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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者:小野 達也 議員
質疑・質問日:10/29/2015
会派名:自民改革会議


○小野委員
 一括質問方式で伺います。
 人事関係です。
 平成26年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の21ページにありましたけれども、職員の再任用のあり方についてです。
 資料によりますと175名が再任用職員でありますが、前年度に比べていかがでしょうか。増減がありましたらということでございます。
 再任用職員は、やはり貴重な経験を生かしていただけるということで大変活用すべきだと思っております。
 それから、採用とか配置についても、何か取り決めといいますか、やり方があったら教えていただきたいと思います。

 その再任用の記載の上に、退職状況の記載があります。
 民間企業もそうですけれども、最近若年層がどんどんやめていくことを聞いております。
 この中で、いわゆる若年層の退職者は何人ぐらいいるのかを心配しているんですが、それに対して例えば退職理由がそうなってきたことが多いとすれば、どんな対策をとっていたのかも聞きたいと思います。

 それから、3点目は、市町との人事交流が次のページにございますが、平成27年4月1日現在で市町への交流で33人、市町等への派遣で46人が県から派遣されている。職員にとっても双方にとってもメリットがあると思うので、ぜひこれからも進めていただきたいと思っておりますけれども、一方で組織も変われば雇用に違いがあると思います。派遣期間に職員に対するフォローなんかが行われているのかお伺いいたします。

 それから、帰任された後の人事の配置も適材適所にいかないと効果も半減といいますか薄らいでしまいますので、そういうことはどういう考えのもとにやっているのかお伺いします。
 できれば、本人の意向を生かしてあげたり、派遣してきた先とのパイプが生かされる配置になっていればと思うんですがいかがでしょうか。

○藤原人事課長
 お答えいたします。
 まず、再任用職員の増減ですが、平成26年4月1日は198人でございまして、若干減っている状況です。ちなみに、その前年度は171人でしたので、ふえたり減ったりが20人から30人規模で毎年度起こっているということでございます。
 それから、配置等の考え方ですけれども、再任用職員につきましては、今まで培った40年ぐらいの経験、能力を発揮してもらいたいと思いまして、その経験が一番生きるところになるべく配置したいと考えてございます。
 例えば、税務経験が長い方は財務事務所が中心となりますし、今は本庁の中でも電算など経験が生きるところを開発しているところでございます。

 それから、2点目、退職の関係でございます。
 平成26年度は274人、年間の退職者がございます。
 もとの274人に対しまして、若年層を20歳代ということで定義しますと退職者が47人、このうち26人は静岡がんセンター、残りが知事部局の職員になっております。
 中を見ますと、技術、事務で分けますと、技術の職員が多ございます。特に薬剤師と獣医師の割合が最近高くなっております。退職のときに自己都合ですので余り聞けないんですが、差し支えのない範囲で教えてもらったところ、やはりドラッグストア等への転職が多い。初任給でもう600万円程度の年収で、県とは段違いだということが主な理由になっています。
 対策として、薬剤師、それから獣医師につきましては、例えば誰かが途中で悩んでいるということを聞きますと、出先の方でもすぐに本庁の課長が行って面談することをしています。さらに一般のドラッグストアにはないような県の魅力、薬剤師ですと企画立案などの職への配置ができます。そういったことに勤めていっております。そのおかげで退職をとどまって、そのまま働いている方も何人かいらっしゃいます。そういう努力をしているところでございます。

 それから、市町との交流の中で、後段の帰任後の人事配置ということで先に答弁させていただきたいと思います。
 市町への交流につきましては、市町との相互理解、それから職員の人材育成のためにやっております。派遣する職員の年齢によりまして、若い人は能力の開発の時期に行く人、35歳以上になりますと能力の発揮期で行く人、いろいろございます。その前段の能力を開発する時期の職員につきましては、1つの経験として捉えていろいろな部署に配属していく中で、自分の幅を広げていく中の一環として捉えて考えております。
 一方で、能力発揮期の職員につきましては、できるだけそこで得た経験を生かせるように、また市町との関係も継続できるように考えて配置しているところでございます。
 人によりまして、適材適所に人事配置を行う中でそれぞれどういう時期にある職員かをよく考えて配置しているところでございます。

○山梨自治行政課長
 人事交流につきまして、前段の部分、県から市町へ派遣されている職員に対して、派遣期間中どのようにフォローしているのかという御質問に対してお答えいたします。
 基本的に派遣される職員につきましては、前年度末にオリエンテーションを行いまして、そこで人事交流制度の概要と制度の詳細について説明しますとともに、既に派遣をされている先輩職員から派遣の体験等を聞いていただいて、その感触をつかんでいただいております。
 実際に派遣される期間につきましては、毎月1回、必ず派遣元の所属に帰庁してもらいまして、業務報告や市町で自身が携わっている仕事についての報告、それからアドバイスをもらえる形をとっております。
 全体といたしましては、年に1回しかできていないんですが、市町から派遣されている方、市町に派遣していっていただいている方、全部の交流職員に集まっていただいて研修を行っております。その中で情報交換いたしますとともに、知事、それから県幹部職員に出席いただいて、交流会を開催し研修成果を公表したり意見交換を行っていただく場を設けております。

○小野委員
 要望といいますか意見だけ申しますが、再任用職員についてはぜひ有効に活用していただきたいことをお願いしておきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 それから、若年層の退職者は、防御策があればと思うんですけど、入るときは大変難しくてやめるときはあっけなくやめられてしまうと残念なんですけれども、ぜひ対策を講じていただければと思います。
 それから、全般的に人事の関係ですけれども、やっぱり人は大切な財産ですので、今までも大切にはしていただいていると思いますけれども、これからも職員を大切にする風土を生かしていただいて、これからもぜひよろしくお願いしたいと思います。終わります。

○藪田委員長
 ここでしばらく休憩をします。
 再開は13時30分といたします。

( 休 憩 )

○藪田委員長
 それでは、休憩前に引き続いて分科会を再開します。
 質疑を継続します。
 では、発言を願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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