能といったものを一時的に切る状況、しかも今まで管理してきた青々としたところを切ることについて地域住民の十分な理解が得られることを前提として、そうした中でどんな方法があるかを森林部局も含めて検討していくと。どんな施設の位置づけをとるかが、その中で1つキーとなってくるんじゃないかと思っております。

○渡瀬委員
 ありがとうございます。
 近隣住民の合意がとれればできる策があるわけですか。それが前提で考えていくということでしょうか。もう一度お願いいたします。

○長縄河川砂防局長
 今、太田河川企画課長がお答えしたとおりではございますけれども、健全な松を切ることにより機能を失う部分についての合意形成を前提としてその先の技術的な検討をする、あるいは制度的な検討をすることも必要かとは思いますけれども、やはりその地域の合意が図られるのかが何よりも重要であると考えております。静岡モデル自体が地域の合意のもとに進めている事業ですから、本当に切っても差し支えないのか、そこら辺は今までは余り議論されておりませんでした。枯れたところに防潮堤を整備することに対して、じゃあ枯れていないところもやってほしいという思いがどちらかというと強かったのかなと思いますけれども、今後残された枯れていないところに手をつけていくことになりますれば、まずもっては地域の合意形成が大事だと思っておりますので、今後の静岡モデル推進検討会におきましては、そういったことにつきましても森林・林業局、関係市町ともども意見交換をしながら、どういった方策がとり得るのかを検討していきたいと考えております。

○渡瀬委員
 ありがとうございました。
 私も毎回その検討委員会に出席させていただいておりますけれども、ぜひとも前向きな検討を皆さんの知恵を絞っていただいてひねり出していただければなと思います。

 それともう1つ、これは経済産業部になってしまうのかどうかわかりませんけれども、この予算の部分ですけれども、今年度も豪雨災害等緊急対策事業費の中から多分出ているのではないかなと思うんですが、これも今年度と来年度の予算になります。そうすると、再来年度には予算がなくなるということでございますものですから、ぜひともこれは交通基盤部なのか経済産業部なのかわかりませんけれども、もし経済産業部であれば交通基盤部から物すごい圧力を経済産業部にかけていただいて、特別な予算をとっていただけるようなことを全庁的に考えていただければと思いますので、よろしくお願い申し上げまして終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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