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委員会会議録

質問文書

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平成27年10月大規模スポーツイベント対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野澤 義雄 議員
質疑・質問日:10/26/2015
会派名:ふじのくに県議団


○野澤委員
 私は浜松市北区なんですけれどもね。実はもう45〜46年になるんですかね。ラグビーのスポーツ少年団があるんです。いまだに続いてて、盛んなんですよね。ただ、残念なことに、中学校にラグビー部がないというので、すぐ近くには浜松工業という非常に強いところがありますけどね、そこにつながっていかないんですよね。そういった実態が1つあるということも、お知らせしたいというふうに思います。
 スポーツ少年団もいろいろ盛んなわけですけれども、じゃあ先ほど言われたように、野球、サッカー、それからバレーボールに卓球に体操に柔道に剣道に空手になんていうふうにたくさんあって、私もそういった中の1つを担っているわけですけれども、指導者は民間にたくさんおるわけですけれども、むしろこのごろは子供の数のほうが減ってきてね。それぞれが取り合いみたいな形になっちゃってるんです。みんな熱い思いを持って、どの種目でも一生懸命子供を教えようと思ってるんだけれども、子供そのものが足りないというようなことにもつながってるような気がするんだけれどもね。
 ただ一つ言えることは、これからは1つの競技種目に小さい頃から固めてしまうんではなくて、いろいろやるのがいいんじゃないかなとも言われていますよね。見たことありませんけれども、フランスなんか、あるいはドイツあたりでも、総合型というか、そのようなスポーツクラブがあって、あの有名なサッカーのジダン選手なんかも、サッカーやりながら柔道やってた、柔道やりながらサッカーやってたというようなことらしいんですけれども、いろいろやってみて、それで自分に合ったものを選択しながら、専門性を高めていくみたいなこともありかなと。このごろはスポーツ少年団の活動の中でも、総合型というのもどうかなということで、模索の動きがあるんですよね。したがって、なかなかサッカーやってる子たちに、じゃあラグビーのほうへ転向しろと言っても難しいかもしれませんけれども、いろいろやるというような、そういうスポーツ少年団なりクラブなりある中で、ラグビーというのも大変すばらしいスポーツだということはわかりますから、ひとつ位置づけながら普及していくというのも一つ手じゃないかなというふうに思っていますけれども、御所見があれば聞かせていただきたいと思います。

○前田吉法氏
 スポーツ少年団関係は、実は先ほどセミナーのときに、ラグビー協会のそれこそ浜松の方だと思うんですけれども、来ていただいて、その方も小学校の教員だったんですが、やっぱり同じようにスポーツ少年団の数が少ないということはおっしゃっていました。
 私たち教員ですので、どうしても昔は教員が何かスポーツ少年団の先生をやったりとかということはよくあったんですが、最近ではほとんどそういうことがないです。今考えているのは、例えば静岡県で体育の授業だと、サッカーやってるところが多いんですが、実はサッカーをやらなくてもいいんです。ゴール型ゲームということであるならば、何をやってもいいんですね。ですが、それを今は静岡県ということで、何となくサッカーをやる機運があるんです。そこでサッカーだけに限らず、ラグビーもゴール型ゲームですので、ラグビーを取り入れていくだとか、そのような学校教育のほうから広げていくということが、私たち考えの中に一つあります。
 やはりスポーツ少年団とかになってしまうと、今人手が足りないし、子供も足りないということもあると思うんですけれども、学校教育の中でできることもありますので、そちらのほうでやっていければいいことを考えていきたいなと思っております。

○松井靖国氏
 それにつけ足しで、スポーツ少年団が子供たちの取り合いになってるのは、もう本当にまさにそのとおりだと思います。ラグビーを子供たちに浸透させていくのは、やっぱり学校教育の中に入れていくということが、一番効率がいいだろうというふうに私も思います。そのために、私たちテキストも開発しておりますし、素人の女の先生でもラグビーが教えられるというふうな形のものを準備をしています。
 一番いいのは、県議さん方がもし学校なんかに行く機会がありましたら、校長などにラグビーの授業やっているのというふうに聞いていただけると、いや、やってないということになれば、現状がよくわかっていただけるだろうし、そうすると、ひょっとしたらこれはやらなきゃいけないんじゃないかなというような思いにもなるかもしれませんので、ぜひ声をかけていただければなというふうには思います。

○前島康志氏
 ラグビーの競技人口を急激にふやすとかいうのは難しいと思うんです。それ以外にやっぱり私たちは、文化として広げたほうがいいかなというふうに思っています。例えば、さっき言った交流大使なんかは、本当によくて、例えばあれは女の子でも参加できるわけじゃないですか。そういう文化が広がることによって、根づくことによって、競技人口もだんだんふえてくるのかなというふうに思っています。
 例えば今回、ワールドカップでイングランドは、外でいろんなことをやっていましたよね、あのブースで。あのブースで、例えば今度、袋井へ来たときに、子供たちがチャレランみたいなことをやって、みんなで海外の子と交流したりすると、日本発チャレランの文化が世界に発信するわけじゃないですか。しかもそこで子供たちがいろんな会話をする。それは、ラグビーという文化を通してやるわけですから。そういうような活動が要するに根づいていくわけじゃないですか。そうすると、やっぱり子供が認知して、どんどん競技人口も広がっていく、逆にそういうふうになっていけばというふうに思います。以上です。

○芹沢晴信氏
 私は娘が6年生にいるんですけれども、娘はこの前、ラグビーの教室に沼津のほうへ行かせてもらって、もともとうちの娘はホッケーをやってるんですけれども、それで終わった後、本当にそのラグビー、タグラグビーですけど、楽しかったというような感想を言ってました。やはり学校の授業という形で子供たちに伝えるのが一番で、子供たちにラグビーの楽しさを知らせるには早いかなと思うんです。体育の実技研修なんていうのがよく教員の中であるんですけれども、ラグビーの実技研修みたいなものがもし実現できたら、子供たちによりラグビーの楽しさが伝わると思うんです。
 また、サッカーとラグビーを比べて、ルールの違いにもあると思うんですけれども、ラグビーのほうが、いろんな子たちが体力面でもたくさん運動するというような結果が出ているというのもありますので、ぜひラグビーの実技研修のようなものを学校の研修の中で取り入れていけたらいいなというふうに願っております。以上です。

○杉山裕之氏
 先ほど相坂委員から静岡市はどうでしょうかというお話がありました。本校の場合でいいますと、来年の1月、2月に4年生と5年生がタグラグビーの授業を行います。このタグラグビーの授業については、私たち教員のほうが全く素人です。実はちょうど何かのつながりの中で、清水ラグビーの会みたいなところから、先生授業にどうですかというお話をいただいて、やることになりました。そういった方々、今ちょうど旬っていうんでしょうか、一番いい時期ですので、もし県議さんたちの幅広いネットワークの中で、いろんな形で学校でどうだ、そういう人たちいないかということがあれば、ある程度の動きができてきて、それがまた飛び火していくというんでしょうか。先生たちがまだ全然指導法を知りませんので、今回――私は教頭職なものですから――その担任の先生方にお願いしたのは、とにかく見て、指導者の様子を見ながら自分たちが学ぼうとお願いしました。タグラグビーですから、基本的にはもうその皆さんに丸投げするような形で、1回授業をしていただく形になります。本来の形ではありません。本来は教員がちゃんと指導、ノウハウを持ってタグラグビーをやっていくというほうが正当だと思うんですけれども、そういういろんなアプローチの仕方もあると思いますので、このイベントを大きくするためにも、そういった広がりも必要かなと感じております。

○野澤委員
 ありがとうございました。
 タグラグビー、学校で行うタグラグビーということに絞って伺いますけれども、そういったものを、それじゃ体育の授業の中に取り入れると、カリキュラムとして取り入れるということになると、どういうような制度的な手続が必要なんでしょう。私、その辺のことがちょっとわからないもんですから、教えていただきたいというふうに思います。

○杉山裕之氏
 全く必要ございません。先ほど前田が話しましたように、ゴール型ゲームということで、学習指導要領の中で幾つかゲームの種類があるんですけれども、サッカーでもいい、バスケットでもいい、もちろんタグラグビーでもいい。それから、バルーンバレーのようなものでもいい。そういったゲーム型の授業というのは、3年生から6年生ぐらいまでの間にカリキュラムを組んでやっていけばいいものですから、タグラグビーも本当に1つの実践として、確実にできます。
 なおかつ、先ほどのプレゼンの中で示しましたように、幾つかラグビーのよさ、逆転現象が起きるだとか、そういった運動量も多いというような、誰でも取り組めるというよさが、やっぱりタグラグビーの中にあると私たちは思っておりますので、できるだけ普及もしていきたいなと考えております。

○野澤委員
 その選択については、一定の指導ができる先生がいるというようなことと、それからあと判断は、それぞれの学校の判断ということでよろしいんですか。

○中沢(公)委員長
 ちなみにうちの息子、小学校6年生なんですけど、やってますよ、タグラグビー、授業で。先週ずっとタグラグビーだった。湖西もやってます。

○野澤委員
 現在、タグラグビーを取り入れている学校というのは、おおよそどんな、どのくらいありますか。

○杉山裕之氏
 これは、逆に教育委員会に調べていただければと思うんですが、私の実感では、私が経験している区内の中では、2割ぐらいかなと。地域によって差があると思うんですね。

○野澤委員
 わかりました。

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