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委員会会議録

質問文書

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平成22年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:安間 英雄 議員
質疑・質問日:10/01/2010
会派名:自由民主党県議団


○安間委員
 幾つかありましたけど、時間も時間でありますので、3つに絞ってお伺いをさせていただきます。
 最初に、いい話のほうを取り上げさせていただきたいと思いますが、先月の26日から千葉国体が始まりました。その中のライフル射撃競技の関係でございますが、私も競技役員なもんですから、案内状があったわけでありますが、議会がありまして、立ち会えなくて残念だったわけですが、県警の女性警察官の山梨選手、この警官のピストルの競技というのは、委員の皆さん知らないかもしれませんが、センターファイヤーピストル競技というんですね。センターファイヤー競技。ライフル射撃だけでも十七、八も種目がありますかね、その中で山梨選手が22年ぶりになりますかね、見事金メダルをとったということで、大変喜ばしいことだというふうに思っております。
 この射撃競技というのは、当然、警察の1つの技術として、柔道、剣道、それからこの射撃と。重要なもんだというふうに、今思っておるわけでありますが、大変この射撃というのはメンタル的なものが強いんですね。私もよくは知らなかったんですが、いかに集中力を1時間以上持続できるかというようなそんな競技でありますが、それを克服されて、見事金メダルをとったわけでありますが、新聞の記事の中で、8度目の悲願というふうに、8度国体に、出られているようでありますが、その過去の成績をわかりましたら教えていただきたいということと、たしか3年前ぐらいですか、日本代表でクロアチアでしたかね、たしか行ってますよね。そのときはさんざんなできで、それがいい経験になったというような、そんなこともちょっと聞いてるわけでありますが、過去の成績、それから藤枝の警察学校の射撃の教官をやってるというふうに聞いておりますが、ふだんの警察官としての勤務形態、それから訓練の方法ですか、こういうものがわかりましたら教えていただきたいというふうに思います。

 それと、この射撃というのは、柔道、剣道と違って、中学・高校でやれるわけではないんですよね。警官になってからやるということでありますので、こうした選手の育成方法というか、あるいは能力を見抜くというか、そういう選手の選考方法ですね、そのことについてもお伺いをし、そしてこれだけの技術をやっぱり後輩といいますか、周りに教えていかなければならないわけでありますが、そこら辺の伝承方法、そのことについてお伺いをさせていただきます。

 それと、現場の指導者から聞くところによりますと、これの現場の指導者から聞いている数字なもんですからたしかかどうかわかりませんが、ほかにも優秀な選手がいると。安田選手なんかもいますからね。能力がうんとあるんだけど、その訓練といいますか、実弾を撃たせてくれるのが、東京警視庁ですと年間に1万発だそうです。静岡県警だと3,000発ぐらいだと。この訓練の方法といいますか、この実績によってかなり本番での成績が変わってきてるから、ぜひ強化費をもっとふやしてほしいやというような話も現場の指導者から聞いてるわけでありますが、そこら辺についてもわかりましたら、お伺いをしたいというふうに思います。

 2つ目でありますが、先般の県警で飲酒運転違反により、行政処分を受けた運転者に対し、アンケートを行ったというような新聞記事が出ておりました。先ほども報告がありましたが、いっときこの飲酒運転が減ったんだけど、またちょっとふえる傾向にあるというような、そんなことでございますが、このアンケートの具体的内容、それからこの分析結果を踏まえてどのように飲酒運転対策に反映をさせるのか。割と飲酒運転に関してはまだまだ罪の意識がだれも低いというふうに思うんですね。これをいかに意識を持っていくかということで、かなり根絶をできるかというふうに思うわけでありますが、そして反映させた施策の効果、この点についてお伺いをしたいというふうに思います。

 3つ目でありますが、これは残念なことでありますが、磐田署のことであります。先般の新聞記事によりますと、犯罪で使われた自動車を証拠物件として押収をしてあった。それが警察署の中にあったんだけど、犯罪関係者に盗まれて、焼却をされたというような大変残念な記事が載っていたわけでありますが、ここら辺の正確な経過、そしてこれに対する対策ですね。どのように処置をされたか、その点について、お伺いをしたいと思います。以上です。

○岩崎警務部長
 まず、山梨警部補の以前の成績につきましてお答えします。
 山梨警部補は平成15年から8年連続で国体のほうに参加しておりまして、東海ブロックでは毎年優勝、全国大会のほうでは平成20年に第2位というのが最高でございます。ちなみに平成15年からの成績を申し上げますと、8位、7位、6位、9位、5位で、平成20年が2位で、昨年が5位ということでございます。委員もお話ございましたけど、クロアチアの世界選手権のほうでは、余り成績がよくなかった、115位となっております。
 どのような勤務内容と訓練ということでございますが、ふだんは藤枝の警察学校のほうでけん銃の教官ということで、学生の指導を行っております。その合間を縫いまして、けん銃特練ということで、特別訓練選手ということで、訓練場所もたまたま警察学校にございますので、射撃場で訓練をしているということでございます。

 選手の選考方法でございますが、けん銃の場合は委員御指摘のとおり学生時代からやっているということはほとんどおりませんので、警察学校に入ってから、研修と授業があるんですが、そこで教官がこの子できるなという子を入った段階でちょっと目をつけて、そこから特練選手のほうに引っ張っていくというような選考方法をしております。
 技能の伝承ということでございますが、特練選手をですね、山梨警部補のような非常に実力の高い選手を、それから若手とほかの選手をおりまぜて、その中で、実力のある選手から将来性のある選手へ伝承できるように、平素の訓練から試合における集中力の持続方法等につきまして、先輩から伝承するということでやっているところでございます。

○山下交通企画課長
 飲酒運転による被厳正処分者に対するアンケートの結果ですが、昨年の6月に飲酒運転等悪質危険な運転行為に対する行政処分の強化を内容とする道路交通法の改正法が施行されたことに伴いまして、本年4月から5月にかけて飲酒運転により運転免許取り消しや停止等の行政処分を受けた200人に対し、飲酒運転をした動機等について、アンケート調査を実施しました。その調査の主な結果で行政処分が強化されたことを知っていたと答えた方が132人で、全体の66%、知っていたと回答した132人中87人、66%の方が少しぐらいなら大丈夫、違反や事故を起こさなければいいと考えて飲酒運転を行っているということがわかりました。そのようなことから、ドライバーに法改正の内容が十分に周知されてない。行政処分が強化されたことを知っていても、自分だけは捕まらないと安易な考えで飲酒運転を行っていたと。このような現状が明らかになりました。
 警察ではこのアンケートを踏まえまして、法改正の周知徹底、それとアルコールが身体に及ぼす影響や飲酒運転の危険性、これらの安全教育の実施、それと自分だけは捕まらないというこういう誤った意識を払拭させるためには、やはり飲酒運転取り締まりの強化、これらの対策を行っております。
 効果としましては、今後、飲酒運転の根絶を目指して、引き続きこれらの施策を講じていく所存であります。以上です。

○伊藤刑事部参事官兼刑事企画課長
 磐田警察署の証拠品車両の盗難事案の事件経過について、まず御説明いたします。
 これは、盗まれたナンバープレートがついている車両、これがありまして、所要の捜査を経ましたが、被疑者があらわれないということで、9月6日夜になりますが、11時ごろ、その乗用車を磐田警察署駐車場に運び入れております。その後、日が変わりまして翌7日午前1時25分になります。袋井市港地先の海岸におきまして、車両の火災があるという通報がございまして、署員が臨場いたしまして、その車両を確認いたしましたところ、先に保管してある車であるということが判明したという事案でございます。
 これら証拠品車両等の盗難防止対策でございますが、事案発生と同時に磐田警察署はもとより、各警察署に対する証拠品の保管管理の重要性、あるいは具体的な保管管理要領の指導、教養等を全力を挙げて進めているところでございまして、具体的には、例えば、これらの車両につきましては、原則は基本は車庫内に保管しなさい、あるいはやむを得ず屋外駐車場に保管する場合は、車両カバー等を施す、あるいは第三者の目に触れない場所にしっかりと保管するといったような細かい点まで指導しているところでございます。以上でございます。

○岩崎警務部長
 いわゆる練習に使う弾の関係でございますが、先ほど委員から御指摘のありました安田選手につきましては、ことしの予算で3,700発支給しております。一昨年と昨年は3,500発ということでしたので、少しずつは伸びているということではございます。この予算は県のほうからいただいている予算なんですけど、そのほかに国から支給される弾もございます。当然予算ですので、制約があるんですけれども、選手の人数を踏まえながら、積極的に獲得のほうの努力をしていきたいと思っております。

○安間委員
 車両の件ですけど、かぎもかけてなかったというようなたしか新聞記事も出てたと思ったんですが、そこら辺はどうなんですか。

○伊藤刑事部参事官兼刑事企画課長
 かけておりませんでした。と申しますのは、その盗難車両ですね、キーロックをしたまま放置してあったということで、車にはもともとキーがついてございませんでした。したがいまして、キーロックセンターを呼びまして、レッカー移動したんですが、鑑識活動等をして、キーが警察にはございませんでしたので、そのままの状態で保管をしていたということでございます。以上です。

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