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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年12月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:須藤 秀忠 議員
質疑・質問日:12/15/2009
会派名:自由民主党県議団


○須藤委員
 済みません、2点ほど教えてください。
 最初に7ページ、不用文書の再資源化の中の「機密性の高い公文書の再資源化と情報の外部漏えい防止を図るため、平成19年10月以降、文書リサイクルシステムにより、これまでシュレッダーで処理していた文書や外部に溶解処理を委託していた文書を庁内で溶解処理し、再生紙原料として古紙回収業者に売却している」ということですけれども、この設置場所が県庁の本館の1階の文書リサイクル室ですね。これどういう方法でやっているんですか。搾り機か何かに入れて、規模ですね、能力、それから機械設備の費用といいますか、その辺はどうなのか。まずお聞かせ願いたいです。
 それから処理実績を見ると平成19年度は途中からですけれども、平成20年度は1年間で160.7トン、売却額が332万2981円あったんですけれども、今年はまだ半年分で77.2トン、大分少なくなっております。売却額が463円、トン当たり6円台ですよね。随分安いなと思ったもんですからね。どうしてこうなっちゃたのか、ちょっとこれも教えていただきたいと思います。

 それから次に9ページの職員採用の障害者の採用選考についてですけれども、ここに応募者数が33名で合格者が6名っていうことで、障害者の障害の状況というのはどういう状況の人たちが合格しているのか、それで職場配置はどういうようなところへ配置されているのか、私が前にも県民から頼まれたことがあって聾唖者とかそういう人たちの職員採用についてはどうも採ってくれないようなものですから、向く場所がないのかどうかですね。障害によってね、県としても適材適所でもって何とか使える状態の人は雇っていってもいいだろうとは思うけど、なかなか雇ったはいいけどどこへやっていいかわからないという苦労もすると思うんですけれども、その辺のことについてもう少し詳しく教えていただければと思います。よろしくお願いします。

○庄司用度室長
 御質問のあった文書リサイクルシステムのうち能力、費用それから価格の問題についてお答えします。
 文書リサイクルシステム、これは本館の1階の郵便局の横にあるちょっと小さい部屋でやっております。これは小さい割に能力的には非常に大きいと思います。月間で10トンぐらいは処理できるという容量でございます。実際に今、今年の8月ごろナカバヤシのほうからトイレットペーパーになるんだよというような新しいホワイトゴートとという製品が発売されているんですけれども、こちらは1000万円ぐらいいたしまして、処理量が24時間稼働で7.2キロということですから、1カ月で20日としても140キロぐらいしか多分処理できない。それに比べて今やっているものは10トンぐらい処理できているということですから処理量としてはかなりあります。これは富士市の製紙メーカーが開発をしたもので外務省とか国立印刷局で導入をされておったものです。それらを見て私どもで導入を決めたという経緯がございます。
 費用的にはこれは7年契約をしておりまして、1年間大体400万円ぐらいのリース料です。ですから7年間で7倍ということですから、そのぐらいかかります。あとはそれ以外に点検を富士市のメーカーにお願いをしておりまして、これが大体年間60万円ぐらいかかっております。
 当初は御指摘のとおり高かったんです。導入したころはちょうど中国で北京オリンピックがあって、非常に古紙価格も高騰していた時代です。その後北京オリンピックも終わった後、古紙価格も大分下がっておりますので、普通の新聞紙の価格のほうも極端に――こちらほど極端ではございませんけれども――下がっております。新聞紙のほうは北京オリンピックのころ――平成20年度の後半のころですね、新聞、雑誌がトン当たり2万円から2万3000円ぐらいだったものが、今現在はこの約半分です、1万1000円から1万2000円という状況になっております。
 それからこちらの溶解処理物でございますけれども、平成20年度はトン当たり2万円くらいで取ってもらったんですが、今トン当たり6円ということになります。これは下がり方が非常に大きいということで、私どもも今業者のほうにいろいろ事情を聞いたりしております。実はいろいろと違いがわかったんですけれども、新聞とか雑誌の場合は、よく製紙工場に行きますと大きく針金でくくった形で四角にしてぽんぽんとおいてあります。ところがこの場合は、もう水が入ってドロドロに溶けた状態です。利点としてはそのまま放りこめるという利点はあります。新聞の場合はそれを1回放りこんでそれを溶かすという工程が必要です。そういう利点はあるのではないかと思ったんですけれども、ただそれこそこれから中国とかインドのほうへの輸出を考えると、はっきり言ってとても今の私どもの処理物については有利ではないと、そのような認識をされております。
 ですから、来年度以降もちょっと厳しいかなと思いますけれども、今私もどうしたら高く取ってもらえるんだろうかということでいろいろ検討しております。例えば県のトラックを何とか活用して最悪直営で業者のところまで持っていくとか、そういうようなことも考えられるのではないかといろいろ模索をしております。そのほか業者さんにはなるべくたくさんの方に参入していただけるように、余計な用意をしなくていいようにですね。大きな200キロぐらいの重たいものをトラックに積むものですから、トラックも制限があります。パワーゲートつきのトラックを持っていることとか、それからそこに入れ物のかご――パレテーナと言うんですけれども――それも貸してくださいというお願いをしてるんですけれども、そういうものも持っているところというとだんだん限られてきますので、そういったものをある程度県のほうで用意することによってたくさんの業者に参加していただいて、価格が少しでも高く取っていただけるように、来年の契約に向けて今検討しておるところであります。以上です。

○鈴木職員室長
 身体障害者の選考でございますけれども、この選考につきましては受験の要件といたしまして、1級から6級、いずれの級でも結構ですけれども身体障害者手帳をお持ちの方ということでやっております。
 今年の6名ですけれども、心臓ですとか腎臓ですとかそういった内臓系の障害をお持ちの方が3名、それからリウマチでちょっと上肢に機能障害があるとか、あるいは上腕を切断されている、いわゆる整形外科的な方が2名、もう1名の方は難聴の方でありました。
 これらの方の採用後の配置のことでございますけれども、それぞれ任命権者のほうで就業するについて一定の配慮が必要であればそれを考えた上で配置をしていただいているということでございます。今年の方につきましてはこれから配置が決まってくるものだと思いますけれども、私どもの面接の限りでは特段の配慮が必要というふうなことではなかったというふうに考えております。
 それから、いわゆる聴覚障害の方の件でございますが、今年も難聴の方何人かにお受けいただいておりますけれども、一番重い方は2級の方がいらっしゃいましたけれども、面接の中でコミュニケーション能力というところもございますので、その辺若干厳しいところがあります。残念ながら合格していただけなかったんですけれども、電話の応対ですとか仮に配置するということになりますと、その辺は若干難しいところがあるのかなという、難しい業務があるのかなと。したがってそれなりに相当考慮しないと配置できないということも考えられるのかなと――これ任命権者のほうで行うことですけれども――そういった状況かと考えております。

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