• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:戸塚 久美子 議員
質疑・質問日:02/24/2010
会派名:平成21


○戸塚委員
 3点ほど質問させていただきます。
 1つは、一般会計の補正予算中のこの説明書の83ページから85ページ、それから、2つ目は、説明資料の7ページの国の2次補正中の30億円について。それから3つ目は、説明資料の14ページのガントリークレーンのことです。
 お答えの続きとして、コンテナクレーンのことについて、先に御質問いたします。
 私は、前林委員長の御配慮の中で、現場を視察させていただいたものでございます。そのときに、藤田委員から御指摘があったような御質問も私もいたしました。しかしながら、ただいまの御答弁を聞いていてもよくわからない、私どもの常識とは違い耐久年数がないとか、毎月の点検でそれが新品同様だとか、そういういろんなことがあったり、鈴与さんとの協議書が締結されていなかったり、私たちの考える普通の市民感覚ではわからないことばかりでございました。
 そういう中で、この説明資料14ページのちょうど真ん中あたりに、再発防止策とあわせて、恒久的な取り扱い基準を定めると書いてございますが、この取り扱い基準をどう定めていくのか、イメージを教えていただくと、ありがたく存じます。

 それから、議案説明書83ページから85ページの農地費の減額についてでございます。さまざまな補正予算の中で減額予算はたくさんございますが、20億円を超える減額予算は農地のところに集中しています。これは何を物語っているのかを具体的に説明していただき、新年度予算も厳しいと聞いている中で思いのたけを述べていただければと思います。

 3つ目、国の補正予算の30億円は経済対策として国から交付されるものでございましょうが、この30億円の事業効果をどういうふうに見ているのでしょうか。繰越明許費をもう少し圧縮して絞り込んだほうが予算規模としても、大きいものでございますが、この30億円をどのような効果のために使うのかをお示しいただきたいと思います。
 また、あわせて、その中にどういう工夫があるのか、工夫はそれほどないのかわかりませんけれども、雇用の安定化とか創出とか、その場所の選び方、それから、新卒の高校生を採用しているような企業に指名の点数のポイントがあるとか、ないとか、そういうような工夫があるのかも、あわせてお伺いできればと思います。
 道路から森林までの各セクションで事業効果をどのように見ているのかを、教えていただきたいと思います。
 
○平野港湾企画室長
 コンテナクレーンの取り扱い基準のイメージということについてお答えいたします。
 先ほど暫定的な取扱書というのを定めたという説明をいたしましたけれども、それまでは、県が許可をして使っておりましたので、普通の契約関係としてその仕様書みたいなものを提供はしてなかったんでございますけれども、そのかわりクレーン規則というものと、クレーンを作成した業者がつくりましたその仕様書と言うものがあって、それを適切に運用していれば、いいのかなという少し甘い考えがあったと思いますけれども、そういう形で運用されていたわけです。今回この暫定の中で定めようとしているものは、例えば先ほど風の基準が幾つかございましたけれども、その風の基準をどういうふうにするのか、どういう風が吹いたら使用をとめるのかとか、あるいは、その情報をどこから得てくるのかと、あるいはその情報をどういうふうに読むのかとか、だれがその決定をするのかとか、そういった細かいことも定めていくことが必要かなというふうに考えています。
 それから、例えば、使用を中断した場合に――今回の事故がまさにそうなんですけれども――その場でとどまって固定したほうがいいのか、あるいは本来固定すべきところまで移動して固定したほうがいいのかという、そういう点についての操作の基準みたいなものも、やはり今後必要なんだろうなということを感じておりまして、今後その事故の究明が進んだ場合に、その原因に対応したようなものを想定しながら、その使用基準というものを使用者側とよく協議しながら、いたずらに規制を強めて、使い方を悪くしても困りますし、安全性を確保しながら、使いやすい使用方法を定めていきたいと、そのように考えております。

○湯川農地保全室長
 農地費の大きな減額になった理由についてということで、説明をさせていただきます。
 議案説明書の85ページをお開きください。83ページに農地費23億円余の減額補正の大きな理由として85ページの(3)、農地保全費、それのイです。県営東富士演習場地区土地改良事業費の約13億円程度の減額が非常に大きなウエートを占めております。本事業は、国の委託によりまして、東富士演習場の治山治水対策工事を行っているものですけれども、今回減額する大きな原因となっているものは、現在実施しております搗の木川調節池工事が低入札になったということが大きなウエートとなっております。この工事は、平成23年度までの4年間で債務負担工事を行っているんですが、県予算は国の予算確保状況に合わせまして、当初設計したときの金額35億円余で予算を確保しております。それが入札した結果、低入札になりまして、約13億円程度の入札差金が生じております。それを今回、調整するというのが大きな理由でございます。
 そのほかにつきましては、議案説明書83ページから86ページにかけまして、それぞれの事業で、ここにありますように、国庫補助金の決定に伴う補正をそれぞれ行うものということです。以上でございます。

○原田経理監
 地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用した30億円の事業の経済的な効果についてでございますが、現時点におきまして、具体的に、例えば産業連関等におきます波及効果の額というようなものを算定したものは持ち合わせてございませんが、今回先議をお願いいたしておりますので、議決をいただきました後には、できるだけ早期に発注できるような形で準備を整えたいと。それで現場のほうで、早期の事業ができるように、整えたいということで考えております。
 それで、箇所等の考え方なんですが、できるだけ小さいもの、修繕系とか、あるいは改築系でも、比較的小規模なもので、地元の中小企業へ仕事が行き渡る、それによりまして、雇用の効果が発現され、新卒者等にも効果が行き渡るような形で考えたいということで考えております。以上でございます。

○戸塚委員
 それでは、その事業効果において、1件当たり大体平均すると、どのくらいの規模の工事がこの2次補正で行われるのかをお伺いします。

 それから農地のほうの13億円の低入札というものはまれなことなのでしょうか、お伺いします。

○原田経理監
 1件あたりのその額ということでございますが、先ほども答弁で申し上げましたが、まだ現在箇所を選定作業中でございます。確かに改築系のものは比較的大きな事業費が見込まれまして、側溝修繕とか、あるいは標識関係ですとか、比較的事業費が小さいもの等も織りまぜて、信号機の改修とか、そういったところまで考えておりますので、今のところ、1件当たり幾らというような金額はちょっと申しかねるところでございます。以上でございます。

○湯川農地保全室長
 搗の木川調節池工事の低入札ということですけれども、金額的には非常にそういった大きな低入札というのは、農地の工事の中ではめったにない話で、もともと農地の工事自体がそういう大きな工事を発注することもめったにない話なんです。本工事につきましては、国からの全額補助受託によりまして、さっきありましたように、東富士演習場内にダムをつくる工事です。予定価格として約36億円の大きな工事です。大規模な土工を伴う工事ということで、業者のほうでそれなりの機械をもってくるとか、かなりの工夫をして、ある程度低い金額で入札としたという。当然低入札となりましたので、積算内容が適当かどうかという調査をしておりますので、そういった調査をしたところ、そういった工夫のもとにこの価格でできるということで、報告を受けて、現在契約して、工事を進めているところです。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp