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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:林 芳久仁 議員
質疑・質問日:10/30/2009
会派名:平成21


○林委員
 1点ちょっと教えてください。
 20年度の監査は定期監査が主でありますけれども、そのうちたまたま20年度は行政監査、本来、定期監査で行われているものを、空港の立ち木の問題で行政監査がありますし、もう1つ、随時監査というか、これは予告なしということでやっております。20年度は予告なしの随時監査については10カ所、指摘事項が5カ所ということで、これ会計事務ということになります。この20年度を終わってみて、代表監査として、この行政監査のあり方というか、これはたまたま立ち木の問題ということでクローズアップされてきましたので、それ以外の行政監査という部分としては、20年度はなかったかどうか。それから、随時監査についてどういう基準で予告なしで調べるのか。20年度は10カ所だったんですけれども、これはある程度箇所を決めてやられているのか、その辺のちょっと見解をお伺いします。

○富永代表監査委員
 20年度の各種監査のことについてでありますけれども、私どもは地方自治法に基づきまして、基本的には本庁の各部局等につきまして、年1回の定期監査を実施しております。それで、本県の場合はこの定期監査で決算審査、つまり財務にかかわる部分と、それから行政の執行にかかわる問題と合わせまして監査をさせていただいて、ちょっと他県よりも踏み込んだ範囲で監査をさせていただいております。そういう意味では定期監査の中にも、行政にかかわる部分についての監査も実施しているという実態はございます。御案内の空港問題に関する行政監査は、問題が大変大きく、しかも年度途中に突然に明るみに出たというような経緯もありまして、ルーチンの定期監査の中で対応し切れない問題を含んでいるが、空港部の監査はその時点で終了をしておったということです。地方自治法の第199条の2項で行政監査ができるという規定が平成3年に新たに書き加えられました。つまり監査というのはお金を中心にずっとやってきたんですけれども、行政のほうもしっかり見てくださいよということで、平成3年から特別にその行政監査についての条項ができたということです。それを初めて適用させていただいて、空港問題については行政監査を実施させていただいたということになります。そういう意味での行政監査は、20年度はそれ以外にはございません。またそれ以降も、そういう意味での行政監査はやっておりません。
 今、進行中のササ竹の問題、それから誤伐採問題につきましては、これは定期監査の中で本来対応すべき問題が、私どもの追及不足もありまして、定期監査で明らかにできなかったという経緯がございましたので、定期監査を同一年度にもう1回やりますよと、ただし問題はその問題に絞りますという対応をしましたので、さきの行政監査とはそういう意味では違うものであります。
 それから随時監査でございますけれども、これは今申し上げた定期監査と並行して、随時にできるということで、大体これは金庫の中にお金が残ってないかどうかというような、お金の流れを中心に、年間大体10件程度を随時に、つまり抜き打ちにやらせていただいております。どこをやるかということにつきましては、一応の基準を設けまして、例えば前年あるいは過去3年間で指摘とか指示とかをたくさん受けたところ、そういったところはリスクアプローチの見地から、やはり不適切な事案が想定されるということで、そういう過去のそのセクションの対監査の成績ですね、それを見ながらやらせていただきました。それから昨年話題になりましたが、会計検査院が国の補助金の使い方について12府県を検査した結果が出たというようなことに合わせまして、本県でも監査委員として独自に、先ほどの基準に従って抜き打ちに調べさせていただきました。その中から先ほど委員からのお話にもありましたような、金額はわずかでしたけれども、不適切なケースが見出されたと、こういう経緯がございます。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp