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委員会会議録

質問文書

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平成27年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 行洋 議員
質疑・質問日:10/29/2015
会派名:ふじのくに県議団


○遠藤(行)委員
 よろしくお願いします。
 私は1点、行政評価のあり方について一問一答方式で質問させていただきます。
 今回も施策展開表をいただきました。行政評価、この施策展開表以外にも県の場合、ふじのくに士民協働事業レビューであるとか、所管は違いますけど、“ふじのくに”づくり白書であるとか、いろいろあります。我々は会派でもふじのくに県議団で政策体系シートをつくって、成果と評価を年度ごとホームページで公開しております。なかなか行政評価というのは難しいと思いますね。
 改めてこの施策展開表が何なのか見てみると、ここにポイントが2つあります。県の仕事について具体的な内容を表にして見える化するというのが1点。もう1つ、その表を使って仕事を改善するためのものとありますよね。この県の仕事の見える化ということで、この施策展開表を拝見すると、ここにもしっかり書いてある。わかりやすく整理しなければいけないと書いてありますね。そこでまず伺います。この施策展開表、わかりやすく評価すると書いてあります。わかりやすいと思いますか。

○市川行政改革課長
 必要な情報を盛り込んで整理してつくっていきますと、こういう形になるのではないかなと考えております。私はある程度は内容についてはわかるのではないかと考えているところでございます。

○遠藤(行)委員
 厳しい言い方をさせていただきますと、これを見てわかりやすいと思うその感覚は、私は変えていかなきゃいけないのではないかと思います。これをつくることが目的ではないですよね。あくまでもこれをつくった上で、仕事を改善するのが目的であるとここにしっかり書いてありますよ。やっていく施策や事業を盛り込んで、この施策展開表をつくるのが目的化してはだめだと思うんですよね。これはあくまでも手段ですよ。これを使ってあくまでも仕事を改善するのが一番の目的だと思うんですね。
 やはり、ぱっと見て、字も小さいし、もうぐちゃぐちゃと細かく盛り込んであるし、これを見てああそうか、わかりやすいな、こうなんだなんて思うほうがやっぱりおかしいと思う。これはやっぱりこの仕事を改善する前に施策展開表を改善していただきたい。それでないと仕事が改善しないと思います。

 もう1つ伺いますが、これをつくるのは物すごい大変だと思います。これは並大抵の作業ではないですよ。これをつくるのに疲れませんか。

○市川行政改革課長
 10番委員がおっしゃるとおり、これは改善に使いましょうというのが大きな目的でありまして、見にくいという御指摘なんですが、後ろのほうを見ていただくと現況の評価と改善が書いてございます。評価については今の課題をちゃんと各課、全ての課で目的に合わせて書いて、改善というのは今後どういうふうに課題を解決していくかと書いてございます。ですからこの後ろのへんを見ていただくと、PDCAサイクルを常に回して、事業なり、施策なり、その目的を達成する、その目的、何のためにやっているか、あるいはどういう資源をかけてやっているか、それを今どう評価して、今後どういう改善をしていくかが書いてあります。
 字が小さいのは大きくすればいいこともあるんですが、対応する上で印刷するコストもあるものですから、この大きさでやっておりますけれども、評価と改善をするという意味では、今申し上げたこのスタイルを別にとらなくても、全ての課で今やっているものを評価して、課題を認識して、仕事をよくしていくために改善を加えていく作業は必要ではないかなと考えております。それがこのフォーマットでやっておりますけれども、これについては定着したフォーマットでございますので、全く負担がないとは思っておりませんが、そういう必ずやらなければならない作業をこのフォーマットでやっていただくことについて、多大な負担になっているとは考えておりません。

○遠藤(行)委員
 このスタイルをとらなくても、それぞれの課で評価、実践している。だったら極論するとですよ、このスタイルをとらなくてもと今おっしゃったので、つくらなくてもいいということですよね、結局。だってこんないっぱい書いて、大変な作業をして、それでもこのスタイルをとらなくてもという発言だったら、じゃあつくらなくてもいいことになってしまうのです。もしつくるのだったら、もしこれを書くのだったら、やっぱりこれを生かして仕事の改善につなげられるものにしなきゃ、せっかくこれをつくっても、職員の皆さんが疲れちゃって、結局評価疲れして、へとへとになって、仕事は逆効果になってしまうことってあり得ると思うんですよね。だからこれはあくまでも手段であって、目的ではない。今それ以外にもちゃんとやっているものがあるのだったら、もっと効率よくやったほうがいいと思うんですよね。
 2ページ目にこの施策展開表の詳しい見方というのがあるのですけれども、その下のほうですけれども、コンパクトにと書いてあるのです。コンパクトに表形式でまとめて、このモデルがうまくできていれば、仕事もやりやすくなりますと。ですから、やはり僕はコンパクトにして、しかも見やすく、わかりやすく、全職員がこれをもとにしてできれば、もっともっと効率よくできると思う。だからその辺で、字を大きくすればわかりやすいとか、そういうものではなくて、確か平成24年業務棚卸表からこれにかえたわけですよね。業務棚卸表からこれにかえて、やりやすくしたわけですから、まだまだもっともっと改善の余地があると思いますし、やっぱり究極の目的は仕事がやりやすく、しかも効率よく改善するというのが目的なので、私はこの表自体をもう少し改善してわかりやすく、しかも誰が見ても本当に見やすく、見える化と書いてあるので、見やすく、わかりやすく、そういう工夫をぜひやっていただきたいと思います。いかがでしょうか。

○市川行政改革課長
 10番委員のおっしゃるとおりでありまして、私どもこれをつくるのが目的にやっているものではなくて、これを業務の改善のために使っていただくようにと先ほど申し上げましたのは、そういうPDCAサイクルを使った業務の見直しはどこでもやらなければいけないと、今はこの形式を使ってやっておりますということで、なるべくそういう便利なツールになるように毎年、様式の見直しも行っておりますし、年々こういうふうに使ってくださいという説明会もかなり部局に向けてやっているところでございますので、10番委員の御意見も踏まえて、さらに使いやすく、見やすくなるように一所懸命考えております。

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